僕「へい、おやびん!」
1: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:14:55.384 ID:mE8HmkJe0
親分「おやびんじゃなくて親分だ」
僕「へい、おやびん!」
親分「話通じねえ!」
僕「へい、おやびん!」
親分「話通じねえ!」
2: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:15:27.751 ID:mE8HmkJe0
親分「おい!今日もやるぞ」
僕「へい」
親分「へへへ・・・これであいつらを困らせてやるんだ」
僕「おやびん、今日も悪でやんすね!」
親分「煽てたって何も出ないぜ」
僕「母乳が出るかもしれない」
親分「出ねぇよ!」
僕「へい」
親分「へへへ・・・これであいつらを困らせてやるんだ」
僕「おやびん、今日も悪でやんすね!」
親分「煽てたって何も出ないぜ」
僕「母乳が出るかもしれない」
親分「出ねぇよ!」
3: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:15:40.731 ID:mE8HmkJe0
僕「ゴミ全部拾い終わりでやんす」
親分「ボランティアの奴らが困る姿が目に見えるぜ」
お爺さん「おやおや、関心だねぇ」
僕「むっ、おやびん・・・ナメてますよこいつ・・・ヤっちゃいますか」
親分「ふん、ほっておけ。牙が抜けて相手の力量も悟れなくなってやがるのさ」
お爺さん「おい無視してんじゃねえぞガキコラ」
僕「ひぇぇぇ」
親分「ふぇぇぇ」
親分「ボランティアの奴らが困る姿が目に見えるぜ」
お爺さん「おやおや、関心だねぇ」
僕「むっ、おやびん・・・ナメてますよこいつ・・・ヤっちゃいますか」
親分「ふん、ほっておけ。牙が抜けて相手の力量も悟れなくなってやがるのさ」
お爺さん「おい無視してんじゃねえぞガキコラ」
僕「ひぇぇぇ」
親分「ふぇぇぇ」
4: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:15:51.394 ID:mE8HmkJe0
僕「おやびん!今日はどんな悪をしやすか!」
親分「さっき落とし物を拾ったんだがよぉ」
僕「まさかおやびん・・・」
親分「この落し物を・・・警察に届けてやらぁ」
僕「なんて悪なんだおやびん、日夜忙しい警察にこの程度の落し物で迷惑をかけようってんすね」
親分「へっへっへ」
親分「さっき落とし物を拾ったんだがよぉ」
僕「まさかおやびん・・・」
親分「この落し物を・・・警察に届けてやらぁ」
僕「なんて悪なんだおやびん、日夜忙しい警察にこの程度の落し物で迷惑をかけようってんすね」
親分「へっへっへ」
6: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:16:51.912 ID:mE8HmkJe0
僕「おやびん、する事なくなりやしたね」
親分「じゃあ・・・ナンパすっか」
僕「え、でもおやびん・・・」
親分「うるせえ!デパートだ、ついてこい!」
僕「へい!」
親分「じゃあ・・・ナンパすっか」
僕「え、でもおやびん・・・」
親分「うるせえ!デパートだ、ついてこい!」
僕「へい!」
7: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:17:16.766 ID:mE8HmkJe0
親分「お嬢さん、どうかしましたか?」
ょぅι゙ょ「ままが、ままがいないのぉ」
親分「おい、アナウンスだ」
僕「へへっ、なんて悪なんだおやびん、親に恥かかせてやろうってんすね」
親分「察しがいいじゃねぇかぁ」
ょぅι゙ょ「・・・?」
親分「大丈夫ですことよ、すぐにお母さん来てくれますからね」
ょぅι゙ょ「うん!」
ょぅι゙ょ「ままが、ままがいないのぉ」
親分「おい、アナウンスだ」
僕「へへっ、なんて悪なんだおやびん、親に恥かかせてやろうってんすね」
親分「察しがいいじゃねぇかぁ」
ょぅι゙ょ「・・・?」
親分「大丈夫ですことよ、すぐにお母さん来てくれますからね」
ょぅι゙ょ「うん!」
8: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:19:03.150 ID:mE8HmkJe0
僕「あのガキ完全におやびんにイカれてましたよ」
親分「あァそうだろうなぁ~?」
僕「親も半べそで謝ってましたよ!さすがは悪の権化っすわ!」
親分「へへへへ」
親分「あァそうだろうなぁ~?」
僕「親も半べそで謝ってましたよ!さすがは悪の権化っすわ!」
親分「へへへへ」
9: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:20:21.898 ID:mE8HmkJe0
僕「あ!自転車を倒して遊んでるガキどもがいやすぜ!」
親分「うちの島で滅多な事してくれるじゃねぇかぁ」
僕「やっちまいますか?」
親分「オレがでらぁ」
僕「いや・・・だめでしょ・・・」
親分「あ?」
僕「僕がいきやすぜ、この程度の事でおやびんの手を煩わせるまでもねぇや」
親分「そ、そうかぁ?」
親分「うちの島で滅多な事してくれるじゃねぇかぁ」
僕「やっちまいますか?」
親分「オレがでらぁ」
僕「いや・・・だめでしょ・・・」
親分「あ?」
僕「僕がいきやすぜ、この程度の事でおやびんの手を煩わせるまでもねぇや」
親分「そ、そうかぁ?」
10: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:20:44.087 ID:mE8HmkJe0
僕「コヒュー・・・コヒュー・・・」
親分「だ、大丈夫ですか!」
僕「いや一方的に殴られただけでさぁ、おやびんがサツ呼んでくれて助かったでやんす」
親分「あ、ああ・・・そうだな・・・とりあえず家来いよ、手当てしてやる」
僕「・・・どうして僕は目隠しされるでやんす?」
親分「ひ、ひみつ!」
親分「だ、大丈夫ですか!」
僕「いや一方的に殴られただけでさぁ、おやびんがサツ呼んでくれて助かったでやんす」
親分「あ、ああ・・・そうだな・・・とりあえず家来いよ、手当てしてやる」
僕「・・・どうして僕は目隠しされるでやんす?」
親分「ひ、ひみつ!」
11: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:22:18.992 ID:mE8HmkJe0
???「お帰りなさいませ」
親分「ええ、至急応急処置を」
僕「お、おやびんのアジトでやんすか?」
???「あ、アジト・・・?」
親分「ええ、至急応急処置を」
僕「お、おやびんのアジトでやんすか?」
???「あ、アジト・・・?」
12: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:23:10.160 ID:mE8HmkJe0
僕「おやびん!おやびんのおかげで大事にならなかったでやんす」
親分「そうかぁ・・・まぁ手下はいざというときのために取っておかねぇとなぁ」
僕「ところでおやびん、おやびん他にも手下が居たでやんすね」
親分「お、おう?そうだぞ、オレぁビッグだからな!」
僕「さすがでやんす!」
親分「そうかぁ・・・まぁ手下はいざというときのために取っておかねぇとなぁ」
僕「ところでおやびん、おやびん他にも手下が居たでやんすね」
親分「お、おう?そうだぞ、オレぁビッグだからな!」
僕「さすがでやんす!」
13: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:23:28.376 ID:mE8HmkJe0
僕「おやびんってお洒落でやんすよね」
親分「え、そ、そうでしょうか?」
僕「もちろんでやんす!でかいグラサンに虎の毛皮でできたコート!じゃらじゃらとつけた安物のアクセサリー!
首元に見える少女チックなペンダントも洒落てるんでやんす」
親分「え、えへへ・・・初めてこのファッションを褒められました」
僕「口調がおかしいでやんす」
親分「む!ご、ごほん!お前もそれなりの格好してこいよ、いつもコンビニ帰りみたいな服装じゃねえか」
僕「反社会集団の一員だからお金ないんでさぁ」
親分「ニートかよ!」
親分「え、そ、そうでしょうか?」
僕「もちろんでやんす!でかいグラサンに虎の毛皮でできたコート!じゃらじゃらとつけた安物のアクセサリー!
首元に見える少女チックなペンダントも洒落てるんでやんす」
親分「え、えへへ・・・初めてこのファッションを褒められました」
僕「口調がおかしいでやんす」
親分「む!ご、ごほん!お前もそれなりの格好してこいよ、いつもコンビニ帰りみたいな服装じゃねえか」
僕「反社会集団の一員だからお金ないんでさぁ」
親分「ニートかよ!」
14: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:24:13.231 ID:mE8HmkJe0
僕「さておやびん、今日はどんな悪をしやしょうか」
親分「あー・・・それなんだけどなぁ」
僕「へい」
親分「しばらく・・・ていうか、やめる事になった」
僕「えぇ!?」
親分「わりぃな兄弟・・・」
僕「何ででやんすか!僕なんか足らなかったでやんすか!?」
親分「お前は色々足りないけどな!頭とか!そういう事じゃねえんだよ!」
僕「じゃあなぜぇ?」
親分「ご、めんなさい」
僕「・・・」
親分「あー・・・それなんだけどなぁ」
僕「へい」
親分「しばらく・・・ていうか、やめる事になった」
僕「えぇ!?」
親分「わりぃな兄弟・・・」
僕「何ででやんすか!僕なんか足らなかったでやんすか!?」
親分「お前は色々足りないけどな!頭とか!そういう事じゃねえんだよ!」
僕「じゃあなぜぇ?」
親分「ご、めんなさい」
僕「・・・」
15: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:31:18.957 ID:mE8HmkJe0
僕「今日から僕がおやびんだ・・・僕がこの島で唯一悪事を働いていいんだ・・・」
僕「・・・ゴミ拾い行こ」
僕「かーっ!おやびん、どうでやんすかこの収穫!」
僕「あ、僕がおやびんだった」
僕「1人でやってっと奇異の目に耐えがたいものがあるな・・・見るな女子高生たち、僕はこの市で最も悪いんだぞ」
僕「・・・きゃわわ」
僕「・・・ん・・・?」
僕「・・・ゴミ拾い行こ」
僕「かーっ!おやびん、どうでやんすかこの収穫!」
僕「あ、僕がおやびんだった」
僕「1人でやってっと奇異の目に耐えがたいものがあるな・・・見るな女子高生たち、僕はこの市で最も悪いんだぞ」
僕「・・・きゃわわ」
僕「・・・ん・・・?」
17: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:39:01.445 ID:mE8HmkJe0
僕「・・・よく見るとお嬢様学校の生徒だな」
女子高生「そっかぁ、寂しくなるね」
女子高生2「まあ遠くいってもうちら友達でしょ」
お嬢様「そういってもらえると嬉しいです」
女子高生「それよりさ・・・後ろの人ずっとついてきてない?」
僕「わかる、怖いよね」
女子高生2「お前だけど?」
僕「だってよ」
女子高生2「いやお前だけど!」
お嬢様「・・・え、いや、どうして・・・?」
僕「おやびんの座は譲らせてもらった、今日から僕がおやびんだ、つまり君は手下なわけだ」
女子高生「あの、ほんと、これ以上付きまとうなら警察呼びますよ」
僕「悪は警察に屈しない」
女子高生「そっかぁ、寂しくなるね」
女子高生2「まあ遠くいってもうちら友達でしょ」
お嬢様「そういってもらえると嬉しいです」
女子高生「それよりさ・・・後ろの人ずっとついてきてない?」
僕「わかる、怖いよね」
女子高生2「お前だけど?」
僕「だってよ」
女子高生2「いやお前だけど!」
お嬢様「・・・え、いや、どうして・・・?」
僕「おやびんの座は譲らせてもらった、今日から僕がおやびんだ、つまり君は手下なわけだ」
女子高生「あの、ほんと、これ以上付きまとうなら警察呼びますよ」
僕「悪は警察に屈しない」
18: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:43:25.729 ID:mE8HmkJe0
警察「うーうー!警察だ!」
僕「しまった!本当に警察を呼ばれてしまった!」
警察「ちょっとこっち来てもらえるかな」
僕「あ、悪は警察には屈しないと言っておろうが!」
お嬢様「ちょっと待ってください!この人は私の、その、兄なんです!」
僕「衝撃の事実」
お嬢様「ちょっと口裏合わせてくださいまし、ほんとに捕まっちゃいますよっ!」
僕「いやぁでへへ、実はそうでしてね、善良な市民ですよ、ほら見てゴミ拾いしてる」
警察「たしかに!」
僕「わかる!」
女子高生「えぇ・・・」
僕「しまった!本当に警察を呼ばれてしまった!」
警察「ちょっとこっち来てもらえるかな」
僕「あ、悪は警察には屈しないと言っておろうが!」
お嬢様「ちょっと待ってください!この人は私の、その、兄なんです!」
僕「衝撃の事実」
お嬢様「ちょっと口裏合わせてくださいまし、ほんとに捕まっちゃいますよっ!」
僕「いやぁでへへ、実はそうでしてね、善良な市民ですよ、ほら見てゴミ拾いしてる」
警察「たしかに!」
僕「わかる!」
女子高生「えぇ・・・」
19: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:48:28.269 ID:mE8HmkJe0
僕「友達はいいの?」
お嬢様「そんな状況じゃないでしょう」
僕「そっか」
お嬢様「それにしても、どうして私だとわかったんですか?」
僕「こっちずっと見てたから」
お嬢様「それだけで!?」
僕「いや・・・おやび・・・お嬢様のペンダントだよ、少女チックなペンダント」
お嬢様「ああ・・・」
僕「決め手はやっぱり、惹きつけられたからかな」
お嬢様「惹きつけ・・・?なぜです?」
僕「世界一の美少女は世界に1人しかいないから」
お嬢様「な、なにばかな事言ってるんですか!」
お嬢様「そんな状況じゃないでしょう」
僕「そっか」
お嬢様「それにしても、どうして私だとわかったんですか?」
僕「こっちずっと見てたから」
お嬢様「それだけで!?」
僕「いや・・・おやび・・・お嬢様のペンダントだよ、少女チックなペンダント」
お嬢様「ああ・・・」
僕「決め手はやっぱり、惹きつけられたからかな」
お嬢様「惹きつけ・・・?なぜです?」
僕「世界一の美少女は世界に1人しかいないから」
お嬢様「な、なにばかな事言ってるんですか!」
20: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 22:53:58.001 ID:mE8HmkJe0
僕「なんで、突然やめるなんて言ったの?」
お嬢様「・・・それは」
僕「ごくり」
お嬢様「口で言わないでくださる!?」
僕「めんご」
お嬢様「手下だった頃からおかしいなとは思ってましたけど・・・素だともっとおかしいんですのね」
僕「まあね」
お嬢様「こほん、それでえっと・・・引っ越す事になったんです」
僕「引越し」
お嬢様「遠く、遠くですのよ、もうあなたとも会えませんわ」
僕「なるほど?」
お嬢様「・・・寂しい、と思ってくださります?」
僕「思ってなかったらこんな事してないよ」
お嬢様「・・・それは」
僕「ごくり」
お嬢様「口で言わないでくださる!?」
僕「めんご」
お嬢様「手下だった頃からおかしいなとは思ってましたけど・・・素だともっとおかしいんですのね」
僕「まあね」
お嬢様「こほん、それでえっと・・・引っ越す事になったんです」
僕「引越し」
お嬢様「遠く、遠くですのよ、もうあなたとも会えませんわ」
僕「なるほど?」
お嬢様「・・・寂しい、と思ってくださります?」
僕「思ってなかったらこんな事してないよ」
21: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:01:19.606 ID:mE8HmkJe0
お嬢様「だから、その、最後の、お別れに、その・・・」
僕「うん?」
お嬢様「・・・」
僕「セックスしたいの?」
お嬢様「ち、違いますし!ちゅーです!」
僕「セックスだろうと、ちゅーだろうと、しないよ」
お嬢様「は、はっきりと断らないでくださいまし・・・」
僕「これっきりなんて、そんなの認めないよ」
お嬢様「でも、仕方ない事なんです、お父様の言う事は・・・」
僕「それでも悪か!悪の権化か!」
お嬢様「っ!」
僕「引っ越したっていいよ、転校して友達とさよならして、僕ともさよならしたっていいよ」
お嬢様「・・・」
僕「君が納得してるならいいんだよ、でもしてないでしょ」
お嬢様「それは、えっと」
僕「大体予想はついたよ、堅苦しい家で堅苦しい学校で、ちょっとした反抗でやってたんでしょ」
お嬢様「そうですね、そうですよ!でも私程度で抗える事ではないのです!ニートにはわからないでしょうけど!」
僕「それを言われると弱い」
お嬢様「えっ・・・そこは反論してくださいまし・・・」
僕「うん?」
お嬢様「・・・」
僕「セックスしたいの?」
お嬢様「ち、違いますし!ちゅーです!」
僕「セックスだろうと、ちゅーだろうと、しないよ」
お嬢様「は、はっきりと断らないでくださいまし・・・」
僕「これっきりなんて、そんなの認めないよ」
お嬢様「でも、仕方ない事なんです、お父様の言う事は・・・」
僕「それでも悪か!悪の権化か!」
お嬢様「っ!」
僕「引っ越したっていいよ、転校して友達とさよならして、僕ともさよならしたっていいよ」
お嬢様「・・・」
僕「君が納得してるならいいんだよ、でもしてないでしょ」
お嬢様「それは、えっと」
僕「大体予想はついたよ、堅苦しい家で堅苦しい学校で、ちょっとした反抗でやってたんでしょ」
お嬢様「そうですね、そうですよ!でも私程度で抗える事ではないのです!ニートにはわからないでしょうけど!」
僕「それを言われると弱い」
お嬢様「えっ・・・そこは反論してくださいまし・・・」
22: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:05:17.556 ID:mE8HmkJe0
僕「最後に聞くけど、反抗、やめていいの?」
お嬢様「・・・」
僕「まった、今のじゃ弱いな・・・言葉変えさせて」
お嬢様「ムードがないですね!?」
僕「悪は潰えるのか?」
お嬢様「・・・悪、は・・・?」
僕「悪は正義に屈するのか?最後まで屈せずに華々しく散るのが悪じゃないのか?」
お嬢様「散っちゃだめでしょう・・・」
僕「やっと笑ってくれた・・・そうでやんすよ、おやびん。おやびんは悪い事してあくどい笑いを浮かべなきゃだめでやんす」
お嬢様「返してくれっかぁ・・・?オレに、その座をよぉ・・・」
僕「僕のおやびんは、おやびんしかいないでやんす!」
お嬢様「最後まで抗ってやらァ・・・親という正しさの権化に、不良になっちまった悪の権化のオレがなァ!」
お嬢様「・・・」
僕「まった、今のじゃ弱いな・・・言葉変えさせて」
お嬢様「ムードがないですね!?」
僕「悪は潰えるのか?」
お嬢様「・・・悪、は・・・?」
僕「悪は正義に屈するのか?最後まで屈せずに華々しく散るのが悪じゃないのか?」
お嬢様「散っちゃだめでしょう・・・」
僕「やっと笑ってくれた・・・そうでやんすよ、おやびん。おやびんは悪い事してあくどい笑いを浮かべなきゃだめでやんす」
お嬢様「返してくれっかぁ・・・?オレに、その座をよぉ・・・」
僕「僕のおやびんは、おやびんしかいないでやんす!」
お嬢様「最後まで抗ってやらァ・・・親という正しさの権化に、不良になっちまった悪の権化のオレがなァ!」
23: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:08:31.889 ID:mE8HmkJe0
親分「ふぅ・・・大方片付いたぜ」
僕「しばらく来なかったから、マジで行っちゃったかと思ったでやんす」
親分「ちゃんと待っててくれたんだな」
僕「勿論でやんす!僕はいつまでもおやびんの忠実な手下でやんす!」
親分「じゃ、じゃあそろそろ舎弟の儀でも交わすかぁ?」
僕「おお!やっとでやんすね!」
親分「目、目ぇつむれぇ」
僕「へい!」
親分「・・・」
僕「・・・」
お嬢様「・・・えへ」
僕「け、結局すんの・・・」
お嬢様「これで私とはお別れです、これからは舎弟ですからね」
僕「しばらく来なかったから、マジで行っちゃったかと思ったでやんす」
親分「ちゃんと待っててくれたんだな」
僕「勿論でやんす!僕はいつまでもおやびんの忠実な手下でやんす!」
親分「じゃ、じゃあそろそろ舎弟の儀でも交わすかぁ?」
僕「おお!やっとでやんすね!」
親分「目、目ぇつむれぇ」
僕「へい!」
親分「・・・」
僕「・・・」
お嬢様「・・・えへ」
僕「け、結局すんの・・・」
お嬢様「これで私とはお別れです、これからは舎弟ですからね」
24: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:09:06.439 ID:mE8HmkJe0
親分「さて、今日はどんな悪事を働こうかなーってな!へへへ」
僕「楽しみでやんすね!」
親分「お、さっそくあそこにゴミが落ちてるぞ!行くぞ兄弟!」
僕「へいおやびん!」
僕「楽しみでやんすね!」
親分「お、さっそくあそこにゴミが落ちてるぞ!行くぞ兄弟!」
僕「へいおやびん!」
25: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:10:58.018 ID:mE8HmkJe0
僕「御悪」
親分「それたぶん何て言ってるかわかんねーぞ」
僕「じゃあ変わりにおやびんどうぞ」
親分「しゃあねえなぁ・・・」
僕「オラァ!世界中の三下ども!おやびんの美しい美声を聞くでやんす!」
親分「お、終わり・・・」
僕「おやびん照れてるでやんす!」
親分「それたぶん何て言ってるかわかんねーぞ」
僕「じゃあ変わりにおやびんどうぞ」
親分「しゃあねえなぁ・・・」
僕「オラァ!世界中の三下ども!おやびんの美しい美声を聞くでやんす!」
親分「お、終わり・・・」
僕「おやびん照れてるでやんす!」
26: VIPがお送りします 2018/08/03(金) 23:56:54.991 ID:78p+mLUsa
乙