僕(うわっ、ゴスロリ服着たまま電車に乗ってるヤバい人だ…)　ゴスロリ「…」

オリジナル

2019年01月24日

0コメ

僕(久し振りに見たぞあんな服)

ゴスロリ「…」

僕(秋葉原から乗ると、ああいう人も多いのかな？)

ゴスロリ「…」

僕(それにしても、何考えてあんな格好してるんだろう…)

ゴスロリ「…」

僕(…スカート短いな)

ゴスロリ「…」

僕(こんなスカート丈で階段登ったりしたら…)

ゴスロリ「…」

僕(顔は…結構可愛い)

ゴスロリ「…」

僕(…あっ、もう降りなきゃ)

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(おっ、あの人も同じ駅なんだ)ｽﾀｽﾀ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(階段で、見えないかな…)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(うーん、あと少しなんだけど…)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(…あー、階段終わっちゃう)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯ

僕(惜しかったなー)ｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

-1週間後-

僕(あのゴスロリの人、また会えないかな…)

ゴスロリ「…」

僕(いたっ！いつもこの電車に乗ってるのか…)

ゴスロリ「…」

僕(やっぱりすごい格好だなー)

ゴスロリ「…」

僕(綺麗で可愛いから似合ってるんだけど)

ゴスロリ「…」

僕(…おっ、駅に着いた)

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(やっぱり同じ駅で…)ｽﾀｽﾀ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(見えそうで見えないなぁ…)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(覗かれそうな自覚はあるのかな)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(…あー、また見えなかった)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯ

僕(来週も会えるといいんだけど…)ｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

-1週間後-

僕(…まただ)

ゴスロリ「…」

僕(目立つなぁ、あの服)

ゴスロリ「…」

僕(…さて、駅に着いた)

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(今日こそは…！)ｽﾀｽﾀ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(見えろー…！)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(うう～、あとちょっとなのにぃ…)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

突風「ﾋﾞｭｵｵｯ!!」

ゴスロリ「っ！///」ﾊﾞｻｧｯ

僕(うわっ！///)

僕(一瞬、スカートの中が丸見えに…！///)

ゴスロリ「…！///」ｷﾞｭｯ

僕(恥ずかしそうにスカート押さえてる…可愛い)

ゴスロリ「…///」

ゴスロリ「…！」ﾁﾗｯ

僕(…ヤバッ、目が合った！)

ゴスロリ「っ…！///」ﾀｯﾀｯﾀｯ

僕(変態だと思われたかな…)

僕(…純白かぁ///)

-1週間後-

僕(今日もいる…)

ゴスロリ「…」ﾁﾗｯ

僕(なんか視線を感じる…)

ゴスロリ「…」

僕(今日も見えないかな)

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(流石に望みすぎか…)ｽﾀｽﾀ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(風、吹け～！)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(…まあ、そうそう上手くいかないよね)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀ

ゴスロリ「…」ﾎﾟﾛｯ

僕(…ん？何か落とした)

ゴスロリ「…！」

僕(定期入れかな？)

ゴスロリ「…」ｽｯ

僕(えっ！？階段でそんな前屈みになったら…)

ゴスロリ「…」ﾋｮｲ

僕(わぁ…///)

ゴスロリ「…」ﾁﾗｯ

僕(…あっ、目が合った！)

ゴスロリ「っ…！///」ﾀｯﾀｯﾀｯ

僕(顔覚えられたかなぁ…)

僕(…水色かぁ///)

-1週間後-

僕(やっぱりいる…)

ゴスロリ「…」ﾁﾗﾁﾗｯ

僕(めっちゃ見てる…)

ゴスロリ「…」

僕(今日も見え…)

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(…いや、無いな)ｽﾀｽﾀ

ゴスロリ「…」ｽﾀｽﾀ

僕(今日は風も弱いし)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀｯ

僕(ものを落とす気配も無いな)ｽﾀｯｽﾀｯ

ゴスロリ「…」ｽﾀｯｽﾀ

ゴスロリ「…」ﾁﾗｯ

僕(…えっ、またこっち見た？)

ゴスロリ「…///」ﾋﾟﾗｯ

僕(！？じ、自分からスカートを…！///)

ゴスロリ「…」ﾁﾗｯ

僕(反応を伺ってる…？)

ゴスロリ「っ…！///」ﾀｯﾀｯﾀｯ

僕(あっ、行っちゃった…)

僕(…ピンクかぁ///)

-1週間後-

僕(電車遅れてるのか…)

ゴスロリ「…」ｽｯ

僕(改札出てどっかで時間潰そっかなぁ…)

ゴスロリ「…」

僕(…)

ゴスロリ「…」

僕(…)

ゴスロリ「…」👀

僕「…うわぁっ！？」ｷﾞｮｯ

ゴスロリ「っ！？」ﾋﾞｸｯ

僕(いつの間にか隣に並んでた！？)

ゴスロリ「…」ｱﾀﾌﾀ

僕「えっ…」

ゴスロリ「あっ…」

僕(ど、どうしよう、声上げたから無視できなくなっちゃった…)

ゴスロリ「…」ｵﾛｵﾛ

僕「…あ、あのっ！」

ゴスロリ「っ！は、はいっ！」

僕「…よく、会いますよね？」

ゴスロリ「…そ、そうですねー」

僕「えっと…よくこの辺に来るんですか？」

ゴスロリ「まあ、そうですね…」

僕「そんな感じの服装、されてますもんねー…」

ゴスロリ「あはは、好きなんですよね、こういうの…」

僕(何この居たたまれない会話)

ゴスロリ「駅や電車内でこんな格好、自分でもどうかと思ったりするんですけど…」

僕「いえいえ、良いと思いますよ、その服」

ゴスロリ「あ、ありがとうございます…！」

僕「凄く似合ってますし、可愛いですよね」

ゴスロリ「ふふっ、それでいつも覗いてたんですか？私のスカートの中」

僕「！？」

僕「ごめんなさいごめんなさい！何でもしますから警察だけは勘弁して！」

ゴスロリ「あっ…別に、いつもパンツ見ようとしてて気持ち悪いとかそういう意味で言った訳じゃなくて！」

僕「ごめんなさいごめんなさい！綺麗な人だったから、つい出来心で…！」

ゴスロリ「いや、ちょっと、綺麗とかそんな…///」

僕「ごめんなさいごめんなさい！駅員さん呼ばないで！」

ゴスロリ「あの、別に怒ってないですから…」

僕「ごめんなさいごめんなさい！」

ゴスロリ「ど、土下座はやめて…」

僕「ごめんなさいごめんなさい！」

ゴスロリ「…話を聞いてっ！」ﾋﾟｼｬｯ

僕「はいぃっ！」

ゴスロリ「私、別に責めるつもりは無くて」

僕「はい」

ゴスロリ「言いづらいんですけど、ちょっと見られるとドキドキするというか…///」

僕「そういえば、後半は明らかに自分から見せに来てましたもんね」

ゴスロリ「だっていつも同じ人が私の後ろを歩くから、『この人もしかして、私のパンツ見たいのかな？』って…」

僕「大正解ですね」

ゴスロリ「ほら」

ゴスロリ「ところで、その…どうでしたか？」

僕「この3週間で30回くらいオカズにしました」

ゴスロリ「ちょっと！///」

僕「だって正直、顔もパンツも好みだったし…」

ゴスロリ「服装も誉めてくださいよ、本当に気に入ってるのに…」

ゴスロリ「それで、もしよかったらなんですけど…」

僕「えっ、これからもパンツ見せてくれるんですか？」

ゴスロリ「まだ何も言ってないですよ！」

僕「だって、そういう流れだったし…」

突風「ﾋﾞｭｵｵｯ!!」

ゴスロリ「きゃあっ！///」ﾊﾞｻｧｯ

僕「うわっ！」

ゴスロリ「ううっ…///」ｷﾞｭｯ

僕「今日は白と黒の縞々？ニーソックスとお揃いですね」

ゴスロリ「言わないでぇ…///」

僕「見られるとドキドキするんですよね？」

ゴスロリ「ドキドキしますけど、恥ずかしいんですっ！///」

嫁「…っていうのが、パパとママの馴れ初めなのよ」

僕「懐かしいなぁ」

娘「パパもママも最低」

息子「死ぬまで聞きたくなかった話だ」

僕「じゃ、パパとママは今からママの下着を買いに行ってくるから。10着ぐらい」

嫁「そのまま店内や駅ナカでスカート内逆さ撮りプレイに興じてくるから、少し遅くなるわ」

息子「さっさと失せろ」

娘「二度と帰って来んな」

僕「反抗期だな」

嫁「反抗期ね」

息子「…最悪だ」

娘「…最悪だよ」

息子(…)

娘(…)

息子(…俺の性癖、遺伝だったのか)

娘(…私の性癖、遺伝だったんだ)

完

素晴らしいオチ

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