ギルマス「もういい!ギルド解散する!」 副マス「こっちだってやってられっか!」 姫「……にゃ、にゃあ。皆仲良くするニャッ!」

2019年01月22日
ギルマス「もういい!ギルド解散する!」 副マス「こっちだってやってられっか!」 姫「……にゃ、にゃあ。皆仲良くするニャッ!」

1: VIPがお送りします 2018/05/27(日) 22:30:38.585 ID:Y4kXSqIH0
副マス「うっせー!今までは付き合ってたけどお前のその語尾とかさっむいんだよ!」

ギルマス「第一さ通話だって1回もした事ないんだから姫が女って確証もないんだぞ!」

ギル員「そうですよーwwどうせこれでここのギルド最後なんだし通話させて下さいよーww」

姫「……にゃ……にゃ…、、」

最強エース俺「──黙れ」

ギルマス「ッチ、面倒な奴がログインしてきやがったぜ」

副マス「俺さん……」

最強エース俺「姫が俺達の為に泣いてる、もうやめろ」

最強エース俺「姫が男か女?そんなの何の関係があるんだ?性別によって今までの姫との思いでがなかった事になるとでも??」

姫「おれしゃん……」

最強エース俺「喧嘩の原因は分かってる、負けたんだろ?不在だった俺の責任もある」

最強エース俺「相手ギルド、完全に潰すぞ。うちに喧嘩売った事後悔させてやる」

ギルマス「姫ごめん、、」 副マス「姫。。」

姫「気にしてないにゃ?やるニャーッー!次は負けないにゃっ!!」

最強エース俺「ふっ」(皆のやり取りを見ながら己の最強装備研磨をはじめる)

~Fin~

18: VIPがお送りします 2018/05/27(日) 22:39:11.807 ID:Y4kXSqIH0
最強エース俺「……ふぅ」(高レベ狩り場の安置の崖から星空を見上げながら)

新人ギルド員「俺さん、またここですか」

最強エース俺「またお前か」

新人ギルド員「いつもここで星空を見上げながら何考えてるんですか?時間の無駄ですよ?」

最強エース俺「ドラゴン達の鳴き声が聞こえる、ってな」

新人ギルド員「……ドラゴンは繁殖しすぎてるし倒してもすぐ湧いてくるんです、ぼくたちは悪くない」

最強エース俺「俺達が狩って得られる経験値0.1%によって泣いてる魔物の鳴き声が聞こえるんだよ、助けてってな?」

新人ギルド員「俺さんは優しすぎますよ……そんなんじゃいつか足元すくわれますよ」

最強エース俺「ふっ、その時はこのギルドはお前に任せたぞ?」

新人ギルド員「はいはい、次のステージいきますよ」

最強エース俺「あぁ」(過去の自分と同じ瞳をしているなと思いながら己の最強装備研磨をはじめる)

~Fin~

31: VIPがお送りします 2018/05/27(日) 22:50:30.303 ID:Y4kXSqIH0
姫「……ニャニャ?何やってるニャ?」

最強エース俺「二人きりじゃねえか、楽に話せよ?」(最強装備を研磨しながら)

姫「……最近お前どしたんだ?戦争にも参加したりしなかったりで」

姫「ギルマスも心配してたしギルド全体が不安がってる、俺の励ましだけじゃ追いつかねえよ?」

最強エース俺「ははっ、すまないな。お前には尻ぬぐいばっかさせちまって」

姫「お前は表、俺は裏でこのギルドを最強ギルドまで引っ張るってこの崖の上で星空を見上げながら約束したじゃねーか」

最強エース俺「実はな、俺はもう最強なんかじゃねーんだよ?」

最強エース俺「この研磨してる最強装備な、未強化品なんだよ」

姫「はっ!?前持ってた神強化品は!?」

最強エース俺「ロストした、今じゃ俺もそこらの一般ユーザーと変わりねーんだよ」

最強エース俺「でもよ、それを皆に言えねーよ。俺を慕ってくれてる皆の心が死んじまう……」

姫「そんな事お前一人で……馬鹿野郎!!!何で相談しなかった!?」

最強エース俺「あれから一生懸命研磨して強化して課金して、何をやっても」

最強エース俺「ぜーーーーんぶ無駄だったんだよ」(グスッ)

姫「……いつだってお前は……自分の心を殺して相手の為、相手の為って……」

姫「もっと自分に優しくしてやれよッ!!可哀想じゃねえかっ!?」

最強エース俺「さんきゅ」

~Fin~

43: VIPがお送りします 2018/05/27(日) 23:03:02.751 ID:Y4kXSqIH0
~戦争前~

ギルマス「今日の戦争は負けられないぞ、頼んだぞ?」

副マス「この日の為に準備してきたんだ、絶対勝つぞっ!!」

最強エース俺「……じ、実は」

最強エース俺「実は皆に黙ってたが……俺っ!!」

姫「ニャニャっ!?おれしゃん装備アイテム借りたままになってたニャ、ごめんにゃ」

最強エース俺「……?は!?こ、これって……」

最強エース俺「(かつて俺が諦めた究極ブラックドラゴン装備一式!?それも擦り切れるまで研磨されすぎてもはや芸術の域だと!?)」

最強エース俺「(一体どれだけのお金と時間をかけたんだ……?)」

最強エース俺「ひ、姫……これ……」

姫「(貯金を全部ぶっこんだ、もう後の生活とか知らねーよ。後はてめーが何とかしろ)」

新人ギルド員「どしました俺さん?」

最強エース俺「……勝つぞ!!!!!!!」

全ギルド員「おう!!!!!!!!!!!!」

~Fin~

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