男「ただいま」 友♂「おかえり」
1: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:17:02.083 ID:uh1x4M00a.net
男「腹減ったー」
友「今日はカレーだよーん」
男「またぁ?」
友「嫌なら食わなくてもいいぞ」
男「食べる食べる、ごめんなさい」
友「良い子だ」
友「今日はカレーだよーん」
男「またぁ?」
友「嫌なら食わなくてもいいぞ」
男「食べる食べる、ごめんなさい」
友「良い子だ」
6: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:21:02.129 ID:uh1x4M00a.net
男「いただきます」
友「いただきます」
男「んむ」モグモグ
友「…」モグモグ
男「やっぱさぁ」
友「ん?」
男「美味いんだよなぁお前の飯」
友「なんか嫌そうだな」
男「いい嫁さんになるな」モグモグ
友「きもっw」
男「俺のお嫁さんになる?」
友「ならないぞ」
男「なんで」
友「洗濯物カゴに入れないから」
男「ダメかぁ」
友「あ、アイスあるよ」
男「お、ラッキー」
友「いただきます」
男「んむ」モグモグ
友「…」モグモグ
男「やっぱさぁ」
友「ん?」
男「美味いんだよなぁお前の飯」
友「なんか嫌そうだな」
男「いい嫁さんになるな」モグモグ
友「きもっw」
男「俺のお嫁さんになる?」
友「ならないぞ」
男「なんで」
友「洗濯物カゴに入れないから」
男「ダメかぁ」
友「あ、アイスあるよ」
男「お、ラッキー」
10: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:24:14.493 ID:uh1x4M00a.net
同僚「おはよっす」
男「おはよ」
同僚「なぁなぁお前彼女と同棲してたよな?」
男「彼女じゃなくて友達、同棲じゃなくてルームシェア」
同僚「え、男と?」
男「うん」
同僚「ないわー、いやないわー」
男「向こうまだ学生だからな、俺も家事しなくて済むし楽ちん楽ちん」
同僚「なんだよぉ経験者に聞こうと思ったのに」
男「なにを」
同僚「いひひ、聞きたい?」
男「いやいいわ」
同僚「聞いて!ごめん!お願い!」
男「わかったわかった、昼休みな」
男「おはよ」
同僚「なぁなぁお前彼女と同棲してたよな?」
男「彼女じゃなくて友達、同棲じゃなくてルームシェア」
同僚「え、男と?」
男「うん」
同僚「ないわー、いやないわー」
男「向こうまだ学生だからな、俺も家事しなくて済むし楽ちん楽ちん」
同僚「なんだよぉ経験者に聞こうと思ったのに」
男「なにを」
同僚「いひひ、聞きたい?」
男「いやいいわ」
同僚「聞いて!ごめん!お願い!」
男「わかったわかった、昼休みな」
12: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:29:39.865 ID:uh1x4M00a.net
男「へぇ~、まぁ結婚前に同棲って良いって聞くよ」
同僚「やっぱり?ふふふ」
男「お前自慢したかっただけだろ」
同僚「……まぁな!」
男「いいなあああ」
同僚「お前も彼女作れよ、男と暮らしてないでさぁ」
男「変な言い方すんなよ」
同僚「そんなんじゃずーっと彼女出来ないぞ」
男「うーん…」
同僚「やっぱり?ふふふ」
男「お前自慢したかっただけだろ」
同僚「……まぁな!」
男「いいなあああ」
同僚「お前も彼女作れよ、男と暮らしてないでさぁ」
男「変な言い方すんなよ」
同僚「そんなんじゃずーっと彼女出来ないぞ」
男「うーん…」
14: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:36:50.829 ID:uh1x4M00a.net
男「…」モグモグ
友「…」モグモグ
男「…」ボーッ
友「もしもーし」
男「んぁ?」
友「ちゃんと飯食え」
男「あ、ごめん」
友「なんかあった?」
男「いやぁ…」
友「言えよ気持ち悪い」
男「俺らさぁ、やばくないか!?」
友「な、なにが…」
男「彼女も作らず男同士で暮らしてんだよ?危機感無いのか!」
友「いやべつに」
男「そんなんじゃだーめ!」
友「…」
男「合コンしよう!つきましては…」
友「やだ」
男「まだなにも言ってない!」
友「どうせセッティングしろとか言うんだろ」
男「はい」
友「めんどくせえええ」
男「ハーゲンダッツ10個」
友「よしすぐに手配しよう」
男「頼んだ」
友「…」モグモグ
男「…」ボーッ
友「もしもーし」
男「んぁ?」
友「ちゃんと飯食え」
男「あ、ごめん」
友「なんかあった?」
男「いやぁ…」
友「言えよ気持ち悪い」
男「俺らさぁ、やばくないか!?」
友「な、なにが…」
男「彼女も作らず男同士で暮らしてんだよ?危機感無いのか!」
友「いやべつに」
男「そんなんじゃだーめ!」
友「…」
男「合コンしよう!つきましては…」
友「やだ」
男「まだなにも言ってない!」
友「どうせセッティングしろとか言うんだろ」
男「はい」
友「めんどくせえええ」
男「ハーゲンダッツ10個」
友「よしすぐに手配しよう」
男「頼んだ」
19: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 02:53:19.179 ID:uh1x4M00a.net
女「へぇ~男さんサラリーマンなんだぁ」
男「そうそう、社会の歯車で~す、えへっ」
友「おい、飲み過ぎ」
男「なんだよ~」
友「あ~もうこぼれてる!」フキフキ
女「友くんお母さんみたいw」
男「違うよ~、こいつ俺の奥さん」
女2「!?」ガタッ
女「あはは、じゃあ私を第二夫人にしてもらおっかなぁ」
男「するする、結婚する~」
男「そうそう、社会の歯車で~す、えへっ」
友「おい、飲み過ぎ」
男「なんだよ~」
友「あ~もうこぼれてる!」フキフキ
女「友くんお母さんみたいw」
男「違うよ~、こいつ俺の奥さん」
女2「!?」ガタッ
女「あはは、じゃあ私を第二夫人にしてもらおっかなぁ」
男「するする、結婚する~」
20: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:01:59.818 ID:uh1x4M00a.net
男「うぇ…ぎもぢわる……」
友「調子乗って飲むからだ、はい水」
男「サンキュー」ゴクゴク
友「もういい?」
男「うう…友ぉ…」
友「なんじゃい」
男「膝枕…ひっく…」
友「はぁ?」
男「頼むよー」
友「はぁ…」
男「あーちょうどいい」
友「重い」
男「んー……お前ってさぁ」
友「ん?」
男「なんかいい匂いするよな」
友「セクハラ」
男「あははっ」
友「あははじゃねーし」
男「んー…Zzz」
友「寝てるし」
友「調子乗って飲むからだ、はい水」
男「サンキュー」ゴクゴク
友「もういい?」
男「うう…友ぉ…」
友「なんじゃい」
男「膝枕…ひっく…」
友「はぁ?」
男「頼むよー」
友「はぁ…」
男「あーちょうどいい」
友「重い」
男「んー……お前ってさぁ」
友「ん?」
男「なんかいい匂いするよな」
友「セクハラ」
男「あははっ」
友「あははじゃねーし」
男「んー…Zzz」
友「寝てるし」
21: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:09:19.254 ID:uh1x4M00a.net
男「あ゛ー…頭いって…」
友「おはよ、飯食える?」
男「はよ、飯はいいわ」
友「あいよ」
男「昨日さぁ」
友「お、おう」
男「めちゃくちゃ楽しかったな!」
友「お前だけな」
男「女ちゃん可愛かったしw」
友「はいはい良かったね~」
男「お前はどうなの?もう一人も可愛かったじゃん」
友「あー、あの子彼氏いるんだよ」
男「は!?なんで!」
友「俺は今んとこ彼女とかいらないし」
男「はぁ…若いのに枯れてんねぇ」
友「うるさい」
友「おはよ、飯食える?」
男「はよ、飯はいいわ」
友「あいよ」
男「昨日さぁ」
友「お、おう」
男「めちゃくちゃ楽しかったな!」
友「お前だけな」
男「女ちゃん可愛かったしw」
友「はいはい良かったね~」
男「お前はどうなの?もう一人も可愛かったじゃん」
友「あー、あの子彼氏いるんだよ」
男「は!?なんで!」
友「俺は今んとこ彼女とかいらないし」
男「はぁ…若いのに枯れてんねぇ」
友「うるさい」
22: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:17:12.130 ID:uh1x4M00a.net
男「…」ニヤニヤ
同僚「おい、どうした顔がゆるゆるだぞ」
男「えー?w聞きたいー?w」
同僚「いやいいわ」
男「そこは聞けよ!」
同僚「じゃあ聞く」
男「実はさ~w」
同僚「おい、どうした顔がゆるゆるだぞ」
男「えー?w聞きたいー?w」
同僚「いやいいわ」
男「そこは聞けよ!」
同僚「じゃあ聞く」
男「実はさ~w」
23: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:26:25.148 ID:uh1x4M00a.net
同僚「ふーん、ついにお前にも春が来たか」
男「今度デートだぜ、イェイ」
同僚「かわいい?」
男「激マブ」
同僚「おっさんかw」
男「今度デートだぜ、イェイ」
同僚「かわいい?」
男「激マブ」
同僚「おっさんかw」
25: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:30:51.891 ID:uh1x4M00a.net
男「なぁなぁ!」
友「なに!」
男「変じゃない?」
友「おん」
男「かっこいい?」
友「かっこいいかっこいい」
男「よし!行ってくる!」
友「いってらっしゃい」
男「そうだ!」
友「なんだよ」
男「泊まりになるかもw」
友「はよ行けw」
男「いってきまー!」ダダダッ
友「はしゃぎすぎ」
友「なに!」
男「変じゃない?」
友「おん」
男「かっこいい?」
友「かっこいいかっこいい」
男「よし!行ってくる!」
友「いってらっしゃい」
男「そうだ!」
友「なんだよ」
男「泊まりになるかもw」
友「はよ行けw」
男「いってきまー!」ダダダッ
友「はしゃぎすぎ」
28: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 03:43:18.670 ID:uh1x4M00a.net
友「はー、寝るか」
男「ただいま~www」
友「あれ?もう帰ってきたの…酒くさっ」
男「えへへっw実は~」ガシッ
友「おわっ!ちょ、重い」
男「うう…フラレた…」
友「え?」
男「だからぁ!フラレて一人で飲んでたの!」
友「マジすか…」
男「ひっく…なんかさぁ…男同士で同棲とか気持ち悪いとか」
友「…」
男「男のくせに家事できるとか気持ち悪いとか…俺腹立ってきてさぁ…」
友「分かった分かった、分かったからちょっと横になれ」ポンポン
男「うう…」
男「ただいま~www」
友「あれ?もう帰ってきたの…酒くさっ」
男「えへへっw実は~」ガシッ
友「おわっ!ちょ、重い」
男「うう…フラレた…」
友「え?」
男「だからぁ!フラレて一人で飲んでたの!」
友「マジすか…」
男「ひっく…なんかさぁ…男同士で同棲とか気持ち悪いとか」
友「…」
男「男のくせに家事できるとか気持ち悪いとか…俺腹立ってきてさぁ…」
友「分かった分かった、分かったからちょっと横になれ」ポンポン
男「うう…」
30: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:00:23.145 ID:uh1x4M00a.net
男「ぐすっ…Zzz」
友「泣きながら寝てるしw」
男「Zzz」
友「お前俺のために怒ってくるれたのか?」ナデナデ
友「………俺にしとけばいいのに」ボソッ
男「Zzz」スースー
友「…」
男「んぁ……うわぁ!な、なに!」
友「あ、いや」
男「お、お前いま何しようとしてた!」
友「あー…キス?」
男「は!?なんで!」
友「好きだから」
男「すっ……はぁ!?」
友「お前のこと好きだからそういう意味で」
男「い、いつから…」
友「泣きながら寝てるしw」
男「Zzz」
友「お前俺のために怒ってくるれたのか?」ナデナデ
友「………俺にしとけばいいのに」ボソッ
男「Zzz」スースー
友「…」
男「んぁ……うわぁ!な、なに!」
友「あ、いや」
男「お、お前いま何しようとしてた!」
友「あー…キス?」
男「は!?なんで!」
友「好きだから」
男「すっ……はぁ!?」
友「お前のこと好きだからそういう意味で」
男「い、いつから…」
31: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:05:07.147 ID:uh1x4M00a.net
友「ルームシェアする前からずっと」
男「そんな前から…そんな前から俺のことそういう目で見てたのかよ!」
友「…」
男「きもい!あり得ないだろ!」
友「ひっで…」
男「どっちがだよ!俺のこと騙して暮らしてたんだろうが」
友「言うつもりなんて無かった」
男「は?」
友「黙ってようと思ってたよ、でもお前が誰かのものになると思ったら俺…」
男「いやいや意味わからん、それで抑えられなくなってキス!?順番違うだろ!」
友「ごめん」
男「気持ち悪い…」
友「へ?」
男「気持ち悪いんだよ!」
友「そっか………俺今日友達のとこ行くから」
男「…」
友「ごめんね…」ガチャ
男「……なんだよ、それ…」
男「そんな前から…そんな前から俺のことそういう目で見てたのかよ!」
友「…」
男「きもい!あり得ないだろ!」
友「ひっで…」
男「どっちがだよ!俺のこと騙して暮らしてたんだろうが」
友「言うつもりなんて無かった」
男「は?」
友「黙ってようと思ってたよ、でもお前が誰かのものになると思ったら俺…」
男「いやいや意味わからん、それで抑えられなくなってキス!?順番違うだろ!」
友「ごめん」
男「気持ち悪い…」
友「へ?」
男「気持ち悪いんだよ!」
友「そっか………俺今日友達のとこ行くから」
男「…」
友「ごめんね…」ガチャ
男「……なんだよ、それ…」
33: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:08:26.938 ID:uh1x4M00a.net
男「…」ボーッ
同僚「もしもーし」
男「!?」ガバッ
同僚「うぉ!なにその超反応」
男「あ、いやデジャヴが」
同僚「?…どうしたんだよなんか変だぞ」
男「はぁ…」
同僚「フラレた」
男「それはもうどうでもいいんだけどさぁ…」
同僚「もしもーし」
男「!?」ガバッ
同僚「うぉ!なにその超反応」
男「あ、いやデジャヴが」
同僚「?…どうしたんだよなんか変だぞ」
男「はぁ…」
同僚「フラレた」
男「それはもうどうでもいいんだけどさぁ…」
35: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:15:25.519 ID:uh1x4M00a.net
同僚「うわぁアリエネー…」
男「やっぱいきなりあり得ないよなぁ…」
同僚「いやいや有り得ないのはお前だから、お・ま・え」
男「はぁ?なんでだよ」
同僚「あのさぁ、いきなりそういうことになって驚くのは分かるけど気持ち悪いは無いだろ」
男「だって男同士だぞ!」
同僚「今時珍しくもない探しゃその辺に居るっての、俺の従兄弟ホモだぞ」
男「マジすか」
同僚「だいたいさ」
男「うん」
同僚「お前その子に世話になってたんじゃないの?」
男「そうだけど…それは俺の事好きだからで」
同僚「だから無かったことになるの?」
男「うっ……お前そんなキャラだっけ」
同僚「茶化すな、とにかく!ちゃんと謝れよ」
男「はぁ…」
男「やっぱいきなりあり得ないよなぁ…」
同僚「いやいや有り得ないのはお前だから、お・ま・え」
男「はぁ?なんでだよ」
同僚「あのさぁ、いきなりそういうことになって驚くのは分かるけど気持ち悪いは無いだろ」
男「だって男同士だぞ!」
同僚「今時珍しくもない探しゃその辺に居るっての、俺の従兄弟ホモだぞ」
男「マジすか」
同僚「だいたいさ」
男「うん」
同僚「お前その子に世話になってたんじゃないの?」
男「そうだけど…それは俺の事好きだからで」
同僚「だから無かったことになるの?」
男「うっ……お前そんなキャラだっけ」
同僚「茶化すな、とにかく!ちゃんと謝れよ」
男「はぁ…」
36: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:20:23.249 ID:uh1x4M00a.net
男「ただいまー」
シーン
男「居るわけ無いか…」
男「……あーもう!」
男「…」プルルルル
男「…」プルルルル プルルルル
男「…」プルルルル プルルルル プルルルル
男「でろよ!ったく!!」
男「どーすんのこれ…」
シーン
男「居るわけ無いか…」
男「……あーもう!」
男「…」プルルルル
男「…」プルルルル プルルルル
男「…」プルルルル プルルルル プルルルル
男「でろよ!ったく!!」
男「どーすんのこれ…」
38: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:23:23.848 ID:uh1x4M00a.net
同僚「よーう恩知らずくん」
男「変なあだ名つけんな」
同僚「で、ちゃんと謝ったか?」
男「電話出ない…」
同僚「ま、当然の反応だな」
男「どうしよう…」
同僚「捨てられちゃうなお前」
男「…」
同僚「自業自得」
男「はぁ…」
男「変なあだ名つけんな」
同僚「で、ちゃんと謝ったか?」
男「電話出ない…」
同僚「ま、当然の反応だな」
男「どうしよう…」
同僚「捨てられちゃうなお前」
男「…」
同僚「自業自得」
男「はぁ…」
39: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:31:48.184 ID:uh1x4M00a.net
男「あれ?電気ついてる!」ダダダッ
男「友!」ガチャ
友「ん、ああおかえり」
男「な、なにしてんの」
友「とりあえずすぐに必要なもんだけ持ってく、俺ここ出てくわ」
男「は?」
友「友達がしばらく置いてくれるって、飯作るのが条件~w」
男「待てよ」
友「これ最後に飯作ったから、気持ち悪かったら捨てて…ちゃんと野菜も食えよ、じゃな」
男「待てってば!」
友「気持ち悪い奴が出ていくんだから黙って行かせろよ!どけ!」ガバッ
男「わっ!おい!」
友「…」ダダダッ
男「なんだそれ……俺のせいか」
男「友!」ガチャ
友「ん、ああおかえり」
男「な、なにしてんの」
友「とりあえずすぐに必要なもんだけ持ってく、俺ここ出てくわ」
男「は?」
友「友達がしばらく置いてくれるって、飯作るのが条件~w」
男「待てよ」
友「これ最後に飯作ったから、気持ち悪かったら捨てて…ちゃんと野菜も食えよ、じゃな」
男「待てってば!」
友「気持ち悪い奴が出ていくんだから黙って行かせろよ!どけ!」ガバッ
男「わっ!おい!」
友「…」ダダダッ
男「なんだそれ……俺のせいか」
42: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:33:20.749 ID:uh1x4M00a.net
男「…」モグモグ
男「…」モグモグ モグモグ
男「…」モグモグ モグモグ モグモグ
男「やっぱうめぇな…あいつの飯」
男「…」モグモグ モグモグ
男「…」モグモグ モグモグ モグモグ
男「やっぱうめぇな…あいつの飯」
44: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:42:28.722 ID:uh1x4M00a.net
男「…」ボーッ
同僚「明日世界が終わりますって顔してんな」
男「どうしようどうしようどうしよう」
同僚「今度はなに」
男「出て行っちゃった…」
同僚「あーあ」
男「どうしよおおお…」
同僚「好きな人に気持ち悪い言われたんだもんなぁ」
男「うっ」グサッ
同僚「それはそれは傷付いただろうなぁ」
男「うう…」グサッグサッ
同僚「ま、仕方ないんじゃないの」
男「…いや、まだ謝ってない!」
同僚「謝ってなかったのかよ」
男「うぉおお!」
同僚「なんか燃えてる」
同僚「明日世界が終わりますって顔してんな」
男「どうしようどうしようどうしよう」
同僚「今度はなに」
男「出て行っちゃった…」
同僚「あーあ」
男「どうしよおおお…」
同僚「好きな人に気持ち悪い言われたんだもんなぁ」
男「うっ」グサッ
同僚「それはそれは傷付いただろうなぁ」
男「うう…」グサッグサッ
同僚「ま、仕方ないんじゃないの」
男「…いや、まだ謝ってない!」
同僚「謝ってなかったのかよ」
男「うぉおお!」
同僚「なんか燃えてる」
45: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:44:36.010 ID:uh1x4M00a.net
男「とは言ったものの…どうするかな」
男「あ!」
男「でろーでろー」プルルルル ガチャ
男「あ!女ちゃん!ちょっと聞きたいことがあるんだけど!」
男「あ!」
男「でろーでろー」プルルルル ガチャ
男「あ!女ちゃん!ちょっと聞きたいことがあるんだけど!」
46: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 04:52:48.370 ID:uh1x4M00a.net
ピンポンピンポンピンポン
友友「はいはい」ガチャ
男「あの、友いますか」
友友「はぁ?おたくだれ」
友「どしたのー?」
男「あ!おい友!帰るぞ!」
友友「あんただったのか、出てけよ」
男「は?」
友友「気持ち悪いって言ったんだって?泣いてたよこいつ」
男「お前には関係ないだろ」
友友「あるね、あいつの友達だから」
友「ごめん、帰って」
男「……じゃあ話だけ、そこの公園で話だけさせて」
友友「どうする?」
友「……分かった」
友友「俺も行くか?」
友「ううん、大丈夫」
友友「そっか」
友友「はいはい」ガチャ
男「あの、友いますか」
友友「はぁ?おたくだれ」
友「どしたのー?」
男「あ!おい友!帰るぞ!」
友友「あんただったのか、出てけよ」
男「は?」
友友「気持ち悪いって言ったんだって?泣いてたよこいつ」
男「お前には関係ないだろ」
友友「あるね、あいつの友達だから」
友「ごめん、帰って」
男「……じゃあ話だけ、そこの公園で話だけさせて」
友友「どうする?」
友「……分かった」
友友「俺も行くか?」
友「ううん、大丈夫」
友友「そっか」
47: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 05:03:11.286 ID:uh1x4M00a.net
男「…」
友「…」
男「あのさ」
友「うん」
男「ごめん」
友「なにが?」
男「その、気持ち悪いとか言って」
友「いいよ、俺が悪いんだから」
男「そうじゃなくて!そうじゃなくてだな…」
友「…」
男「……あーもうなんか訳わからん!」
友「!?」ビクッ
男「正直この気持ちがそういうことなのかまだわからないんだよ!なんだこれ、すげー苦しい…」
友「それ、俺のこと好きってこと?」
男「わからん」
友「うわぁ勝手だなぁ…気持ち悪いの次は自分の気持ちが分からないと」
男「あ…うう…」
友「………ぷっwお前ってほんと子供みたいだよな」
男「わ、笑うとこかよ今…」
友「ごめんごめんwそっかー分からないかー」
男「だってこんなん初めてだし」
友「ふーん…じゃあ俺にどうして欲しい?」
男「帰ってきて欲しい…です…」
友「…」
男「あのさ」
友「うん」
男「ごめん」
友「なにが?」
男「その、気持ち悪いとか言って」
友「いいよ、俺が悪いんだから」
男「そうじゃなくて!そうじゃなくてだな…」
友「…」
男「……あーもうなんか訳わからん!」
友「!?」ビクッ
男「正直この気持ちがそういうことなのかまだわからないんだよ!なんだこれ、すげー苦しい…」
友「それ、俺のこと好きってこと?」
男「わからん」
友「うわぁ勝手だなぁ…気持ち悪いの次は自分の気持ちが分からないと」
男「あ…うう…」
友「………ぷっwお前ってほんと子供みたいだよな」
男「わ、笑うとこかよ今…」
友「ごめんごめんwそっかー分からないかー」
男「だってこんなん初めてだし」
友「ふーん…じゃあ俺にどうして欲しい?」
男「帰ってきて欲しい…です…」
48: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 05:10:44.943 ID:uh1x4M00a.net
友「なんで?」
男「お前が」
友「?」
男「お前が他のやつと暮らして、他のやつのために飯作るとか嫌だ」
友「はぁ…わがまま言ってる子供だな…」
男「ごめん…」
友「まぁせいぜい苦しめば良いんじゃないかな」
男「…」
友「俺はその何倍も苦しんだからなぁ」
男「はい…」
友「俺のこと、まだ気持ち悪い?」
男「悪くない!あ、あれは勢いでつい…」
友「ふーん…じゃあさ」
男「はい」
友「キスできる?」
男「き、キス…」
友「あー泣いたなー、目なんか腫れちゃってさぁ」
男「やる!やります!ちょっと心の準備が」
友「じゃあはい、ん」
男「…」ドキドキ
友「…」
男「…」チュッ
友「ふはっw」
男「笑うなよ…」
友「どう?気持ち悪かった?」
男「いや、ぜんぜん平気だった」
男「お前が」
友「?」
男「お前が他のやつと暮らして、他のやつのために飯作るとか嫌だ」
友「はぁ…わがまま言ってる子供だな…」
男「ごめん…」
友「まぁせいぜい苦しめば良いんじゃないかな」
男「…」
友「俺はその何倍も苦しんだからなぁ」
男「はい…」
友「俺のこと、まだ気持ち悪い?」
男「悪くない!あ、あれは勢いでつい…」
友「ふーん…じゃあさ」
男「はい」
友「キスできる?」
男「き、キス…」
友「あー泣いたなー、目なんか腫れちゃってさぁ」
男「やる!やります!ちょっと心の準備が」
友「じゃあはい、ん」
男「…」ドキドキ
友「…」
男「…」チュッ
友「ふはっw」
男「笑うなよ…」
友「どう?気持ち悪かった?」
男「いや、ぜんぜん平気だった」
51: VIPがお送りします 2017/01/09(月) 05:18:33.376 ID:uh1x4M00a.net
友「そか!」
男「お前耳まで真っ赤だぞ」
友「こ、これは寒いからだから!」
男「照れてる照れてる」
友「だ、だって今の初めてだし…」
男「ま、まじすか」
友「責任取れよw」
男「し、しかたない…嫁に来い」
友「んー、洗濯物カゴに入れられるようになったらな」
男「なんだそれw」
友「さてうち帰ろうか、って先にあいつに謝らないと」
男「俺も一緒に謝る」
友「男らしい~」
男「いい旦那になるから!」
友「はいはい」
HAPPY END
男「お前耳まで真っ赤だぞ」
友「こ、これは寒いからだから!」
男「照れてる照れてる」
友「だ、だって今の初めてだし…」
男「ま、まじすか」
友「責任取れよw」
男「し、しかたない…嫁に来い」
友「んー、洗濯物カゴに入れられるようになったらな」
男「なんだそれw」
友「さてうち帰ろうか、って先にあいつに謝らないと」
男「俺も一緒に謝る」
友「男らしい~」
男「いい旦那になるから!」
友「はいはい」
HAPPY END