男の娘幽霊「なにメンチ切ってんだよ」 男「言葉遣い悪っ」
1: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:10:16.671 ID:qfVTw0GH0.net
男「んぁ、ふぁ~~」ノビー
幽霊「…」フヨフヨ
男「…」ジーッ
幽霊「…」フヨフヨ
男「…」ジーッ
幽霊「なにメンチ切ってんだよ」
男「言葉遣い悪っ」
幽霊「あ?」
男「だれ」
幽霊「さぁ」
男「ていうかオバケ?」
幽霊「多分な」
男「白装束に△のアレって、まんまだね」
幽霊「うるせぇ、ハズいから言うな」
幽霊「…」フヨフヨ
男「…」ジーッ
幽霊「…」フヨフヨ
男「…」ジーッ
幽霊「なにメンチ切ってんだよ」
男「言葉遣い悪っ」
幽霊「あ?」
男「だれ」
幽霊「さぁ」
男「ていうかオバケ?」
幽霊「多分な」
男「白装束に△のアレって、まんまだね」
幽霊「うるせぇ、ハズいから言うな」
5: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:14:05.492 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「怖くねぇの」
男「ああ、可愛いなって」
幽霊「はぁ?俺男だから」
男「まぁじで」
幽霊「マジだよ」
母「遅刻するよー!」
男「あ、やべっ!」
幽霊「この異常事態でも学校行くのかよ」
男「ごめん幽霊前で着替えるけど許して!」
幽霊「…」
男「ああ、可愛いなって」
幽霊「はぁ?俺男だから」
男「まぁじで」
幽霊「マジだよ」
母「遅刻するよー!」
男「あ、やべっ!」
幽霊「この異常事態でも学校行くのかよ」
男「ごめん幽霊前で着替えるけど許して!」
幽霊「…」
11: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:18:12.268 ID:qfVTw0GH0.net
男「そんじゃ行ってきます!成仏しろよ!」タタタッ
幽霊「うるせぇ」
幽霊「大体成仏ってどうy」グンッ
幽霊「!?」グイィイイ
母「早く顔洗ってきなさい」
男「うん」タタタッ
幽霊「…」グィイイ
男「やばいやばい」バシャバシャ
幽霊「…」
男「ふぅー…どうしたの」
幽霊「わからん」
幽霊「うるせぇ」
幽霊「大体成仏ってどうy」グンッ
幽霊「!?」グイィイイ
母「早く顔洗ってきなさい」
男「うん」タタタッ
幽霊「…」グィイイ
男「やばいやばい」バシャバシャ
幽霊「…」
男「ふぅー…どうしたの」
幽霊「わからん」
13: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:22:20.607 ID:qfVTw0GH0.net
母「牛乳はー?」
男「もう行くー、行ってきまーす」タタタッ
幽霊「…なるほど」グィイイ
男「あれ?着いてきたの?」
幽霊「いや、着いてきたっていうか」
男「俺に惚れちゃった?」
幽霊「殺すぞ」
男「やめて何か洒落にならない」
幽霊「なんかお前から離れられないみたい」
男「え、ちょっと心の準備が」
幽霊「殺していいんだよな」
男「ごめんごめん、えっと…見えないヒモで繋がってる感じ?」
幽霊「らしいな」
男「えぇ…」
男「もう行くー、行ってきまーす」タタタッ
幽霊「…なるほど」グィイイ
男「あれ?着いてきたの?」
幽霊「いや、着いてきたっていうか」
男「俺に惚れちゃった?」
幽霊「殺すぞ」
男「やめて何か洒落にならない」
幽霊「なんかお前から離れられないみたい」
男「え、ちょっと心の準備が」
幽霊「殺していいんだよな」
男「ごめんごめん、えっと…見えないヒモで繋がってる感じ?」
幽霊「らしいな」
男「えぇ…」
16: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:26:22.165 ID:qfVTw0GH0.net
男「みんなに見えちゃわないかな…母さん見えてなかったし大丈夫かな」
幽霊「知らん」
男「まぁでも通行人見てないし大丈夫っぽいなぁ」
幽霊「お前にしか見えないのかよ」
男「そうみたいね」
幽霊「…」
男「授業中大人しくしててね」
幽霊「どうせ見えねぇし何も触れねえよ」
男「へぇ、そうなんだ」
幽霊「知らん」
男「まぁでも通行人見てないし大丈夫っぽいなぁ」
幽霊「お前にしか見えないのかよ」
男「そうみたいね」
幽霊「…」
男「授業中大人しくしててね」
幽霊「どうせ見えねぇし何も触れねえよ」
男「へぇ、そうなんだ」
17: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:30:14.375 ID:qfVTw0GH0.net
友「おはよー」
男「おっは」
幽霊「わっ!」
男「ひっ!?」
友「うぉ、どうした」
男「な、なんでも…」キッ
幽霊「ひひ」ニヤニヤ
男「おっは」
幽霊「わっ!」
男「ひっ!?」
友「うぉ、どうした」
男「な、なんでも…」キッ
幽霊「ひひ」ニヤニヤ
21: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:32:47.502 ID:qfVTw0GH0.net
教師「この公式が~」
幽霊「おい」
男「…」
幽霊「シカトぶっこいてんじゃねぇぞ」
カキカキ
男『なに』
幽霊「ひまだ」
男『我慢して、あと言葉遣い悪い』
幽霊「チッ」
幽霊「おい」
男「…」
幽霊「シカトぶっこいてんじゃねぇぞ」
カキカキ
男『なに』
幽霊「ひまだ」
男『我慢して、あと言葉遣い悪い』
幽霊「チッ」
23: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:37:28.900 ID:qfVTw0GH0.net
友「昼飯なにするー?」
男「カレーかなぁ、ここのカレー好き」
友「おばちゃん俺きつねうどん」
男「俺カレー」
幽霊「俺メンチカツカレー」
おばちゃん「はいこれきつねうどん、これカレー」
男「ありがと、あっち空いてるな」
友「おう」
幽霊「おい」
男「カレーかなぁ、ここのカレー好き」
友「おばちゃん俺きつねうどん」
男「俺カレー」
幽霊「俺メンチカツカレー」
おばちゃん「はいこれきつねうどん、これカレー」
男「ありがと、あっち空いてるな」
友「おう」
幽霊「おい」
26: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:41:17.424 ID:qfVTw0GH0.net
男「あれクリアした?」
友「まだ、レベル足りんかも」
幽霊「おい俺の飯は」
男「敵強いからなぁ」
友「そうなんだよねぇ」
幽霊「あれだ、お供えする気持ちで置いてくれたら食える気がする!!!!」
男「……はぁ、ちょっとすぐ戻る」
友「お?おう」
友「まだ、レベル足りんかも」
幽霊「おい俺の飯は」
男「敵強いからなぁ」
友「そうなんだよねぇ」
幽霊「あれだ、お供えする気持ちで置いてくれたら食える気がする!!!!」
男「……はぁ、ちょっとすぐ戻る」
友「お?おう」
30: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:44:50.280 ID:qfVTw0GH0.net
友「おかえり…って何でメンチカツカレー持ってんの」
男「いやぁ、腹めちゃくちゃ減ってて」
友「なかなかヘビーだな…」
男(はいどうぞ)
幽霊「うひょおおお!サンキュー!」パクパク
幽霊「おお食える!食えるというか、カレーのオバケが食える!」パクパク
男(マジかよ…)
友「お前ほんとここのカレー好きだなぁ」
男「お、おう…」
幽霊「確かにこのカレーうめぇわ」パクパク
男「…」
男「いやぁ、腹めちゃくちゃ減ってて」
友「なかなかヘビーだな…」
男(はいどうぞ)
幽霊「うひょおおお!サンキュー!」パクパク
幽霊「おお食える!食えるというか、カレーのオバケが食える!」パクパク
男(マジかよ…)
友「お前ほんとここのカレー好きだなぁ」
男「お、おう…」
幽霊「確かにこのカレーうめぇわ」パクパク
男「…」
34: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:50:57.421 ID:qfVTw0GH0.net
男「まだ残ってる…」サスサス
幽霊「あのカレーうめぇな明日も食おうな!」
男「勘弁してくれ、ていうか幽霊って腹減るの?」
幽霊「まったく」
男「じゃあなんでねだったんだよ…」
幽霊「仲間はずれは好かん」
幽霊「あのカレーうめぇな明日も食おうな!」
男「勘弁してくれ、ていうか幽霊って腹減るの?」
幽霊「まったく」
男「じゃあなんでねだったんだよ…」
幽霊「仲間はずれは好かん」
38: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 14:58:32.552 ID:qfVTw0GH0.net
男「あー疲れた」ドサッ
幽霊「授業中暇なの何とかしろ」
男「いや、ていうか明日も居るの?」
幽霊「だって成仏の仕方わかんねぇよ」
男「あ!明日休みだから神社でお祓いしてもらおう!」
幽霊「お祓いって何か当事者は気分悪い響きなんだな…」
男「まぁまぁ、天国か地獄かどっちかに行ける訳だし」
幽霊「…」
男「てかさー」スタスタ
幽霊「な、なんだよ」
男「幽霊って触れんのかな?」ピトッ
幽霊「!?…なにすんだテメェ!」ブンッ スカッ
幽霊「あれ?」
男「…」ペタッペタッ
幽霊「やめろっ!この!」ブンブンッ スカッスカッ
男「…」ムニー
幽霊「やへろー!」ブンッ スカッ
男「なるほどなるほどなるほどなるほど」ニヤニヤ
幽霊「最悪だーーーーー!!」
男「俺からは触れるけどお前からは触れないようだなぁ」ニヤニヤ
幽霊「くっ…」プルプル
男「怒るな怒るな」ナデナデ
幽霊「くそーーー!」スイー
男「あ、逃げた」
幽霊「授業中暇なの何とかしろ」
男「いや、ていうか明日も居るの?」
幽霊「だって成仏の仕方わかんねぇよ」
男「あ!明日休みだから神社でお祓いしてもらおう!」
幽霊「お祓いって何か当事者は気分悪い響きなんだな…」
男「まぁまぁ、天国か地獄かどっちかに行ける訳だし」
幽霊「…」
男「てかさー」スタスタ
幽霊「な、なんだよ」
男「幽霊って触れんのかな?」ピトッ
幽霊「!?…なにすんだテメェ!」ブンッ スカッ
幽霊「あれ?」
男「…」ペタッペタッ
幽霊「やめろっ!この!」ブンブンッ スカッスカッ
男「…」ムニー
幽霊「やへろー!」ブンッ スカッ
男「なるほどなるほどなるほどなるほど」ニヤニヤ
幽霊「最悪だーーーーー!!」
男「俺からは触れるけどお前からは触れないようだなぁ」ニヤニヤ
幽霊「くっ…」プルプル
男「怒るな怒るな」ナデナデ
幽霊「くそーーー!」スイー
男「あ、逃げた」
42: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:03:17.654 ID:qfVTw0GH0.net
男「これは最高のオモチャを手に入れた」
幽霊「明日絶対神社連れてけよ、じゃなきゃ連日睡眠妨害するからな」
男「あ、それがあるのか…くそ」
幽霊「露骨に残念な顔してんじゃねぇぞコラ」
男「お前さぁ」
幽霊「んだよ」
男「その口悪いの直せって、可愛い顔に似合わん」
幽霊「だ、だから俺は男だからいいんだよ!」
男「いや良くはないだろ」
幽霊「あー生きてたらボコボコにしてボコボコにするのに…」
男「容赦無い人だったんだね…」
幽霊「明日絶対神社連れてけよ、じゃなきゃ連日睡眠妨害するからな」
男「あ、それがあるのか…くそ」
幽霊「露骨に残念な顔してんじゃねぇぞコラ」
男「お前さぁ」
幽霊「んだよ」
男「その口悪いの直せって、可愛い顔に似合わん」
幽霊「だ、だから俺は男だからいいんだよ!」
男「いや良くはないだろ」
幽霊「あー生きてたらボコボコにしてボコボコにするのに…」
男「容赦無い人だったんだね…」
45: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:11:22.027 ID:qfVTw0GH0.net
男「そういえば生前はどんな人だったの?」
幽霊「さぁ?」
男「さぁって何だ」
幽霊「気がついたらここに居たんだよ」
男「えーすごく迷惑…」
幽霊「俺だって好きで来た訳じゃねぇよ」
男「名前とかも?」
幽霊「まったく」
男「難儀な…ま、明日成仏出来るよきっと」
幽霊「だといいけど」
男「そう思うとちょっと寂しいな」
幽霊「せーせーするわ」
男「その前にもうちょっと触っておこうかな」
幽霊「…」キッ
男「うぉ」ゾクッ
幽霊「マジコロス」
男「すごい悪寒した、やっぱ幽霊こわっ」
男「明日に備えて今日は寝るか」
幽霊「さぁ?」
男「さぁって何だ」
幽霊「気がついたらここに居たんだよ」
男「えーすごく迷惑…」
幽霊「俺だって好きで来た訳じゃねぇよ」
男「名前とかも?」
幽霊「まったく」
男「難儀な…ま、明日成仏出来るよきっと」
幽霊「だといいけど」
男「そう思うとちょっと寂しいな」
幽霊「せーせーするわ」
男「その前にもうちょっと触っておこうかな」
幽霊「…」キッ
男「うぉ」ゾクッ
幽霊「マジコロス」
男「すごい悪寒した、やっぱ幽霊こわっ」
男「明日に備えて今日は寝るか」
49: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:18:48.688 ID:qfVTw0GH0.net
男「ここだ○○神社、なんかボロいけど大丈夫かな…なんか感じる?」
幽霊「何がだよ」
男「いや神社って結界的なもんあるのかなと」
幽霊「なんも感じねぇけど」
男「へぇ~、てか厄払いってそこそこ金取るんだな…」
幽霊「おらおらおらおら」
男「わーってるよ、すいませーん厄払いお願いしたいんですけど」
巫女「はい、ではこちらにご記入ください」ニコッ
男「はい」ドキッ
幽霊「ニヤついてんじゃねぇ」
幽霊「何がだよ」
男「いや神社って結界的なもんあるのかなと」
幽霊「なんも感じねぇけど」
男「へぇ~、てか厄払いってそこそこ金取るんだな…」
幽霊「おらおらおらおら」
男「わーってるよ、すいませーん厄払いお願いしたいんですけど」
巫女「はい、ではこちらにご記入ください」ニコッ
男「はい」ドキッ
幽霊「ニヤついてんじゃねぇ」
52: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:24:33.369 ID:qfVTw0GH0.net
宮司「では厄祓いを始めます」
男「お願いします」
宮司「~~~~♪」シャンシャン
男「…」
幽霊「…」フヨフヨ
宮司「~~~~~♪」シャンシャン
男「…」
幽霊「…」フヨフヨ
宮司「~~~~♪」シャンシャン
幽霊「やばい目開けてみろ」
男「ん?」チラッ
幽霊「あへっ」ヘンガオー
男「ぶっふぉお!!」
宮司「~~~~♪」キッ
男「おっほん゛、ん゛っん゛」
幽霊「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」
男「…」キッ
男「お願いします」
宮司「~~~~♪」シャンシャン
男「…」
幽霊「…」フヨフヨ
宮司「~~~~~♪」シャンシャン
男「…」
幽霊「…」フヨフヨ
宮司「~~~~♪」シャンシャン
幽霊「やばい目開けてみろ」
男「ん?」チラッ
幽霊「あへっ」ヘンガオー
男「ぶっふぉお!!」
宮司「~~~~♪」キッ
男「おっほん゛、ん゛っん゛」
幽霊「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」
男「…」キッ
53: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:29:48.782 ID:qfVTw0GH0.net
男「…」テクテク
幽霊「おい、全然効いてねぇぞ」
男「消費者庁に通報したい、あの神社詐欺ですって!!」
幽霊「もしかして俺めちゃ強いオバケなんじゃ」
男「無い」
幽霊「何で即答なんだよ」
男「あーお小遣い無駄にしたぁ…」
幽霊「まぁ元気出せよ、これからも俺と過ごせて嬉しいだろ?」
男「そうだな」
幽霊「なっ」
男「なに照れてんだよバーカ」
幽霊「はぁー霊力爆発しそう」
幽霊「おい、全然効いてねぇぞ」
男「消費者庁に通報したい、あの神社詐欺ですって!!」
幽霊「もしかして俺めちゃ強いオバケなんじゃ」
男「無い」
幽霊「何で即答なんだよ」
男「あーお小遣い無駄にしたぁ…」
幽霊「まぁ元気出せよ、これからも俺と過ごせて嬉しいだろ?」
男「そうだな」
幽霊「なっ」
男「なに照れてんだよバーカ」
幽霊「はぁー霊力爆発しそう」
56: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:37:47.792 ID:qfVTw0GH0.net
男「どうしよー、一生このままだったらマジで最悪」
幽霊「あ、もしかしてお前が死ねば解放されるかも!ちょっと死んでみ」
男「コンビニ行く感じで言わないでくれる、却下」
幽霊「じゃあどうすんだよ」
男「どうすっかなぁ」ティロン
友『みんなでカラオケ行くけど来る?』
男『いいね、行く行く』
幽霊「だれ?」
男「お前には関係ない」
幽霊「…」ムカッ
幽霊「あ、もしかしてお前が死ねば解放されるかも!ちょっと死んでみ」
男「コンビニ行く感じで言わないでくれる、却下」
幽霊「じゃあどうすんだよ」
男「どうすっかなぁ」ティロン
友『みんなでカラオケ行くけど来る?』
男『いいね、行く行く』
幽霊「だれ?」
男「お前には関係ない」
幽霊「…」ムカッ
57: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:43:22.898 ID:qfVTw0GH0.net
男「うぇーーいwww」
友「うぇーーーいwww」
友2「うぇーーーいwww」
女「いぇーーーいwww」
幽霊「うざ」
男「次誰歌う?」
幽霊「おれおれ」
女「あ、じゃあ私唄おうかな」
男「来ました大本命ー!」ドンドンパフパフ
友「女ちゃん美声だからなぁ」
友2「うぇーーーいwww」
幽霊「つまんね…」
友「うぇーーーいwww」
友2「うぇーーーいwww」
女「いぇーーーいwww」
幽霊「うざ」
男「次誰歌う?」
幽霊「おれおれ」
女「あ、じゃあ私唄おうかな」
男「来ました大本命ー!」ドンドンパフパフ
友「女ちゃん美声だからなぁ」
友2「うぇーーーいwww」
幽霊「つまんね…」
60: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:52:10.341 ID:qfVTw0GH0.net
男「はー楽しかった」
幽霊「…」
男「なに拗ねてんだよ」
幽霊「拗ねてねぇよタコ」
男「拗ねてる」
幽霊「だから拗ねてねぇよ!」プイッ
男「……お前ちょっとこっち向いてみろ」
幽霊「は?命令すんな」
男「えいっ」グイッ
幽霊「うぁ」
男「……なに泣いてんの」
幽霊「泣いてない」ポロッ
男「涙浮かべてるじゃん」
幽霊「…」
幽霊『仲間はずれは好かん』
男「あー…なるほど」
幽霊「んだよ、離せよ」
幽霊「…」
男「なに拗ねてんだよ」
幽霊「拗ねてねぇよタコ」
男「拗ねてる」
幽霊「だから拗ねてねぇよ!」プイッ
男「……お前ちょっとこっち向いてみろ」
幽霊「は?命令すんな」
男「えいっ」グイッ
幽霊「うぁ」
男「……なに泣いてんの」
幽霊「泣いてない」ポロッ
男「涙浮かべてるじゃん」
幽霊「…」
幽霊『仲間はずれは好かん』
男「あー…なるほど」
幽霊「んだよ、離せよ」
61: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 15:57:50.441 ID:qfVTw0GH0.net
男「お前寂しかったのか」
幽霊「寂しいとか…」ウルッ
男「あー泣くな泣くな、俺が悪かった」
幽霊「うっ…うう…俺には…お前しか居ないんだぞぉ…」ポロポロ
男「…」ドキッ
幽霊「お前としか話せないのに…俺だってこんな状況不安なのに…ひでぇよ…」ポロポロ
男「ごめん」ギュッ
幽霊「うぁ…はなせよぉ…」ポロポロ
男「ごめんごめん、不安にさせた」ナデナデ
幽霊「うう…うっ…」グズッ
幽霊「寂しいとか…」ウルッ
男「あー泣くな泣くな、俺が悪かった」
幽霊「うっ…うう…俺には…お前しか居ないんだぞぉ…」ポロポロ
男「…」ドキッ
幽霊「お前としか話せないのに…俺だってこんな状況不安なのに…ひでぇよ…」ポロポロ
男「ごめん」ギュッ
幽霊「うぁ…はなせよぉ…」ポロポロ
男「ごめんごめん、不安にさせた」ナデナデ
幽霊「うう…うっ…」グズッ
63: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:00:53.193 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「うっ…うっ…」スンスン
男「泣き止んだか?」ナデナデ
幽霊「……うん」
男「よし」パッ
幽霊「…」スンスン
男「…」
幽霊「なにメンチ切ってんだよ」スンスン
男「いや、オバケも顔グジャグジャになるんだなって」
幽霊「見るな殺すぞ!」プイッ
男「あ、戻った」
男「泣き止んだか?」ナデナデ
幽霊「……うん」
男「よし」パッ
幽霊「…」スンスン
男「…」
幽霊「なにメンチ切ってんだよ」スンスン
男「いや、オバケも顔グジャグジャになるんだなって」
幽霊「見るな殺すぞ!」プイッ
男「あ、戻った」
66: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:08:33.786 ID:qfVTw0GH0.net
男「しかしどうやって成仏してもらったらいいんだ…」
幽霊「さっさと成仏させろ」
男「男の胸で泣いてた奴の命令は聞かん」
幽霊「次言ったら殺すからな」
男「へいへい」
幽霊「調べるとかしろよ」
男「お前にしてはナイスアイデア、明日図書館行ってみるかな」
幽霊「さっさと成仏させろ」
男「男の胸で泣いてた奴の命令は聞かん」
幽霊「次言ったら殺すからな」
男「へいへい」
幽霊「調べるとかしろよ」
男「お前にしてはナイスアイデア、明日図書館行ってみるかな」
67: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:12:37.805 ID:qfVTw0GH0.net
男「来てみたはいいものの、どうしたものか」
女「あれ、男くん」
男「あー女ちゃん」ニヘラッ
幽霊「…」
女「ちょうどいいところに会ったー、ちょっとお話いい?談話室行こ」
男「え?ああいいよ」
女「あれ、男くん」
男「あー女ちゃん」ニヘラッ
幽霊「…」
女「ちょうどいいところに会ったー、ちょっとお話いい?談話室行こ」
男「え?ああいいよ」
68: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:18:17.646 ID:qfVTw0GH0.net
男「話ってなにかな」
女「単刀直入に聞くけど、最近体調悪かったりしない?」
男「え?しないよ?」
女「んー、でも感じるんだけどなぁ…」
男「感じるって何が?」
女「…馬鹿にしない?」
男「しないしない」
女「男くん多分霊に憑かれてる」
男「え゛っ!?」
幽霊「!?」
女「気持ち悪いよねこんな話」
男「……当たってる」
女「え?」
男「そこ、見えない?」
幽霊「…」ベロベロバー
女「んー、わたし姿形は見たこと無いんだよねぇ」
男「そうなの?」
女「うん、存在を感じることしか出来ない」
男「お祓いとか出来る!?」
女「ごめんそれも出来ない…」
女「単刀直入に聞くけど、最近体調悪かったりしない?」
男「え?しないよ?」
女「んー、でも感じるんだけどなぁ…」
男「感じるって何が?」
女「…馬鹿にしない?」
男「しないしない」
女「男くん多分霊に憑かれてる」
男「え゛っ!?」
幽霊「!?」
女「気持ち悪いよねこんな話」
男「……当たってる」
女「え?」
男「そこ、見えない?」
幽霊「…」ベロベロバー
女「んー、わたし姿形は見たこと無いんだよねぇ」
男「そうなの?」
女「うん、存在を感じることしか出来ない」
男「お祓いとか出来る!?」
女「ごめんそれも出来ない…」
70: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:27:16.164 ID:qfVTw0GH0.net
女「てか男くんには見えてるの?」
男「んー、実はかくかくしかじかで」
女「そっかー、そんで慰めてあげたんだ」
幽霊「そこまで言う必要無かったろうがボケエエエエ!!」スカッスカッ
男「ずっとこのままって訳にもいかないしさぁ、割りと困ってる」
女「そりゃそうだよねぇ…」
幽霊「結局役立たずかよ」
男「おい」
女「え?」
男「あ、ごめんなんでもない」
女「そうだなぁ、まぁよく聞くのは未練を解消出来たら成仏するってパターン」
男「でも記憶無いしなぁ、役立たずだわ全く」
幽霊「コロス」
女「それだけ若いってことは、人並みの幸せのうちどれかを経験してないってこともあるんじゃない?」
男「ほうほう」
女「好きなものお腹いっぱい食べるとか、目一杯遊ぶとか」
男「なるほど!」
幽霊「ガキかよ」
男「女ちゃんのお陰でちょっと希望が見えた気がする!」
女「うん、いつでも相談乗るから…あ、それと」
男「ん?」
友「その幽霊ちゃん、きみのこと嫌いじゃないみたいよ」
幽霊「!?」
男「そういのも分かるの?」
女「なんとなーくね」
男「ふーん、ありがと」ニヤニヤ
幽霊「…」
男「んー、実はかくかくしかじかで」
女「そっかー、そんで慰めてあげたんだ」
幽霊「そこまで言う必要無かったろうがボケエエエエ!!」スカッスカッ
男「ずっとこのままって訳にもいかないしさぁ、割りと困ってる」
女「そりゃそうだよねぇ…」
幽霊「結局役立たずかよ」
男「おい」
女「え?」
男「あ、ごめんなんでもない」
女「そうだなぁ、まぁよく聞くのは未練を解消出来たら成仏するってパターン」
男「でも記憶無いしなぁ、役立たずだわ全く」
幽霊「コロス」
女「それだけ若いってことは、人並みの幸せのうちどれかを経験してないってこともあるんじゃない?」
男「ほうほう」
女「好きなものお腹いっぱい食べるとか、目一杯遊ぶとか」
男「なるほど!」
幽霊「ガキかよ」
男「女ちゃんのお陰でちょっと希望が見えた気がする!」
女「うん、いつでも相談乗るから…あ、それと」
男「ん?」
友「その幽霊ちゃん、きみのこと嫌いじゃないみたいよ」
幽霊「!?」
男「そういのも分かるの?」
女「なんとなーくね」
男「ふーん、ありがと」ニヤニヤ
幽霊「…」
71: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:31:07.329 ID:qfVTw0GH0.net
男「希望が見えてきたな」ニヤニヤ
幽霊「何ニヤニヤしてんだコロスぞ」
男「死んだら悲しむ幽霊が居るんじゃないかなぁ」ニヤニヤ
幽霊「言ってろクソバカ」
男「お前好物とか無いの?」
幽霊「覚えてない」
男「今なにしたい?」
幽霊「今すぐにでも成仏したい」
男「なんか未練無いのかよぉ」
幽霊「記憶にございません」
男「役立たず」ボソッ
幽霊「あぁ?」
男「はいはいすいませんすいません」
幽霊「何ニヤニヤしてんだコロスぞ」
男「死んだら悲しむ幽霊が居るんじゃないかなぁ」ニヤニヤ
幽霊「言ってろクソバカ」
男「お前好物とか無いの?」
幽霊「覚えてない」
男「今なにしたい?」
幽霊「今すぐにでも成仏したい」
男「なんか未練無いのかよぉ」
幽霊「記憶にございません」
男「役立たず」ボソッ
幽霊「あぁ?」
男「はいはいすいませんすいません」
73: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:43:27.614 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「結局どうすんだよ」
男「んー…お前食堂のカレー美味いって言ってたよな!」
幽霊「おう、あれは好きだぞ」
男「よし、たらふく食わせてやろう」
幽霊「いいの!?うひょおおお」
男「当たってるといいなぁ」
幽霊「当たってる当たってる、成仏出来る気しかしない」ニコニコ
男「……」
幽霊「なにメン」
男「お前さ」
幽霊「な、なに」
男「笑った顔超可愛いな!」
幽霊「うるっさいしねばーか!!」
男「ところで」
幽霊「また変なこと言ったらコロスぞ」
男「これは由々しき事態である」
幽霊「なにがだよ」
男「生理現象であるからして俺に一切の罪は無い訳だが」
幽霊「?」
男「ムラムラしてきた」
幽霊「死んでくれよもおおおおお」
男「お前も男の娘なら分かるだろうが」
幽霊「俺はしたくならねぇもん」
男「幽霊だからだろ!」
幽霊「……なるべく離れてあっち向いとくからさっさとヤレ」
男「おう…覗くなよ!」
幽霊「覗かねぇよハゲ死ね」
男「んー…お前食堂のカレー美味いって言ってたよな!」
幽霊「おう、あれは好きだぞ」
男「よし、たらふく食わせてやろう」
幽霊「いいの!?うひょおおお」
男「当たってるといいなぁ」
幽霊「当たってる当たってる、成仏出来る気しかしない」ニコニコ
男「……」
幽霊「なにメン」
男「お前さ」
幽霊「な、なに」
男「笑った顔超可愛いな!」
幽霊「うるっさいしねばーか!!」
男「ところで」
幽霊「また変なこと言ったらコロスぞ」
男「これは由々しき事態である」
幽霊「なにがだよ」
男「生理現象であるからして俺に一切の罪は無い訳だが」
幽霊「?」
男「ムラムラしてきた」
幽霊「死んでくれよもおおおおお」
男「お前も男の娘なら分かるだろうが」
幽霊「俺はしたくならねぇもん」
男「幽霊だからだろ!」
幽霊「……なるべく離れてあっち向いとくからさっさとヤレ」
男「おう…覗くなよ!」
幽霊「覗かねぇよハゲ死ね」
77: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:49:28.636 ID:qfVTw0GH0.net
友「おい、お前大食い選手になる気か」
男「聞け友よ、これは闘いなのだ」
友「4つもカレー食えんのかよ…」
幽霊「ふふふ」ジュルリ
男(どうぞどうぞどうぞどうぞ)
男・幽霊「いっただっきまーす!」
男「聞け友よ、これは闘いなのだ」
友「4つもカレー食えんのかよ…」
幽霊「ふふふ」ジュルリ
男(どうぞどうぞどうぞどうぞ)
男・幽霊「いっただっきまーす!」
78: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:52:28.651 ID:qfVTw0GH0.net
男「うっぷ…」ゲプー
幽霊「食った食った」
友「お前は勇者だよ…かっけぇよ…」
男「ちょ、ちょっと死にそうなんで保健室行く」
友「お、おう…先生には言っとくから」
男「たのむ…」フーフー
幽霊「…」
幽霊「食った食った」
友「お前は勇者だよ…かっけぇよ…」
男「ちょ、ちょっと死にそうなんで保健室行く」
友「お、おう…先生には言っとくから」
男「たのむ…」フーフー
幽霊「…」
79: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:54:39.036 ID:qfVTw0GH0.net
男「せんせっ…胃薬ちょうだい…」
保険医「どうした胃の調子悪いのか」
男「悪くなる予定…」
保険医「変なもん食ったのか?とりあえずこれ飲め」
男「ありがと」フーフー
保険医「先生ちょっと出るけど一人で大丈夫か?」
男「おっけーおっけー」
保険医「どうした胃の調子悪いのか」
男「悪くなる予定…」
保険医「変なもん食ったのか?とりあえずこれ飲め」
男「ありがと」フーフー
保険医「先生ちょっと出るけど一人で大丈夫か?」
男「おっけーおっけー」
80: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 16:58:21.055 ID:qfVTw0GH0.net
男「…」フーフー
幽霊「…おい」
男「なんだ、あんま話しかけるな」フーフー
幽霊「大丈夫かよ」
男「お前のためだからな、大丈夫だぞ」ニコッ
幽霊「うっ…」キュン
男「てか、お前あんだけ食って平気なのかよ」
幽霊「それなんだけど、幽霊って満腹感は感じないみたいだわ」
男「…お前帰ったら覚悟しとけよ」
幽霊「…」ガクガク
幽霊「…おい」
男「なんだ、あんま話しかけるな」フーフー
幽霊「大丈夫かよ」
男「お前のためだからな、大丈夫だぞ」ニコッ
幽霊「うっ…」キュン
男「てか、お前あんだけ食って平気なのかよ」
幽霊「それなんだけど、幽霊って満腹感は感じないみたいだわ」
男「…お前帰ったら覚悟しとけよ」
幽霊「…」ガクガク
82: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:04:30.501 ID:qfVTw0GH0.net
男「さて」
幽霊「今日頑張ってたな!かっこよかったぞ!」
男「おだてても無駄だ、お前一回目のカレーで気付いてただろ絶対」
幽霊「え…いや…あれー」
男「あれーじゃねぇよアホ!」グニグニグニ
幽霊「いはいいはいいはい、ゆるひへ」
男「俺の苦しみの一片でも味わえ」グニグニグニ
幽霊「うぇ…うえええ」
男「まったく」パッ
幽霊「幽霊なのに痛い…」ヒリヒリ
男「そういうことは事前に言えよ」
幽霊「……ごめん」スリスリ
男「しかし次どうすっかなぁ」
幽霊「今日頑張ってたな!かっこよかったぞ!」
男「おだてても無駄だ、お前一回目のカレーで気付いてただろ絶対」
幽霊「え…いや…あれー」
男「あれーじゃねぇよアホ!」グニグニグニ
幽霊「いはいいはいいはい、ゆるひへ」
男「俺の苦しみの一片でも味わえ」グニグニグニ
幽霊「うぇ…うえええ」
男「まったく」パッ
幽霊「幽霊なのに痛い…」ヒリヒリ
男「そういうことは事前に言えよ」
幽霊「……ごめん」スリスリ
男「しかし次どうすっかなぁ」
84: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:09:18.894 ID:qfVTw0GH0.net
男「よし!思い切って遊園地行こう!」
幽霊「んなとこ行ってどうすんだ」
男「思いっきり遊ぶ!カラオケとかじゃダメだろうし」
幽霊「なるほど」
男「次の日曜にしよう」
幽霊「一人で行くのか?」
男「お前がいるじゃん」
幽霊「うっ…それ…わざとかよ」ボソッ
男「ん?」
幽霊「なんでもない死ね!」
男「なに怒ってんだお前、さあ寝よ寝よ」
幽霊「んなとこ行ってどうすんだ」
男「思いっきり遊ぶ!カラオケとかじゃダメだろうし」
幽霊「なるほど」
男「次の日曜にしよう」
幽霊「一人で行くのか?」
男「お前がいるじゃん」
幽霊「うっ…それ…わざとかよ」ボソッ
男「ん?」
幽霊「なんでもない死ね!」
男「なに怒ってんだお前、さあ寝よ寝よ」
86: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:19:28.556 ID:qfVTw0GH0.net
男「さーせっかく来たんだし楽しむぞー!」
幽霊「お、おー」
男「まずはジェットコースターだな」
幽霊「え゛」
男「どうした」ニヤニヤ
幽霊「待て待て待て、いきなりジェットコースターとか有り得ん」
男「いいじゃんお前幽霊なんだし」
幽霊「そ、そういう問題では」
男「きみに決めたぁ!」
係員「レバーを下げます」
幽霊「…」
男「大丈夫大丈夫どうせ繋がってるんだし」
幽霊「繋がってる…」
幽霊「お、おー」
男「まずはジェットコースターだな」
幽霊「え゛」
男「どうした」ニヤニヤ
幽霊「待て待て待て、いきなりジェットコースターとか有り得ん」
男「いいじゃんお前幽霊なんだし」
幽霊「そ、そういう問題では」
男「きみに決めたぁ!」
係員「レバーを下げます」
幽霊「…」
男「大丈夫大丈夫どうせ繋がってるんだし」
幽霊「繋がってる…」
89: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:22:45.434 ID:qfVTw0GH0.net
3、2、1 ゴー!
男「ほおおおおおおおおおおおおおおwwwww」
幽霊「!?!?!?!!!」グィイイイイイ
男「ひょおおおおおおおおおおwwwwwww」
幽霊「ひぎいいいいいいいいい」
男「ほおおおおおおおおおおおおおおwwwww」
幽霊「!?!?!?!!!」グィイイイイイ
男「ひょおおおおおおおおおおwwwwwww」
幽霊「ひぎいいいいいいいいい」
92: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:27:03.775 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「うぁ…うう…だからやめようって言ったのに…ひぐっ」ポロポロ
男「ごめんて、次怖くないの乗るから、な?」ナデナデ
幽霊「…うん」
係員「上昇しまーす」
幽霊「おいこれって」
男「天国に近付こうぜ」ニカッ
幽霊「うそつきいいい、いやだ!行きたくない!」グィイイ
男「男なら覚悟決めろってー、あ、てっぺんだぞ」
幽霊「へ」
男「おっほおおおおおおおおおおおおWWWW」
幽霊「いやああああああああああ」グィイイイイイイイイイ
男「ごめんて、次怖くないの乗るから、な?」ナデナデ
幽霊「…うん」
係員「上昇しまーす」
幽霊「おいこれって」
男「天国に近付こうぜ」ニカッ
幽霊「うそつきいいい、いやだ!行きたくない!」グィイイ
男「男なら覚悟決めろってー、あ、てっぺんだぞ」
幽霊「へ」
男「おっほおおおおおおおおおおおおWWWW」
幽霊「いやああああああああああ」グィイイイイイイイイイ
95: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:31:28.233 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「うわぁあああああああん!お前なんか嫌いだああああああ」
男「ほんとごめんて、反応可愛くてイタズラしたくなったの」ナデナデ
幽霊「死ぬかと思ったんだからなあああああああ」
男「よしよし、もう死んでるからね」ナデナデ
幽霊「ひっぐ…うう…もう絶対何も乗らない…絶対やだ…」
男「わかったよ、もう何も乗らないから…ご飯食べよ?」
幽霊「うっ…絶対だぞ…絶対だからな…」
男「うん、約束」
男「ほんとごめんて、反応可愛くてイタズラしたくなったの」ナデナデ
幽霊「死ぬかと思ったんだからなあああああああ」
男「よしよし、もう死んでるからね」ナデナデ
幽霊「ひっぐ…うう…もう絶対何も乗らない…絶対やだ…」
男「わかったよ、もう何も乗らないから…ご飯食べよ?」
幽霊「うっ…絶対だぞ…絶対だからな…」
男「うん、約束」
97: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:35:19.826 ID:qfVTw0GH0.net
男「フランクフルト美味いか?」
幽霊「…」プイッ
男「機嫌治せよ」
幽霊「黙れイカレポンチ」モグモグ
男「相変わらず口悪いな…他に食いたいもんあるか?」
幽霊「……たこ焼き」
男「お前舌がおこちゃまだな」
幽霊「うるさい早く買って来い間抜け」
幽霊「…」プイッ
男「機嫌治せよ」
幽霊「黙れイカレポンチ」モグモグ
男「相変わらず口悪いな…他に食いたいもんあるか?」
幽霊「……たこ焼き」
男「お前舌がおこちゃまだな」
幽霊「うるさい早く買って来い間抜け」
98: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:39:28.388 ID:qfVTw0GH0.net
男「最後に一個だけ、一個だけ乗りたいんだけど」
幽霊「絶対嫌だと言った」
男「あれだよあれ」
幽霊「観覧車?」
男「うん、あれ二人で乗ろ」
幽霊「観覧車……なら…良いかな」
男「よし、じゃあ行こう」
幽霊「絶対嫌だと言った」
男「あれだよあれ」
幽霊「観覧車?」
男「うん、あれ二人で乗ろ」
幽霊「観覧車……なら…良いかな」
男「よし、じゃあ行こう」
101: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:48:06.233 ID:qfVTw0GH0.net
係員「ドア閉めまーす」
男「一人で乗る寂しい奴だって思われたな絶対…」
幽霊「ざまーみろ」
男「ま、お前がいるから良いけど」ニコッ
幽霊「うっ…また…」キュン
男「こうしてるとデートしてるみたいだなぁ」
幽霊「男とデートとかきっもちわりぃ」
男「そうか?お前となら気持ち悪くないなぁ」
幽霊「…」
男「生きてる間にしたかったな」ボソッ
幽霊「仕方ねぇじゃん…死んでるんだし…さっきお前も言ってたじゃん…」ウルッ
男「あ…またやったか……ごめん、悪かった」
幽霊「べつに…事実だし」
男「……もしさ」
幽霊「?」
男「もし生まれ変わったらまた俺に会いに来いよ」
幽霊「どんだけ歳の差あるんだよ」
男「たとえお前が俺に気付かなくても、俺はお前を気付いてやるから」
幽霊「……あのさ」
男「なんだ?」
男「一人で乗る寂しい奴だって思われたな絶対…」
幽霊「ざまーみろ」
男「ま、お前がいるから良いけど」ニコッ
幽霊「うっ…また…」キュン
男「こうしてるとデートしてるみたいだなぁ」
幽霊「男とデートとかきっもちわりぃ」
男「そうか?お前となら気持ち悪くないなぁ」
幽霊「…」
男「生きてる間にしたかったな」ボソッ
幽霊「仕方ねぇじゃん…死んでるんだし…さっきお前も言ってたじゃん…」ウルッ
男「あ…またやったか……ごめん、悪かった」
幽霊「べつに…事実だし」
男「……もしさ」
幽霊「?」
男「もし生まれ変わったらまた俺に会いに来いよ」
幽霊「どんだけ歳の差あるんだよ」
男「たとえお前が俺に気付かなくても、俺はお前を気付いてやるから」
幽霊「……あのさ」
男「なんだ?」
104: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:54:30.215 ID:qfVTw0GH0.net
幽霊「どうせもう死んでるし、誰に何を言われるでもないからもう言っちゃうけど…」
男「?」
幽霊「俺お前が好きだ」
男「……えええええええ!?」
幽霊「一緒に居て楽しいし、俺のために一生懸命…色々してくれるし…」
男「ホモ?」
幽霊「なんとでも言えよもう…好きになったもんは仕方ねぇだろ」
男「人間と幽霊の恋愛なんて聞いたことねぇよ…しかも男同士とか」
幽霊「いちいち俺をドキドキさせるお前が悪い!!」
男「俺のせいかよー……うん、でもありがとう、嬉しい」
幽霊「まじで!?」パァア
男「実は俺も…なんか良いなって思ってたし、幽霊だし男同士だしって思って封印してたけど…」
幽霊「…」
男「先言わせちゃったな」ニコッ
幽霊「うっ…うぇ…」
男「おいまさか」
幽霊「うわああああああああああああん」
男「?」
幽霊「俺お前が好きだ」
男「……えええええええ!?」
幽霊「一緒に居て楽しいし、俺のために一生懸命…色々してくれるし…」
男「ホモ?」
幽霊「なんとでも言えよもう…好きになったもんは仕方ねぇだろ」
男「人間と幽霊の恋愛なんて聞いたことねぇよ…しかも男同士とか」
幽霊「いちいち俺をドキドキさせるお前が悪い!!」
男「俺のせいかよー……うん、でもありがとう、嬉しい」
幽霊「まじで!?」パァア
男「実は俺も…なんか良いなって思ってたし、幽霊だし男同士だしって思って封印してたけど…」
幽霊「…」
男「先言わせちゃったな」ニコッ
幽霊「うっ…うぇ…」
男「おいまさか」
幽霊「うわああああああああああああん」
108: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 17:59:04.794 ID:qfVTw0GH0.net
男「泣くなってもうー」ナデナデ
幽霊「だっで嬉しかったがらああああああああ」
男「わかったわかった、わかったから」ナデナデ
幽霊「うう…ひっぐ……ぎゅってしろよばかぁ…」
男「はいはい、よしよし」ギュッ ナデナデ
幽霊「うっぐ…ひぐ…うう…」
幽霊「だっで嬉しかったがらああああああああ」
男「わかったわかった、わかったから」ナデナデ
幽霊「うう…ひっぐ……ぎゅってしろよばかぁ…」
男「はいはい、よしよし」ギュッ ナデナデ
幽霊「うっぐ…ひぐ…うう…」
114: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 18:05:35.166 ID:qfVTw0GH0.net
男「落ち着いたか?」
幽霊「…もうすぐてっぺんじゃねぇの…」
男「お、おうそうだな」
幽霊「こういうときすることあんじゃねぇの…」
男「………そういうことは覚えてんだな…」
幽霊「夜景きれい…」
男「おい」
幽霊「はい」
男「…」チュッ
幽霊「んっ…」
男「なんか照れるな…」
幽霊「お、俺もだばか///」
男「だから口悪いっつーの」
幽霊「もっかい、俺からは出来ないんだからな」
男「ん」チュウウ
幽霊「んん」チュウウ
男「ぷはぁ」
幽霊「なぁ」
男「ん?」
幽霊「俺のこと好き?」
男「好きだよ」
幽霊「ふふ、俺も好き」
幽霊「俺の未練、やりたかったこと今分かった」
男「なんだ?」
幽霊「恋だ」スー
男「!?」
幽霊「…もうすぐてっぺんじゃねぇの…」
男「お、おうそうだな」
幽霊「こういうときすることあんじゃねぇの…」
男「………そういうことは覚えてんだな…」
幽霊「夜景きれい…」
男「おい」
幽霊「はい」
男「…」チュッ
幽霊「んっ…」
男「なんか照れるな…」
幽霊「お、俺もだばか///」
男「だから口悪いっつーの」
幽霊「もっかい、俺からは出来ないんだからな」
男「ん」チュウウ
幽霊「んん」チュウウ
男「ぷはぁ」
幽霊「なぁ」
男「ん?」
幽霊「俺のこと好き?」
男「好きだよ」
幽霊「ふふ、俺も好き」
幽霊「俺の未練、やりたかったこと今分かった」
男「なんだ?」
幽霊「恋だ」スー
男「!?」
118: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 18:11:52.303 ID:qfVTw0GH0.net
男「え…ちょっと待てよお前…」
幽霊「ありがとう、短い間だったけど、ほんとにほんとに楽しかった」
男「おい、何言ってんのお前」
幽霊「素直になれなくてごめんな、でも最後に気持ち通じ合えて嬉しかった」
男「やめろ、いくな」
幽霊「大好き、本当に大好き…生まれ変わったらきっと会いに行くから」
男「散々わがまま言って!最後の最後もこれかよ!」
幽霊「だから…その時は…」スー
男「………馬鹿野郎」
幽霊「ありがとう、短い間だったけど、ほんとにほんとに楽しかった」
男「おい、何言ってんのお前」
幽霊「素直になれなくてごめんな、でも最後に気持ち通じ合えて嬉しかった」
男「やめろ、いくな」
幽霊「大好き、本当に大好き…生まれ変わったらきっと会いに行くから」
男「散々わがまま言って!最後の最後もこれかよ!」
幽霊「だから…その時は…」スー
男「………馬鹿野郎」
120: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 18:14:02.499 ID:qfVTw0GH0.net
男「いってきます」
嫁「いってらっしゃい」
子「行っちゃやだあああああ」
男「ごめんなぁ、パパ頑張ってくるからなぁ、良い子で待っててな?」ナデナデ
子「ひっぐ…ひぅ…うん」
男「はい良い子良い子、じゃあ行ってくるね」
子「ばいばい」
男「バイバーイ」
男「今日の会議何時だったっけ」
タッタッタッ ドンッ
男「うぉ!」ズサァ
「ってぇ…急に飛び出してくんなよおっさん!」
男「いてて、ごめんね、怪我無かった?」
男「………!?」
「…なにメンチ切ってんだよ」
男「きみ………言葉遣い悪いね」ニコッ
おわり
嫁「いってらっしゃい」
子「行っちゃやだあああああ」
男「ごめんなぁ、パパ頑張ってくるからなぁ、良い子で待っててな?」ナデナデ
子「ひっぐ…ひぅ…うん」
男「はい良い子良い子、じゃあ行ってくるね」
子「ばいばい」
男「バイバーイ」
男「今日の会議何時だったっけ」
タッタッタッ ドンッ
男「うぉ!」ズサァ
「ってぇ…急に飛び出してくんなよおっさん!」
男「いてて、ごめんね、怪我無かった?」
男「………!?」
「…なにメンチ切ってんだよ」
男「きみ………言葉遣い悪いね」ニコッ
おわり
122: VIPがお送りします 2016/03/10(木) 18:15:47.564 ID:qfVTw0GH0.net
ぶっちゃけ最後のくだりがやりたかっただけですすんまそん
見てくれてありがとう
見てくれてありがとう