俺「シルバニアファミリーを人質に取った、解放して欲しくば飯とポカリ1.5Lをここに持って来い」
1: VIPがお送りします 2015/04/29(水) 23:59:05.796 ID:vu7ceWDYdNIKU.net
妹「お前の要求はこの通り全て用意した、家族を解放しろ!」
俺「・・・いいだろう」
俺「ドアの前に全てを置け、確認でき次第こいつらを解放しよう」
妹「必ず開放するんだぞ!」スッ
俺「・・・いいだろう」
俺「ドアの前に全てを置け、確認でき次第こいつらを解放しよう」
妹「必ず開放するんだぞ!」スッ
8: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:01:36.928 ID:/kFzEP+kd.net
俺「・・・ふん」
俺「ドアから10m以上離れろ、そこに居るオカンもだ」
オカン「チッ・・・下の隙間から覗いてやがったか」
妹「家族には小さい子供もいる!早く家族を解放してやってくれ!」
俺「・・・俺も鬼ではない、望みは必ず叶えよう」
俺「早くドアから離れるんだ」
オカン「ここは要求通り離れるぞ」
妹「そうしよう・・・」トコトコ
俺「ドアから10m以上離れろ、そこに居るオカンもだ」
オカン「チッ・・・下の隙間から覗いてやがったか」
妹「家族には小さい子供もいる!早く家族を解放してやってくれ!」
俺「・・・俺も鬼ではない、望みは必ず叶えよう」
俺「早くドアから離れるんだ」
オカン「ここは要求通り離れるぞ」
妹「そうしよう・・・」トコトコ
11: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:03:42.153 ID:/kFzEP+kd.net
妹「階段を下りて10m離れたぞ!早く家族を解放してくれ!」
俺「・・・」
俺「本当に誰も居ないか」
妹「この通り誰も居ないぞ!ドアの下から確認するんだ!」
俺「・・・ドアの横に隠れている男は誰だ」
オカン「クソッ、オトンまで見つかるとは!一体奴はどこから・・・」
妹「・・・はっ!」
オカン「どうした」
妹「しくじった、奴がなぜオトンの存在に気づいたのか・・・」
妹「この廊下の電気だ・・・」
オカン「まさか影を見て・・・野郎姑息な・・・!」
妹「完全に私達のミスだ・・・、オトン部隊に撤収命令を出すぞ」
オトン「」トコトコトコ
俺「・・・」
俺「本当に誰も居ないか」
妹「この通り誰も居ないぞ!ドアの下から確認するんだ!」
俺「・・・ドアの横に隠れている男は誰だ」
オカン「クソッ、オトンまで見つかるとは!一体奴はどこから・・・」
妹「・・・はっ!」
オカン「どうした」
妹「しくじった、奴がなぜオトンの存在に気づいたのか・・・」
妹「この廊下の電気だ・・・」
オカン「まさか影を見て・・・野郎姑息な・・・!」
妹「完全に私達のミスだ・・・、オトン部隊に撤収命令を出すぞ」
オトン「」トコトコトコ
18: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:07:53.141 ID:/kFzEP+kd.net
妹「今度こそ誰も居ないぞ!」
俺「・・・」
俺「そこから写真を撮って誰も居ない証拠を出せ」
妹「カメラなんて持ってない・・・」
オトン「仕方ない、これを使え」スッ
妹「スマホ・・・?」
妹「恩に着るぞオトン」パシャ
俺「・・・」
俺「そこから写真を撮って誰も居ない証拠を出せ」
妹「カメラなんて持ってない・・・」
オトン「仕方ない、これを使え」スッ
妹「スマホ・・・?」
妹「恩に着るぞオトン」パシャ
22: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:10:57.355 ID:/kFzEP+kd.net
妹「スマホで写真を撮ったぞ!どう渡せばいいか指示をくれ!」
俺「それをドアの下から入れろ、いいか一人で渡しに来い」
俺「複数人で来たとしてもこちら側からはお見通しだ」
妹「分かった!今渡しに行く!」
妹(どうせ奴のハッタリだ・・・オカンついてこい)
オカン(了解した)
妹(オトンは電気を消してくれ)
オトン(了解)
パチッ
俺(ちっ・・・電気を消しやがったか)
トコトコトコ
妹「一人で渡しに来たぞ、確認してくれ」スッ
俺「それをドアの下から入れろ、いいか一人で渡しに来い」
俺「複数人で来たとしてもこちら側からはお見通しだ」
妹「分かった!今渡しに行く!」
妹(どうせ奴のハッタリだ・・・オカンついてこい)
オカン(了解した)
妹(オトンは電気を消してくれ)
オトン(了解)
パチッ
俺(ちっ・・・電気を消しやがったか)
トコトコトコ
妹「一人で渡しに来たぞ、確認してくれ」スッ
23: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:13:09.534 ID:/kFzEP+kd.net
俺「・・・」
パシャッ
俺「・・・」スッ
妹「この写真は・・・!」
俺「画像の通り、家族は徐々に衰退しているぞ」
俺「俺も早く解放したいと思っている」
妹「では早くここから・・・!」
俺「それは無理な要求だ」
パシャッ
俺「・・・」スッ
妹「この写真は・・・!」
俺「画像の通り、家族は徐々に衰退しているぞ」
俺「俺も早く解放したいと思っている」
妹「では早くここから・・・!」
俺「それは無理な要求だ」
26: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:15:11.562 ID:/kFzEP+kd.net
俺「今ドアの前には二人居るだろう」
妹「断言しよう、私以外は居ない!」
俺「画像をよく見るんだな」
妹「・・・?」
俺「ドアの隙間から二人分の影が映っているのは気のせいか?」
妹「なに!?」
俺「ドアから離れるんだ、二人ともな」
オカン「あの野郎ッ!!」
トコトコトコ
妹「断言しよう、私以外は居ない!」
俺「画像をよく見るんだな」
妹「・・・?」
俺「ドアの隙間から二人分の影が映っているのは気のせいか?」
妹「なに!?」
俺「ドアから離れるんだ、二人ともな」
オカン「あの野郎ッ!!」
トコトコトコ
28: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:18:40.035 ID:/kFzEP+kd.net
妹「画像を見るに家族はドアの前に居るらしい・・・」
オトン「では強行突破で早く保護すれば・・・!」
オカン「待て、それでは家族の命が危ない・・・」
俺「・・・」
ガチャッ
俺「・・・」スッ
パタンッ―――……
俺「飯とポカリは頂いたぞ」
オトン「では強行突破で早く保護すれば・・・!」
オカン「待て、それでは家族の命が危ない・・・」
俺「・・・」
ガチャッ
俺「・・・」スッ
パタンッ―――……
俺「飯とポカリは頂いたぞ」
30: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:20:46.103 ID:/kFzEP+kd.net
妹「では早く家族を解放を!!」
俺「ふん・・・」
俺「既に解放している」
俺「窓からな」
オカン「なんだと!?」
妹「オトン部隊!早く庭へ回れ!!」
オトン「」ダッ
俺「ふん・・・」
俺「既に解放している」
俺「窓からな」
オカン「なんだと!?」
妹「オトン部隊!早く庭へ回れ!!」
オトン「」ダッ
35: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:24:02.370 ID:/kFzEP+kd.net
俺「やれやれ・・・では頂くとしよう」
妹「・・・要求したものは満足か!?」
俺「・・・」
俺「俺に何を食わせようとした?」
妹「何って・・・チャーハンだ!」
俺「・・・」
俺「下剤入りのか?」
オトン「妹!解放された人質が1人足りないぞ!!」
妹「!?」
オカン「まっ・・・まさか・・・!?」
妹「・・・要求したものは満足か!?」
俺「・・・」
俺「俺に何を食わせようとした?」
妹「何って・・・チャーハンだ!」
俺「・・・」
俺「下剤入りのか?」
オトン「妹!解放された人質が1人足りないぞ!!」
妹「!?」
オカン「まっ・・・まさか・・・!?」
37: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:26:22.768 ID:/kFzEP+kd.net
俺「馬鹿な事をするな」
スッ
オカン「あっ!ドアの下から人質が・・・!」
オトン「動いて・・・いない・・・」
妹「・・・よりによって一番小さな子供を!!」
俺「俺が飯をやったら喜んで食べたぜ」
俺「子供ってのは正直だな」
スッ
オカン「あっ!ドアの下から人質が・・・!」
オトン「動いて・・・いない・・・」
妹「・・・よりによって一番小さな子供を!!」
俺「俺が飯をやったら喜んで食べたぜ」
俺「子供ってのは正直だな」
42: VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:30:54.367 ID:/kFzEP+kd.net
妹「早くあの子供を保護するんだ!!」
オトン「了解!」ダッ
妹「クソ、一人負傷か・・・自分が情けない・・・」
オカン「もう人質は居ないんだ・・・」
オカン「ここは突入の許可を・・・!」
妹「・・・」
妹「よし、オカン部隊に突入の許可を出す!」
妹「突入ゥー!」
オカン「働けええええええええええええ」バァーンッ
俺「ひえーっ!」
Hello Work End.
オトン「了解!」ダッ
妹「クソ、一人負傷か・・・自分が情けない・・・」
オカン「もう人質は居ないんだ・・・」
オカン「ここは突入の許可を・・・!」
妹「・・・」
妹「よし、オカン部隊に突入の許可を出す!」
妹「突入ゥー!」
オカン「働けええええええええええええ」バァーンッ
俺「ひえーっ!」
Hello Work End.