男「行くぞォォォォォォォォオオオ!!!!!!」シコシコシコ

2019年03月15日
男「行くぞォォォォォォォォオオオ!!!!!!」シコシコシコ

1: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:17:22 ID:yKb
女子高生s「キャピキャピ」

男「……」シコシコシコ

男「(今だ!)」サッ!

女子高生s「!」

男「相棒にご挨拶しな」ドピュッ

女子高生s「い、いやぁー!!」

男「アリーヴェ・デルチ…サヨナラだ、恋人達」タッタッタ

2: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:21:48 ID:yKb
刑事「クソッ…今月で二件目かよ!」

後輩「女性にぶっかけ、速攻で行方を眩ます…恐らく、一連の犯行は同一犯の仕業でしょうねぇ」

刑事「許せねぇぜ」

後輩「犯人は何が目的なんでしょうね」

刑事「愉快犯だろ」

3: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:38:49 ID:yKb
バー――

男「チェリーブロッサムを」

マスター「……」フキフキ

女「ねぇーあの背の高いテンガロンハットの人かっこよくない?」ヒソヒソ

女2「ブーツのカカトについたピザカッターもクールだよね」ヒソヒソ

女「声かけちゃおうよー」

男「……」プカー

マスター「……これは『サービス』だ」

男「『カウボーイ』か…」

マスター「仕事が続くな」ニヤリ

男「やれやれ、全くさ。酒を楽しむゆとりもないときた」

女「あ、あの!ここへはよく来られるんですか!」

男「…悪いなお嬢ちゃん。野暮用が出来た」

女2「貴方は一体…」

男「時代遅れのカウボーイさ」

女「あ…奥の部屋にいっちゃった」


4: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:42:40 ID:yKb
男「あんたが依頼人かい?」

依頼人「…ぶっかけを専門としているそうだな」

男「おうよ。俺にぶっかけられないものはないね」

依頼人「そいつは頼もしい」

男「どうも」

5: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:47:34 ID:yKb
依頼人「ターゲットはこの男だ」

男「男かよ」

依頼人「報酬は弾む。それとオカズに失楽園を用意しよう」

男「ま、やってみるさ」

依頼人「しくじるなよ」

男「知らないなら教えとくぜ」

男「俺のぶっかけは、針の穴だって通すのさ」

6: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)04:56:00 ID:yKb
ビルの屋上――

依頼人《ターゲットは8時に会食を終え、その後は愛人と会うつもりだろう》

男「愛人ね。近場のお高いホテルは…と、ここが匂うな」

依頼人《ベッドインする直前、奴の汚い顔面にぶっかけしてほしい》

男「おいおい、別途料金がかかるぜ」

依頼人《払おう》

男「直前ね…いいさ、やってやる。いこうぜ!相棒!」

7: 名無しさん@おーぷん 2016/09/08(木)05:04:53 ID:yKb
ターゲット「――」

愛人「――」

男「綺麗だよ。先にシャワー浴びておいで。えぇ。待ってて…ってとこか。こっからが勝負だな」

依頼人《どうするつもりだ》

男「シコる。それだけさ」

シコシコシコ…

男「距離にして1.2㎞…風は南南西2メートル…」

依頼人《まさか…この距離から!?》

男「専門は早撃ちなんだがな。金払いのいい客の頼みとあっちゃ…」

ドピュッ――パリン!!

ターゲット「――!?」…ドサッ

男「mission complete…!」

依頼人《ブラヴォー…!》

14: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)02:33:00 ID:Zv4
依頼人「よくやった…」

男「…娘さんらしいな」

依頼人「……」

依頼人「娘は私の顔も知らんがね。…顔射されたターゲットの顔を見た途端ときたら、見ものだったぞ。
100年の恋も冷めた、とはまさにあのことを言うんだろうな」

男「違いない」ハハハ

依頼人「先払いした通常料金に加え、タイミング指定、部位指定料金だったな…」

男「いや、もう代金はもらったさ」スタスタ…

依頼人「?」

男「この失楽園…いただいてくぜ」ニコリ




男「」

15: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)02:33:19 ID:Zv4
依頼人「よくやった…」

男「…娘さんらしいな」

依頼人「……」

依頼人「娘は私の顔も知らんがね。…顔射されたターゲットの顔を見た途端ときたら、見ものだったぞ。
100年の恋も冷めた、とはまさにあのことを言うんだろうな」

男「違いない」ハハハ

依頼人「先払いした通常料金に加え、タイミング指定、部位指定料金だったな…」

男「いや、もう代金はもらったさ」スタスタ…

依頼人「?」

男「この失楽園…いただいてくぜ」ニコリ

16: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)02:47:28 ID:Zv4
マスター「サービスの『ハンター』だ」

男「やれやれだ。世間は俺の相棒を放ってくれないみたいだな」

マスター「あとワカモトとマカ」

男「御心遣い感謝するよ」


依頼人《数年前にとある研究室から持ち逃げされた暗号解析プログラムを知っているか》

男「あぁ、確かどんなプログラムにも潜入でき、破壊も改変も意のまま、とかいう…眉唾物の話だが…まさか」

依頼人《そのまさかだ。実在する》

17: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)02:55:22 ID:Zv4
依頼人《ポイント制のエロ動画サイトやエック●ビデオも無尽蔵にオカズが落とせ、エロ同人サイトの3択は意味を持たず、ビンビンになった乳首がリアルです。(今は隠してます)の隠してますも意味を持たなくなる…》

男「なんてこった!こいつは久々にヤバイ仕事だ」

依頼人《あぁ。この代物が出回れば…》

男「世界が引っくり返るぜ…!」

19: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)03:15:22 ID:Zv4
マスター「やるのか」

男「あぁ」

マスター「…お前はたまに、無茶をするな。自分の命を試してる気さえする」

男「そんなんじゃないさ。…ただ、ふと思い出したんだ」

マスター「?」

男「川原に落ちていたエロ本…電撃ピカチュウ…ギルガメッシュナイト…懐かしい恋人(オカズ)たち」

マスター「……懐かしい。俺達は、いやみんな若かった。なんにもないから、何でもオカズにした」

男「……気にくわねぇんだ」

マスター「今の子供達から希望を奪うことがか?」

男「違うさ。ただ、今のガキにもオカズが乏しい苦痛を味あわせたいだけ、さ…」プカー

マスター「よーく言うぜ…」

20: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)03:29:09 ID:Zv4
酒場――

男「マティーニだ」

??「ウォッカで、だろ」

男「お前は…『早漏』」

早漏「アンタときたらいつもこうだ。まず、マティーニを頼む。そして一口舌で転がしてから文句もこねるのさ。
『おい、このマティーニはジンベースかよ』ってな」

男「悪かったな」

早漏「俺はテキーラ。チェイサーはいつものトニック」

酒場マスター「……」コク

21: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)03:43:13 ID:Zv4
早漏「二年ぶりか」

男「三年ぶりだろ」

早漏「おっと、そうだったか。アンタをここらで見掛けるのは珍しいな」

男「仕事だ。ここの裏カジノ、そして裏カジノを取り仕切るマフィアにな」

酒場マスター「!」ポトッ…パリーン

早漏「…そうか」

男「お前もか?早漏」

早漏「あぁ。まったくやだね。仕事が被るなんて」

酒場マスター「…」ピポパッ…

男「マティーニはドライに限る」

早漏「よっ」ガン!!

男「そのグラス叩き付ける飲み方まだやってんのか」

早漏「テキーラはやっぱこれだ。ショットガン」ゴクリ

マフィアs「おい、そこの――」

早漏「そして、オナニーもこれさ」シコシコドピャパンッ!!

マフィアs「!?」

男「ずいぶん下世話なショットガンだな」

25: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)03:58:01 ID:Zv4
ガシャーン!!

男「(外れた…?いや、外した…!?)」

\きゃああああああああああ!/ \うわぁぁぁあああ!/

マフィアs「ひ、ひぃ…話が違うぞ」

早漏「分かってる分かってる」

男「?」

早漏「だってよ、お前ら撃とうとしただろ?まだ他にお客さんいるのに。それに話が違うって言いたいのはこっちだぜ」

男「ハッ…」ハハハ

早漏「言ったじゃねぇか。『客の相手は俺がする』ってな」

男「なるほどねぇ…そっちも仕事、か」

早漏「バウンサー(用心棒)のな」

男「…こんな稼業やってりゃこういうときもあるか」

早漏「あぁ。まったくやだね、昔の仲間と射精ち合いするなんざ」

男「俺だって厄日さ。次はバーボンをロックで引っかけようと楽しみにしてたのによ」プカー

26: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:06:35 ID:Zv4
早漏「そいつは残念。代わりに食らいな、胃袋に直接ご馳走してやるぜ!」

シコシコシコピュピュッ!

男「おっと」

ガシャーン!

男「ボトルに当てるなよ。もったいねぇ!」

男「(しかし参ったな。奴は凄腕だ…早撃ち技術なら俺以上。狭い店内だ、奴に地の利がある)」

男「一度開けた場所に逃げるか…!」サッ

早漏「悪いな。通行止めだ!」

シコシコシコピュピュッ!

男「あぶねぇ…!チッ…お互いに手の内は分かってるからな…!好きにさせちゃくれねえか」

27: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:16:36 ID:Zv4
男「(オナニストとしての腕は五分。早漏さと連射、スピードは向こうが上。精密射精や狙射精はこちらだが…!)」

早漏「ほらほら、どうした!」

男「奴は歩くダムとも謂われていたオナニスト…弾切れも期待できない。なら…!」サッ

男「打ってでるしかないないよな。行こうぜ、相棒」ヌギッ…!

早漏「そうこなくっちゃ」ニヤリ


28: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:24:15 ID:Zv4
早漏「悪いが仕事だ、イクぜ…!」

シコピュピュッ!

男「!」シコシコピュッ!

パン!パン!パン!

マフィア1「す、すげぇ…!」

マフィア2「空中でザーメンとザーメンが…相殺してる!?」

早漏「!」

男「!」

シコシコシコシコシコシコシコシコシコ…

マフィア1「互いにタメだした!!」

ドピャパァアアンッ!!!!

男「チッ…!」

早漏「くっ…!」

29: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:29:30 ID:Zv4
マフィア1「ま、待ってくれ!」

男「なんだ…!引っ込んでろ」

早漏「蜂の巣になるぜ…!」

マフィア1「それでもいい!あんたらが強いのはよく分かった!ワケを話そう…」

早漏「おい、勝負の邪魔を…」

マフィア1「頼む。俺達の話を聞いてくれないか」

男「話だと…」

30: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:38:52 ID:Zv4
マフィアボス邸――

マフィアボス「ゴホッ…ゴホッ…」

マフィア1「ボス!しっかり!」

男「こいつぁ…」

マフィア2「見ての通り、ボスはもう余命幾ばくもない…」

マフィアボス「手に入れたのか…例の、例のオカズを…!」

マフィア1「えぇ、ボス!手に入れましたよ!ファンの間で幻と謳われているインディーズの女王、笠木忍のデビュー間もない頃のポルノビデオです!」

マフィア2「裏ルートから仕入れた暗号解析プログラムで…やっとの思いで…!」

マフィアボス「お前ら…!」

31: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:47:21 ID:Zv4
早漏「コイツら。親分の為に…」

男「…」

マフィアボス「…お前ら…最後のオナニーだ。付き合ってくれるか」

マフィアs「お供します!」

マフィアボス「おぉ…若い頃…駆け出しの頃に見たあの動画だ…」

男「…行こうぜ」

早漏「けどよ」

男「ファミリー水入らず、ラスト・オナニーだ。俺達は出よう」

シコシコシコ――

32: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)04:53:19 ID:Zv4
早漏「いいのかい?アイツら見逃しちまって」

男「代わりにこいつをもらったからな。もう俺達には用のない代物だ、と押し付けられちまった」

早漏「そりゃ例の暗号解析プログラムが仕込まれたチップか」

男「そらよっ」

…ポチャンッ!

早漏「あーもったいねぇ。いいのかい?一生遊んで暮らせる金や無尽蔵のありとあらゆるオカズが手に入るんだぜ」

男「人もオカズ一期一会さ」

33: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)05:01:56 ID:Zv4
男「お前こそ、報酬をもらってないようだが?お優しいことで」

早漏「ケツ拭く紙なら間に合ってるんでね」

男「ハッ…じゃあな。次に会うときは敵か味方か分からねぇが」

早漏「あばよ。飲みなおしかい?」

男「あぁ。バーボンのロック、飲みそびれたからな」プカー

スタスタ…

早漏「……よっぽどロックだぜ。アンタのオナニーの方がな」ハハハ

34: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)11:10:04 ID:Zv4
行き付けのBAR――

男「…そこで俺は去り際に言ってやったね。『ガルパンはいいぞ』ってね」

女性客「キャーキャー」

マスター「モテモテか」

男「よせやい」

マスター「そうそう、こちらサービス、ギムレットでございます、だ」

男「おいおい、ギムレットには早すぎるぜ、だ」

マスター「ごちゃごちゃ言うな。仕事だ」

35: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)11:24:57 ID:Zv4
依頼人「お前が男か。この界隈じゃ一流らしいな」

男「周りが勝手に言ってるだけ。俺はただ、柚木Nの同人誌でオナニーしてるだけさ…」

依頼人「ふむ。そいつは頼もしいな」

男「で、依頼はなんだい?」プカー

依頼人「バトルバイアグラ、というものを知っているか?」

男「なんだって?」

36: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)11:42:22 ID:Zv4
男「知らないわけないさ。通常のバイアグラより遥かに高いPDE5阻害効果を持ち、一時的に身体能力…特に勃起力と射精力を強化できる」

男「身体への負担が強いこと、依存性があることから禁止薬物に指定されて厳しく取り締まられているはずだが…!」

依頼人「それが、出回っているんじゃ」

男「おいおい、マジかよ」

依頼人「近いうちに300キロものバトルバイアグラが国内に輸入されようとしている」

男「ヒュー!キロ170万は固いから…」

依頼人「ざっと五億以上じゃな」

男「たまげたね」シコシコシコ

38: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)11:54:20 ID:Zv4
依頼人「場所はハッキリと分かっておる。君には、取引の現場を押さえてもらいたい」

男「簡単に言うね」

依頼人「勿論、危険な分報酬は弾む。大石コウの同人誌も付けよう。それと…入りなさい」

短小「はじめまして」

DQN「所長、俺一人で十分だっての」

男「…おい。ガキのお守りもやれってのかい?」

依頼人「確かに二人共若いが、うちの自慰メン組織の期待の新人だ」

男「んなこと言ってねぇ。教育実習はやってねぇっていってんだ」

短小「よ、よろしくお願いします!」

DQN「オネシャス」

男「…やれやれだぜ」プカー

40: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)12:12:16 ID:Zv4
男「まったく、取引場所の情報以外は丸投げときた」

短小「あ、あの!僕達も手伝いますから!」

男「黙りねィ。…ガキは家へ帰ってな」

短小「ムムッ…ガキじゃないですよ!」

DQN「今のは聞き捨てならねぇなー」

男「ハァ…これだからガキは…分かった、分かったよ」

ザッ…

男「来な。遊んでやる。俺が勝ったら大人しくしろよ」

DQN「上等…!」

短小「後悔しないでくださいね!」

41: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)12:32:10 ID:Zv4
DQN「合わせろよ短小!」

男「(腰を大きく後ろへ引いた…?)」

DQN「エアー・セクロス!」ブォン!!

男「!…腰振りによる突風か」

DQN「バランスが崩れた!今だ!」

短小「はぁッ!」ピコンッ!

バチンッ!

男「おっと…!短小のくせに、中々良い打ち込みだ」

短小「てやぁ!!」

男「フォームも良い。裏筋(たちすじ)も鋭い。だが…青いな。タフな戦いをするには、お行儀が良すぎるぜ」

バチンッ!

短小「うわっ!?」ズザザー

DQN「短小!」

短小「くっ…強い…!こうなったら…アレだ!!」

シュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!

男「(早えぇなッ…シコる速さだけなら早漏の奴と同等か…!この歳でここまでのシコッティングスピードとは…!
摩擦熱でおちんぽが赤熱して煙を上げてやがる…!)」

短小「オナフレイムッ!」

シュシュシュシュ…ゴォォォオオオ!!!!!!!!

42: 名無しさん@おーぷん 2016/09/09(金)12:47:04 ID:Zv4
男「強力な技だな。…だが、やっぱりまだまだ青いぜ」

シコピュッ!

…ジュッ…

短小「!?」

DQN「火炎が消えた…!」

男「どんなに大きな火力でも起点は短小だろ?そこを狙ってぶっかけすれば鎮火するさ…」

DQN「…」

男「お前らは派手な技に頼りすぎだ。…強力なカードを持つのはいい。
だが、カードに振り回されてちゃ世話ないぜ」

短小「……!」タタタッ

男「おっと…言い過ぎたか。まぁいい、これで。一人でやれる」

男「オナニーってのは、独りでやるもんだからな」プカー

44: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)19:36:28 ID:cmr
男「ここの港が現場か」

下っ端s「おい、なんだお前」

男「港湾労働組合の者だ」

下っ端s「は…?救命阿ッッ」ガラガラガッシャーン

男「ズボン脱ぐまでもなかったな」

45: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)19:43:59 ID:cmr
コソ…

男「ふむ…あの船か」

男「でけぇコンテナがあるぜ。あそこに例のバトルバイアグラがあんのか」

ボス「――」

大男「――」

男「見たところボスとボディガート、か。さて、どうしたものか…ん?」

46: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)20:19:34 ID:cmr
ボス「ククク…楽な商売だ」

大男「……バトルバイアグラに新田●海のAV無修正版にクジラックス大先生の『わんぴいす』偽初版100本…占めて100億は下りません」

ボス「内訳はバトルバイアグラが5%、偽初版わんぴいすが95%ってとこだな」

大男「わんぴいすは虎の穴やメロンブックスでも取り扱ってますね」

ボス「ろりとぼくらの。も茜新社から絶賛発売中だ」

ボス「しかし、禁制品やレア物の偽物を売り捌くだけでこんなに儲かるなんてな。悪いことはやめられないな」ハハハ


短小「待ちねィ!!」

DQN「自慰メンの者だ。大人しく観念しろよな!」


男「あんのバカ共…」ハァ

47: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)20:36:26 ID:cmr
ボス「ふん…自慰メン組織の者か。こそこそと嗅ぎ付けてきたのか?」

大男「オナニストの平和維持組織ですか。扱ってるブツが扱ってるブツですからね」

ボス「まぁいい。ガキ二人だ。大男、3分でカタをつけろ」

大男「30秒もあれば」ヌギヌギ…

DQN「おらぁ!!」

大男「ふんっ!」

DQN「!」ズザザー

短小「せや!!」

大男「ハハハ、毛に隠れて勃ちすじが見切りにくいな」ヒョイッヒョイッ

短小「…!」カッ!!

短小「黙りねィ!!」

大男「おっと」ヒョイッ

短小「(やば…!深く踏み込みすぎた…!まともに反撃をもらう…)」

大男「ハハハ!冷静さを欠くとは、未熟だな!」

パァン!

大男「!」サッ

男「まったく、そいつの言う通りだぜ…」カチッ…シュボ…

男「頭に血が回りすぎて育ちが悪いんじゃないか」プカー

DQN「ア、アンタは!」

短小「お、男さん!」

男「来ちまったモンはしょうがねぇ。…手伝いな、兄弟。派手にオナニーといこうぜ」ニヤリ

48: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)20:52:57 ID:cmr
男「!」

シコピュッ!

ボス「は、早い!?」

大男「ぐお…!?」

DQN「や、やったか…!」

大男「ククク…早漏さは大したモノだが…俺を決定力には欠けるな」ムクリ

短小「そんな…!」

男「タフだな」ヒューッ

DQN「お、おい!アンタどうしてそんな余裕なんだよ!射精術が通用しねぇ相手なんだぜ!」

男「おう、柄が悪いの。俺達オナニストで一番大切なことを教えてやる。
焼け落ちるほど銃身が熱くなっても、頭はいつだってクールでなくちゃならない…それが――」

シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ!

男「――オナニストさ!」

49: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)21:12:37 ID:cmr
男「小さいの!柄が悪いの!手伝いな!」シコシコシコ!

短小「で、でもどうやって!僕は…弱い。あの人に勝てる力もなければ、貴方に認められる力もない!
見掛けだけの派手な技を過信するただの…!!」

男「誰が見掛けだけの技といったよ!手持ちのカードに振り回されるなって言ったんだ!
…どんなオナニースタイルも、生かすも殺すも使い手次第なんだぜ」

短小「え…?」

男「お前に出来ることはある。諦めるな。いつだって戦場で生き残るのは、最後まで目をカッ開いてる奴だ!おう、柄が悪いの!お前もシコれ!」シコシコシコピュッ!

DQN「ケッ!いまやってるッ!!」シコシコシコピュッ!

大男「クカカ…効かん!」

短小「僕に…出来ること…!!」

男「まだまだ!とにかく尽き果てるまで射精ちまくれ!」シコピュッ!シコピュッ!

大男「そんなもの俺をザーメン漬けにするだけに過ぎん!」

短小「(ザーメン漬け……ハッ…そうか!)」

50: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)21:33:43 ID:cmr
短小「DQN!男さん!そのままお願いします!」シュシュシュシュ!

男「ハッ…(いーい顔するようになったな)」

ボス「ハハハ、バカ共め。大男を足止めしているだけじゃないか。おちんぽみるくが尽きた時が奴等の終わりだ」

男「おう、柄が悪いの!まだ射精てるか!?」シコピュッ!

DQN「ったりめーだ!!」シコピュッ!

男「やるじゃねえか、柄が悪いの!」

DQN「柄が悪いの、じゃねぇ!」シコシコシコ

DQN「――俺はDQN!いずれ世界のオナニストの頂点に立つDQNだ!!覚えとけよな!!」ドピュッ!!!!

男「そうか。そいつは悪かったなDQN」ハハハ

大男「くっ…ちょこざいな…!」

男「今だ!お前の出番だぜ、短小!」

短小「はい!」

シュシュシュシュ!!

大男「!?…ハッ…まさか!」

短小「オナフレイム!!!!」

ゴォォォオオオ!!!

51: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)21:49:31 ID:cmr
ボス「な…な…そんなバカな!!」

大男「」ピキピキ

ボス「大男がロウ人形のように!?」

男「『熱凝固』って知ってるか」プカー

男「タンパク質のアミノ酸同士は水素結合だ。熱をちょっと加えれば結合が壊れる。
するとタンパク質が集まり、固まる。…いわゆる、タンパク質の変性だな」

DQN「よく分かんねぇ…」

男「卵の白身に熱を加えれると白く固まるだろ?それに、熱い風呂の中で射精したことあるか?」

DQN「!」

男「その顔はあるようだな。要するにその原理だ」ニヤリ

ウウウウゥゥゥウウウウ…ウウウウゥゥゥウウウウ…

男「警察のおでまし、か…やれやれ、遅いんだよ」

52: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)22:02:29 ID:cmr
男「さて、と。俺は帰るぜ…生憎、警察とは相性が悪いんでね」スタスタ…

短小「あの…!男さん!」

男「…」ピタッ

短小「ありがとうございました!…僕、貴方に大切なことを教わりました!」

男「よせやい…俺は報酬の為ならどんなぶっかけだってするトリガーハッピーさ。
正義の自慰メンにいるんなら、いずれ敵対するかもしれないぜ」

短小「それでも、ありがとうございました!!」

男「……なぁ短小。なんだってこんな危険な戦いにきたんだ?何かワケがあるのか?」

短小「?…ワケなんてありませんよ。強いていうなら、少し前にバトルバイアグラ絡みの事件に友達と一緒に巻き込まれて、あの薬物は嫌いですし…なにより、僕は」

シコピュッ

短小「自慰メンですから。…オナニーで救える人がいるなら、救いたいんです」

男「フッ…(オナニーで救える人がいるなら救いたい、か…)」

54: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)22:19:40 ID:cmr
カランカラン…

マスター「悪いがもう店仕舞い…アンタか」

男「よう、マスター」

マスター「またまた大事件を解決したそうだな」

男「情報が早いな」

マスター「ここは酒場だからな。荒くれ者が噂話を肴にする酒場だ。嘘と真実と酔っ払いが転がる場所さ」

男「そいつはまた碌でも無いとこだな」

56: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)22:30:48 ID:cmr
マスター「で、お客さん。その碌でも無いBARにどんな御用で?」

男「ダイキリだ」

マスター「珍しいな」

男「ガムシロップも入れてくれ。二つ頼む」

マスター「…懐かしいな。お前さんがまだ青二才の、駆け出しの頃に飲んでたが…あの時ゃお前、バーボンのストレートでむせてたよな」シャカシャカ…

男「……」カチッ…シュボ…シコピュッ…

マスター「こちらダイキリでございます」コトッ

58: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)22:39:14 ID:cmr
男「なに…気まぐれさ。昔よく飲んでたなって、ふと思い出してね」

マスター「…一緒に戦った若手は自慰メン組織だって?」

男「あぁ。オナニーで救える人がいるなら救いたい…なんて言ってたよ」

マスター「……」フキフキ

男「ずいぶんと真っ直ぐな奴だった」

ゴクッ…

男「……やっぱり今の俺には少し、こいつは甘すぎるな」フッ

マスター「ハッ…」

男「だが、たまにはこんなのもいい…」ゴクッ…

61: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)23:04:58 ID:cmr
男「ん…?」

『本日、おやすみ』

男「風邪でも引いたのか?いやまさか…40℃あったって気付かないマスターだ」プカー

OLs「ねーねー、あのトレンチコートにソフト帽の人カッコよくない?」ヒソヒソ

女子高生s「どっかで見たことあるような顔だけどカッコいいんー」キャピキャピ

男「裏口から入るか」

お決まりのBAR――

カランカラン…

男「マスター。ん?」

マスター「……来ちまったか」

男「おいおい、マスター。どういうこった?10年間休みなんて見たことないぜ。
それに休みときいたのにそこの黒ずくめの男はなんだい?」

黒ずくめの男「…君が男か」

マスター「仕事だ。だが…断ったっていい」

男「弱腰だな。アンタらしくもねぇ」

62: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)23:14:26 ID:cmr
マスター「男。聞け」

男「まさか本日休みなんてのも俺の身を案じてか?おいおい、勘弁してくれよマスター。
だいたい、ヤバイ仕事なら相応の紹介料が入るしマスターだって得じゃ…」

マスター「聞けって!」

男「…そんなヤバイ仕事なのか」

黒ずくめの男「…君に是非、協力してもらいたい」

黒ずくめ「この界隈でトップクラスの腕を持ち、何度も困難なミッションを成功させてきた、他でもない君に」

男「話を聞こうか」

63: 名無しさん@おーぷん 2016/09/11(日)23:36:42 ID:cmr
黒ずくめの男「まずはテレビを観てくれ。もう知ってるかもしれないが…」

男「?」

マスター「こいつ知らねぇな…」ポチッ

テレビ《…突如として太平洋セレベス海沖に現れた謎の浮遊物体は依然として不気味な沈黙を守り続け…》

男「な、なんだこりゃあ…空に…デッカイ鉄屑が浮いてやがる…!?」

黒ずくめの男「……」

マスター「朝から世界中、どこでもこのニュースで持ちきりさ…!」

テレビ《人々の間では終末論も囁かれ…っ!!いま、戦闘機が浮遊物体に向かっています!!》

黒ずくめの男「…無駄だな」

男「っ!」

テレビ《え…えぇ!?戦闘機が不自然に動いて…空中でぶつかり合いました!?別の機体はグニャグニャと歪んで…わっ危ない!》チュドーン

男「おいおい…何機もあったのに一瞬で…何が起きてんだ」

66: 名無しさん@おーぷん 2016/09/12(月)00:05:17 ID:hO4
黒ずくめの男「2日目前、とある一人の幼女が誘拐された」

男「…それとこれがどう関係してるのか、分からねぇな」

黒ずくめの男「大有りさ」

黒ずくめの男「その幼女は我々の機関の監視下にあった。産まれたときからずっとな」

男「特殊な幼女、ってわけだ」

黒ずくめの男「特殊も特殊。…いずれ、世界に危機が訪れるが、彼女によって人類は救われる。
英雄になることが約束された、選ばれし幼女だ」

男「そりゃまた大した幼女で。…待ってくれ。なんだって?世界に危機?」

黒ずくめの男「……国のトップや特別な機関は知っているが民間人に知られていないことはたくさんある。いや、知られていないことの方がずっと多い」

男「ヒュー…知りたくなかったねまったく。とにかく、何か凄い力を持った幼女が拐われちまったわけだ」

67: 名無しさん@おーぷん 2016/09/12(月)00:56:01 ID:hO4
黒ずくめのオッサン「これがその幼女だ」

男「!(いつから居やがったこのオッサン…!)」

パソコン《んっ…ショタ君…》モジモジ

マスター「こ、こりゃなんだ…幼女がもじもじしたら周りのスプーンやフォーク…鉄製品が浮いたぞ」

男「こりゃ…マグニーだ」

黒ずくめの男「一目で…流石だな」

マスター「マグニーだって?」

男「オナニーでの摩擦エネルギーで磁場を形成する技、使い手だ。才能ある奴が何年も修行してやっと身に付く超高等オナニー技…」

マスター「そんな技をこんな小さな子が…」

男「しかもその威力がありえねぇ。少し太股をくねらせてモジモジしただけで無意識に技が発現した…いや、何よりこのガキ…」

黒ずくめの男「そうだ。完全には性に目覚めていない」

男「…おいおい、冗談だろ。恐ろしいね、才能って奴か。完全に覚醒したら天変地異だって起こせる。人の身には余る力だ」

黒ずくめのオッサン「神が遣わした子だ。君が少し前に関わった暗号解析プログラムがあったろ?」

男「あぁ。あの無粋なプログラムか。確か研究室から盗まれて裏世界を流れてたって…」

黒ずくめのオッサン「その研究室は元々幼女がいずれ人類を滅亡から救う時の為の様々なモノを開発する為の施設だった」

男「研究室ね。幼女一人に大袈裟、ってわけでもないんだろうな」

黒ずくめのオッサン「その暗号解析プログラムの真の力…完成版は世界中のオカズを映像媒体で手に入れる代物なんだがな。
まぁいい。そのプログラムと一緒に盗まれたモノがまずいんだ」

68: 名無しさん@おーぷん 2016/09/12(月)00:56:01 ID:hO4
黒ずくめのオッサン「これがその幼女だ」

男「!(いつから居やがったこのオッサン…!)」

パソコン《んっ…ショタ君…》モジモジ

マスター「こ、こりゃなんだ…幼女がもじもじしたら周りのスプーンやフォーク…鉄製品が浮いたぞ」

男「こりゃ…マグニーだ」

黒ずくめの男「一目で…流石だな」

マスター「マグニーだって?」

男「オナニーでの摩擦エネルギーで磁場を形成する技、使い手だ。才能ある奴が何年も修行してやっと身に付く超高等オナニー技…」

マスター「そんな技をこんな小さな子が…」

男「しかもその威力がありえねぇ。少し太股をくねらせてモジモジしただけで無意識に技が発現した…いや、何よりこのガキ…」

黒ずくめの男「そうだ。完全には性に目覚めていない」

男「…おいおい、冗談だろ。恐ろしいね、才能って奴か。完全に覚醒したら天変地異だって起こせる。人の身には余る力だ」

黒ずくめのオッサン「神が遣わした子だ。君が少し前に関わった暗号解析プログラムがあったろ?」

男「あぁ。あの無粋なプログラムか。確か研究室から盗まれて裏世界を流れてたって…」

黒ずくめのオッサン「その研究室は元々幼女がいずれ人類を滅亡から救う時の為の様々なモノを開発する為の施設だった」

男「研究室ね。幼女一人に大袈裟、ってわけでもないんだろうな」

黒ずくめのオッサン「その暗号解析プログラムの真の力…完成版は世界中のオカズを映像媒体で手に入れる代物なんだがな。
まぁいい。そのプログラムと一緒に盗まれたモノがまずいんだ」

69: 名無しさん@おーぷん 2016/09/12(月)00:56:01 ID:hO4
黒ずくめのオッサン「これがその幼女だ」

男「!(いつから居やがったこのオッサン…!)」

パソコン《んっ…ショタ君…》モジモジ

マスター「こ、こりゃなんだ…幼女がもじもじしたら周りのスプーンやフォーク…鉄製品が浮いたぞ」

男「こりゃ…マグニーだ」

黒ずくめの男「一目で…流石だな」

マスター「マグニーだって?」

男「オナニーでの摩擦エネルギーで磁場を形成する技、使い手だ。才能ある奴が何年も修行してやっと身に付く超高等オナニー技…」

マスター「そんな技をこんな小さな子が…」

男「しかもその威力がありえねぇ。少し太股をくねらせてモジモジしただけで無意識に技が発現した…いや、何よりこのガキ…」

黒ずくめの男「そうだ。完全には性に目覚めていない」

男「…おいおい、冗談だろ。恐ろしいね、才能って奴か。完全に覚醒したら天変地異だって起こせる。人の身には余る力だ」

黒ずくめのオッサン「神が遣わした子だ。君が少し前に関わった暗号解析プログラムがあったろ?」

男「あぁ。あの無粋なプログラムか。確か研究室から盗まれて裏世界を流れてたって…」

黒ずくめのオッサン「その研究室は元々幼女がいずれ人類を滅亡から救う時の為の様々なモノを開発する為の施設だった」

男「研究室ね。幼女一人に大袈裟、ってわけでもないんだろうな」

黒ずくめのオッサン「その暗号解析プログラムの真の力…完成版は世界中のオカズを映像媒体で手に入れる代物なんだがな。
まぁいい。そのプログラムと一緒に盗まれたモノがまずいんだ」

71: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)00:29:18 ID:36w
男「電磁流体発電システムだって?なんだそいつは、早口言葉かい?」

マスター「MHD発電か」

男「知ってるのか?」

マスター「あぁ。ファラデーの法則を使ったものらしい。オーロラが空で輝くのと似たようなもんさ。
地球の磁力線を太陽風が横切るときに起電力が生じてエネルギーが生まれるんだが…それを発電システムに使えないかって研究されてたんだ」

男「…悪い奴が盗んだんだ。平和利用、とはいかないだろうな」

マスター「あの空飛ぶ鉄屑の城は関係してるのかい?」

黒ずくめの男「さぁ、潜入してみないことには何も」

男「おいおい、悪党の目星くらいはついてんだろうな?」

黒ずくめの男「…敵は幼女と同じマグニスト。その道で最高と名高いセンズリストだ」

男「!」

黒ずくめの男「老オナニスト、だ。かつて世界最強と謳われ、自慰メンや賞金稼ぎとしても各地を渡り歩き、伝説を作った」

男「…あぁ。よく知ってる」

黒ずくめの男「何故、彼がこのようなことをするか分からないが…」

マスター「おい、男。どうするんだ?まさか行くわけじゃないだろうな?」

男「マスター…XYZを」

72: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)01:18:47 ID:36w
マスター「……」シャカシャカ

黒ずくめのオッサン「おい、時間が…」

黒ずくめの男「いいさ。待とう」

マスター「…一つ聞いていいか」

男「……」

マスター「危険な仕事だ。…そりゃお前の腕は疑わない。だが今回ばかりは…」

男「昔、こんな男がいた」

マスター「?」

男「そいつは小さな頃から一人きりで、右も左も分からず、ただガムシャラにシコっていた。
知ってるのは相棒の扱き方だけだった。それだけがそいつの命を繋いでいた。
だが、青二才が何の後ろ楯もなしに生き抜けるほど甘くねぇ。男はある日、下らないヘマをした。…月のない晩のことだった」

マスター「男…お前まさか…」

73: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)01:27:40 ID:36w
男「男は暗い路地裏に座り込んで、血を流しながら気が遠くなっていくのを感じた。
冷たい石畳と闇が、男から体温を奪っていった。そんときだ…目の前に一人のオナニストが現れたのさ。
気付けに酒をぶっかけたあと、ニィと笑ってた。どこまでも真っ直ぐなオナニストだった。
まぁ、酒癖は悪かったけどな。おまけにマティーニはウォッカが普通だと思ってて、弟子にもそう教えてた。
初めて入る店には、いつも嫌な顔をさせていたよ」

マスター「……」フキフキ

男「いつもこうだ、まずマティーニを頼んでから一口飲む。そして鼻にシワを寄せてこう言うのさ『おい、このマティーニは――』」

男・マスター「『――ジンベースかよ』

男「はは」

マスター「フッ…」

男「店からすりゃ嫌な客だ」ハハハ

マスター「あぁ、違いない。本当に最悪な客だぜ」ハハハ

74: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)01:57:49 ID:36w
作戦本部――

男「こいつは驚いた。どっかで見たことあるような顔だ。お会いしたっけ?」

大統領「生憎と初めましてだね」

黒ずくめの男「作戦開始は1時間後だ」

男「昼寝するにゃ、ちと短いし困るな。作戦、か。しがないオナニストが頼みの綱の作戦、聞かせてくれるかい?」

黒ずくめの男「…敵は強力な磁場を使う。一点にエネルギーを集中させれば歯が立たない。
だが、物量で押し込めばいけるだろう」

男「おいおい…だいぶ穴があると思うぜ」

老兵「それしか方法がないのだ」

男「アンタは…」

大統領「彼は老兵。元デルタフォースの最高の軍人だ。君の乗る輸送船のパイロットを務める」

老兵「よろしく頼む」

少女「HAHAHA!キャシーのじいさんに任せれば毛ほどの心配もいらないさ」

黒人「確かに、じいさんにかかれば干し草の中から針を探すようなもんさ」

白人「おいおいボブ、それきっと難しいことって例えだぜ」

少女「キャシーのじいさんにかかれば楽な仕事ってことだろうぜ!」

\違いない!/ \HAHAHA!/

老兵「すまんな。うるさくて」

男「いいさ。ワン・フォー・ザ・ロードと洒落こみますかね」

黒ずくめの男「…付き合おう。いい酒がある」

75: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)02:18:30 ID:36w
男「アンタらも行くのか」

黒ずくめのオッサン「…あぁ」

男「死ぬかもしれないぜ。まして、陽動作戦なんかで」

黒ずくめのオッサン「…昔、こんな男がいた」

男「ハッ…」ハハハ

黒ずくめのオッサン「馬鹿な男だ。病に冒され、妻子に逃げられ、自棄になった。
挙げ句、犯罪組織に入った。…とあるお化け屋敷だがな。スタッフになって、ちっちゃな幼い女の子にえっちなイタズラをしたんだ」

黒ずくめのオッサン「河童の仮装で相撲を挑み、未発達な肢体にがっぷり組み付いた。…気持ちよかったよ」

男「罪滅ぼし、か…」

76: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)03:25:51 ID:36w
老兵「それぞれ戦う理由がある、ということか…」

男「アンタは幼女か」

黒ずくめの男「…」

男「娘を見るようめの男「違うさ。幼女は俺の顔など知らんしな。幼女のオナニーを観測する任を任されているだけの男だ」

男「よく言うぜ。…だったらエロ本を送り付けたりいくらでも早く性に目覚めさせる方法はある。
アンタは普通の目覚めと、普通の生活を幼女にやりたいんだ」

黒ずくめの男「……」

男「せっかくだ。お節介かもしれないが言うぜ。目覚めたとき…例えば机の角におまた擦り付けたとき…祝ってやれよ」

黒ずくめの男「俺が…あいつを…」

男「あぁ、明るくな。…とっ、いるかい?」

黒ずくめのオッサン「悪いが禁煙中でね」

77: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)22:21:17 ID:36w
黒ずくめの男「おい、まずいぞ。アレが動き出した」

男「…あんなでかいのが?冗談だろ。どこへ?」

黒ずくめの男「ここだ。猛スピードで真っ直ぐな。恐らく、動向が読まれてる」

男「参ったね」

黒ずくめの男「…すぐに出撃する」


老兵「…しかし遠巻きに見ても壮観だな」

男「…本当に城みたいな鉄屑が浮いてやがる。その周りをガラクタが回って輪っかになってるな。土星みたいだ」

老兵「!」

テレビ《――世界中で…ザザッ…電子機器の不具合やザザッ…通信…ザザッ障害など……》

男「奴の仕業か」

老兵「!…ガラクタ、とやらが動き出したようだぞ!」

男「…驚いたね。本当に金属のガラクタが集まってできた人形だ。凄い数だ…来るぞ!」ヌギヌギ

老兵「…他のやつに任せる!君は最深部へ行く任がある!」

男「っと。そうだったな」

78: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)22:45:58 ID:36w
短小「しかし、海の上にあんなのが浮いてるなんて不気味だね…」

DQN「お、航空機での陽動作戦が始まったな…あの中に男さんの奴も…ん?何か来るぞ!」



短小「!…来る!鉄片で出来た人形だ!」ヌギヌギ

DQN「こっちの軍艦にも来るぞ!」ヌギヌギ

友「落ち着け。白兵戦の備えだ!」オナホ スッ…

黒ずくめの男「各自、第一種戦闘配置」ヌギヌギ



少女「YEAH!上等だ、5.56ミリ弾で蜂の巣にしてやるぜ!」

黒人「抜かるなよ!」



早漏「たくっ…なんだって俺までこんなこと…!」シコピュッ!

マフィアs「男さんが帰ってくるまで持ちこたえろぉ!」



黒ずくめのオッサン「脆いな」

白人「フゥ…オッサンやるな!」



老兵「降りろ!スレスレまで近付く!」

男「おうよ!」

79: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)22:58:16 ID:36w
男「いてて…まぁ無事に中に入れたな。こっから一人か」

男「いいね。オナニーは、独りでやるもんだから……な!!」

シコピュッ!

鉄屑人形「」ガラガラガッシャーン!

男「敵じゃないな」

鉄屑人形s「……」ワラワラ…

男「おっと、相手するだけ無駄だなこりゃ。ここは1つ…」

男「秘技!ホワイトアウト!」シコピュシャァアアアアアア!!

鉄屑人形s「!?」

男「ザーメンの霧だ…さて、今のうちっと」

81: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)23:14:39 ID:36w
男「ここが…最深部か?がらんどうのだだっ広い部屋だな」

男「ん…アイツは…幼女!」ダッ

幼女「……」

男「頭に変な機械被ってやがる…!!おい、嬢ちゃん大丈夫か!おい!」

??「無駄だよ、彼女は夢の中さ」

男「!」

??「その機械は彼女にえっちな夢を見せ、お股をもじもじさせる」

幼女「んっ…ショタ君…っ…!」

??「更に、その際の電磁オナニー波をコントロール出来るという優れものだ」

男「…久しぶりだな」


男「師匠」

師匠「お前も元気そうだな」ニィ

82: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)23:35:08 ID:36w
男「師匠、いや…老オナニスト…なんでだい?」

師匠「なんで、というと?」

男「なんでこんなことした…!オナニーで救える命があるなら救いたいなんて口癖のように言ってたアンタが…!」

師匠「……」

男「ガッカリしたぜ!一体何が目的で…」

師匠「『生』の実感だ」


83: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)00:11:37 ID:4NS
男「…生への…実感だと?」

幼女「んあっ…」モジモジ

師匠「確かに、俺は今まで世界中を駆け回り、オナニーで道を示してきた」

男「…」

師匠「だが、俺が…俺達オナニストがシコっている間、人類は何をしてきた?
終わらない紛争、戦争…貧困や餓え…環境問題。本当に人類は本腰を入れて解決する気が…生きるつもりがあるのか」

男「…」カチッ…シュボ

幼女「んっ…なんか…!」モジモジ

師匠「俺はオナニーを通して色々なモノを見てきた。そして…この歳になって、死を実感しはじめて…分からなくなった。
今まで俺が救ってきた人間は、本当に救う価値があったのか?」

師匠「生きてるか死んでるのか分からない、人間達ばかりのこの世界で…試したくなったんだ…『生きる意思』というモノを…」

男「…やっぱり分からねぇな、ジジイ」

ヌギヌギバサァ!


男「――気味悪い機械を小さなガキにつけて、鉄クズの城で王様気取るアンタが、全然分からねぇ」

幼女「んっ…なんか机の角におまた擦り付けるときもちいよぉ…っ」

84: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)00:32:37 ID:4NS
師匠「ははは、やるつもりか」

男「今のアンタにゃ負ける気しないね。その妙ちきりんな機械を幼女に着けてるってことはこの城や城の周りを飛び回る鉄屑人形は幼女のマグニーで操ってんだろ」

師匠「……」

男「ガキに頼るなんざ落ちぶれたもんだぜ」

師匠「…最後の戦いだ。お前が負ければ、人類は滅ぶぞ」

男「…なんだって?」

師匠「今から72分後、自動で幼女のオナニー電磁波と太陽風を使ったMHD発電による対アルマゲドン用最終兵器『超電磁オナニーキャノン』が地表に向けて発射される…」

男「!」

師匠「地球が粉々になる威力だ。…さぁ来い、男。止めてみろ」

男「止めてやるさ…こんなバカげたジジイの自慰なんてな!」

シコピュッ!

85: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)00:42:04 ID:4NS
師匠「狙いは正確だが…」シコシコシコシコ

スゥー…パン!

男「!?…鉄板が宙へ浮いて防いだ!くっ、摩擦による磁場を操ってるのか…!」

師匠「次はこちらからだ」シコシコシコ!

スゥー…ヒュンヒュンヒュン!

男「(鉄針や鉄柱が…あちこちから!!)チッ!厄介な力だぜ!!」

ズガァアアアン!

師匠「やったか…いや!?」

男「あっぶね!死ぬかと思ったじゃねえか」

バチン!

師匠「直接ぶつかり合う腹積もりか…」

ギリギリ…!

男「アンタと距離とってやりあえるなんざ鼻から思ってないさ!」

バチン!バチンバチンバチン!!

86: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)00:51:33 ID:4NS
男「(クソッ…宙を踊る羽根を的に突いてるみたいだ…!)」

師匠「強くなったな、男。だが…まだまだだ」

バチン!!

男「がっ…!」

師匠「どうした?こんな老いぼれにも勝てないのか?」

男「ハッ…ペチャクチャ喧しいな」シコピュッ!シコピュッ!シコピュッ!シコピュッ!

師匠「ふむ。お得意の技か」ヴォン――パンパンパン!

男「おい、嘘だろ…相棒で今のを叩き落とすなんて…!」

師匠「こんなものか?男」シコピュッ――


パン!

男「――が……は…っ…!」

バタリ…!

87: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)01:10:31 ID:4NS
男「ぐ…が…っ!(まずい…!なんて威力だ…!)」

男「(バケモンだ…間違いなく師匠は今でも世界最強のオナニストだ…嘗めてたぜ…ここまで格上だとは思わなかった…!
マグニーを使った強力な技…肉棒戦、射精術でさえ…勝てるわけがない…勝てるわけがない、のに…)」

師匠「ほう」

ザッ

男「ハハ、なんで立ってんだ、俺…」

師匠「さぁな。そのいきり立った相棒が知ってるはずだ」

男「あぁ…!」シコシコシコピュッ

師匠「どうした!そんなものか!」

バチン!

男「っ!」

師匠「それで何が守れる!」

バチン!

88: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)01:15:08 ID:4NS
男「……!」

幼女「ん……」

ヒュン!

師匠「ぐっ!」

男「鉄針が…!!幼女、か?」

師匠「馬鹿な…!」

幼女「ん…机の角…っ!」

男「…オナニーってのは一人でやるもんだ。一人で、自分の意思で!
機械に命令されたとこで、そいつの芯は変わらないってことさ!」

ヒュンヒュンヒュン!

師匠「チッ!」

男「余所見すんなよ!」

バチン!

師匠「がは…!」

男「引導渡してやるぜ…ッ!」

幼女「んあっ…ん…!」

男「行くぞォォォォォォォォオオオ!!!!!!」シコシコシコ

シコピュッ――パン!

師匠「……」バタリ…!

89: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)01:33:01 ID:4NS
男「ハッ、師匠…!」

師匠「男…負けたよ」

男「喋るな!待ってろ!」

師匠「無理だ。それにな、俺はもうどのみち長くなかった」

男「……」

師匠「男、よく聞け。…その子は…その幼女は人類を救う。本当なら俺がする役目だったが…俺に残された時間は僅かだった」

師匠「だから…俺は世界を…最後に試したかった…!人の生きる意思を…!」

男「アンタまさか…!」

師匠「確かに、感じたよ。どこかで来るのはお前だと分かっていた。本当に強くなった。
痩せっぽちで路頭で震えてた、目だけ生きることにしがみついてギラギラ光ってたあのガキがな…」

男「師匠…全部こうなることが分かって…」

師匠「…俺を止めたのが、お前で良かった」

90: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)01:43:24 ID:4NS
師匠「さ、行け。俺が息絶えると、ここも海に沈む」

男「!…へっ、やっぱり幼女じゃなくてアンタが浮かしてたのか…外の鉄屑人形もか?」

師匠「……」

男「その状態で戦ってたのか…大した奴だぜ、やっぱアンタは。…最後まで越えられなかったな」

師匠「…ハッ…当たり前だ」ニィ

91: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)01:58:32 ID:4NS
男「おい、嬢ちゃん急いでくれよ。じゃなきゃ二人仲良く海にドボンさ」

幼女「うん……急ぐ……」ボー

男「っ…あの機械を取り外したがしばらくは朦朧とするみたいだな」

ドゴゴゴゴゴ…!!

男「うお、こいつはまずいぜ!幼女、背中に乗れ!」

幼女「背中…机の角…」コスコス

男「俺は机の角じゃねぇ!ちんちん立つからやめて走りにくいだろ!やっぱ降りろ!」

幼女「机の角…囚われた天使の歌声…ゼノギアス…」

男「魔晄中毒みたいになってやがる!しょうがねぇ。許せよ、黒ずくめの男…」

シコピュッ!

幼女「ぶえぇ!?な、なによぉ…ここどこぉ…夢なの?」

男「良かった。少しハッキリしたか。将来の英雄にごめんな、地球に息づく皆…もう1発」

シコピュッ!

幼女「ぶえぇえええ!?」

92: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)02:12:33 ID:4NS
脱出ポッド――

男「ヒュー…まずいなこいつは。ちんちん治まらないしあれから20発くらいぶっかけたからやたら時間がかかった」

男「脱出ポッドは1つだけしかない。今にも城は崩れそう、か…」

ドゴゴゴゴゴ…!!

幼女「ちょっとぉ…なんなのよこの夢ぇ」ボー

男「仕方ない」ハハハ

幼女「?」

男「嬢ちゃん、乗りねィ」

幼女「えぇ…あなたは…」

男「なるようになるさ。ほら。時間がないんだ」

┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛…

幼女「なんかリアルだよぉ…本当に夢なの…?」

男「あぁ、夢だ。ただの悪い夢さ。さぁ、お乗り…幼女」

┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛……!!

幼女「えぇ!?なんであたしの名前を…?」  ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛!

男「アリーヴェ・デルチ…」

ドガァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

93: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)02:21:54 ID:4NS
少女「!」

短小「危ない!オナフレイム!」

少女「助かったぜ!…短小のくせにやるな!」

短小「姉ちゃんの為に強くなったからね」ハハハ

少女「姉がいるのか?奇遇だな、うちは兄貴がいるぜ」

黒ずくめの男「言うほどそれ奇遇か…ん?…!連絡が入った!幼女が保護されたぞ!」

ドサッ…ドサッドサッドサッドサッドサッドサッ

黒人「!」

白人「鉄屑共が糸の切れた人形みたいに…」

少女「どうやらチークタイムは終わりらしいな」

94: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)02:29:00 ID:4NS
黒ずくめの男「何故か保護された幼女がザーメン漬けらしいというのが少し気にかかるが…作戦は終了だ!」

「「「ワァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」」

短小「男さんは…!?男さんは大丈夫なんですか!?」

黒ずくめの男「!…男は…姿が見えないそうだ」

短小「そ、そんな…」

DQN「ま、まさかまだあの中に…」

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ!
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ……!!!!!!!!!!!!!!

少女「なんてこった…」

黒ずくめの男「海に沈んでゆく…!?」

短小「そ、そんな…男さーん!!!!!!」

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズ……

96: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)02:49:28 ID:4NS
1年後――

早漏「じゃ、幼女にかんぱーい」

カチンッ カチンッ カチンッ カチンッカチンッカチンッカチンッカチンッカチンッカチンッ

幼女「ふえぇ…英雄だなんて言われてもまだ実感湧かないよぉ」

短小「いやいや凄かったよ」

短小姉「そうっスよ」

黒ずくめの男「よく頑張ったぞー幼女ー!」ナデナデ

幼女「ちょっと…ぱ、ぱぱくっつきすぎ!」

黒ずくめの男「も、もういっぺん言ってくれー!」

97: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)02:59:37 ID:4NS
老兵「ずいぶんと騒がしいな」

少女「幼女の為でもあるが、あいつの為でもあるからな。所縁のあるやつが集まった。…さすがに大統領の奴は忙しかったらしいが」

幼女「あいつ…?」

短小「昔、かなりの大事件があったんだ。幼女ちゃんは意識が朦朧としててあんまり覚えてないだろうけど…」

少女「その時に君を救った…大馬鹿野郎がいたのさ」

幼女「あたし…少し覚えてるかも…」

少女「キザで酒好きだった」

99: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)03:04:17 ID:4NS
老兵「ずいぶんと騒がしいな」

少女「幼女の為でもあるが、あいつの為でもあるからな。所縁のあるやつが集まった。…さすがに大統領の奴は忙しかったらしいが」

幼女「あいつ…?」

短小「昔、かなりの大事件があったんだ。幼女ちゃんは意識が朦朧としててあんまり覚えてないだろうけど…」

少女「その時に君を救った…大馬鹿野郎がいたのさ」

幼女「あたし…少し覚えてるかも…」

少女「キザで酒好きだった」ハハハ

早漏「おまけにいけすかない野郎だ」ハハハ

短小「…生きてるよね、きっと」

DQN「…あぁ。ころしても死なないような、ムカつく奴だ」

早漏「分かってるじゃねえの柄が悪いの」

DQN「DQNだ!」

マスター「……」フキフキ

101: ゆうくん◆YUtOJNPD6I 2016/09/15(木)03:18:46 ID:4NS

カランカラン…

??「あれ…?なんか今日やたら賑わってるな…開店記念日か?」

マスター「……!」

短小「!」

少女「!」

早漏「…へ」

ざわ…ざわざわ…!

マスター「ご注文は?」

 
男「マティーニを。ウォッカでな」


102: ゆうくん◆YUtOJNPD6I 2016/09/15(木)03:19:23 ID:4NS
―FIN―

103: 名無しさん@おーぷん 2016/09/15(木)03:20:14 ID:4NS
見てくれてありがとう!したらな!

オリジナルSS 特集ページへ ▶

このページのトップヘ