女騎士「くっ、殺せ！」オーク「ゲヘへ…」ゴー☆ジャス「まだ助かる…まだ助かる…」

ゴー☆ジャス「マダガスカル！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

女騎士「…！？」

オーク「誰だ…！」


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！マダガスカル！！」

オーク「あん…？何言ってんだ…？」

女騎士「本当だ…マダガスカルだ…！」

ゴー☆ジャス「はっはっはっは…ウォンチュー！！」

女騎士「！？」ﾋﾞｸｯ

オーク「おい…うるせぇぞ！いきなり大声出すんじゃねぇ…！」

ゴー☆ジャス「君と出会えて…デスティニー☆」

ゴー☆ジャス「私は、宇宙海賊…キャプテン・へヴィー・ゴー☆ジャス！！私と一緒に、宇宙旅行へ、出発だ！」

オーク「おい…今なら見逃してやるから帰れ…！俺はこれから、女騎士を頂くところなんだ…邪魔するんじゃねぇ！」

ゴー☆ジャス「女騎士をー、頂くところー……女騎士をー…女騎士…オンナキシ……」

ゴー☆ジャス「大崎市！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！大崎市！！」

オーク「おい…！帰れと言っているだろ！何をやってるんだ！」

女騎士「大崎市…？」

ゴー☆ジャス「大崎市は、宮城県にあってー、鳴子温泉で有名なんだよ！」

女騎士「へぇ…」

ブン！！

ゴー☆ジャスは吹っ飛んでいった

女騎士「きゃあああ！」

オーク「ふん…俺の警告を無視するからだ…ゲヘへ、改めて頂くか」

女騎士「くっ…殺せ、一思いに…！」

ゴー☆ジャス「あの女騎士、戦うこと諦めてなーい？」

オーク「！？」

女騎士「な…何だと…！」

ゴー☆ジャス「そうだねー、もう戦う気がなさそうだよー…やる気なさそう！」

オーク「俺のパンチを食らって、無傷だと…？」

ゴー☆ジャス「やる気なさそう…やる気なさそ……」

ゴー☆ジャス「ブルキナファソ！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！ブルキナファソ！！」

女騎士「すごい…本当にブルキナファソだ…！」

ゴー☆ジャス「笑ってないのはどーこーのー…ドイツ！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！ドイツ！！」

女騎士「本当にドイツだ…地球儀の操作に長けているだと…！」

オーク「おい…お前…運よく生きてたらしいが、これ以上横で騒いでるなら容赦しねぇぞ…！」

ゴー☆ジャス「容赦…？容赦……ヨウシャ……ョーシャ…」

ゴー☆ジャス「ジョージア！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ジョージア！！ここ！」

女騎士「えっ…そこはグルジアじゃ…」

ゴー☆ジャス「グルジアは今年から、英語表記に基づくジョージアで呼ぶことになったんだ！」

女騎士「へぇー…」

ブン！！

ゴー☆ジャスは吹っ飛んでいった

女騎士「あぁ…！ゴー……☆…ジャス…！」

オーク「二回警告してやったのに、まだワケの分からないことを言って騒いでいるからだ…」

オーク「ゲヘへ…今度こそ頂くぜ…」

女騎士「殺せ…！貴様に辱しめを受け、身体を売るくらいなら死んだ方がマシだ…！殺せ！」

オーク「ゲヘへ…」

ゴー☆ジャス「貴様に身体をー、売るくらいならー…売るくらいなら……」

オーク「！？」

ゴー☆ジャス「ウクライナ！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！ウクライナ！！」

女騎士「ウクライナ…！」

オーク「なぜだ…！なぜ無傷…これが宇宙海賊とやらの力なのか…？」

ゴー☆ジャス「女騎士は、もうリタイアする気だぞ…？もうリタイア……もうリタイア…」

ゴー☆ジャス「モーリタニア！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「モーリタニア！！ここ！」

女騎士「…！」

ゴー☆ジャス「ワケわかんねぇだろぉ？」

オーク「ワケが分からねぇよ…！女騎士を頂こうとしてるのに邪魔しやがって！」

ブン！！

ゴー☆ジャスは吹っ飛んでいった

オーク「よォし、今度こそ…ゲヘへ…」

女騎士「殺せ…！」

ぬっ
ゴー☆ジャス「良いのかー？殺されてしまってもー」

オーク（また出てきた…）

女騎士「良いわけがないだろう…！だが犯されるくらいなら、殺された方がマシだ…！」

女騎士「騎士の装備も、オークにバラバラに砕かれてしまって…もう戦えない…」

ゴー☆ジャス「確かに、酷いなー。装備のバラバラ具合が…バラバラ具合が……」

ゴー☆ジャス「パラグアイ！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！パラグアイ！！」

女騎士「首都がアスンシオンってカッコいい名前のところか…！」

オーク「…」ｲﾗｯ

オーク「もういいや。うるさいだけで邪魔してるわけじゃねぇから、コイツは放っといて女騎士を犯すとするか」

女騎士「やめろ！死んだ方がマシだ…一思いに殺せ！汚らわしいものを見せるな！」

オーク「ゲヘへ。無駄だ…お前の目の前にあるぜチンチン」

ゴー☆ジャス「あるぜチンチン……あるぜチンチン……」

ゴー☆ジャス「アルゼンチン！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！アルゼンチン！！」

女騎士（卑猥な単語を、国名に変えてくれた…？）

オーク「ふん…バカは無視しておいて、お前のオマンコを食うとするか…」

女騎士「嫌ぁぁぁぁ！！」

ゴー☆ジャス「オマンコを食う……オマーンコ、食う……」

ゴー☆ジャス「そんなバハマ！！ｿｰﾚｯ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ
ゴー☆ジャス「ここ！バハマ！！」

女騎士（オマーン国だと思ったのに…バハマだと…！）

ゴー☆ジャス「オマーン国かと思っただろぉ～？」

女騎士（まさか…私の苦手な下ネタから反らしてくれたのか…？）ｷｭﾝｯ

ゴー☆ジャス「こんな展開」

ゴー☆ジャス「ファンタ☆スティック！！」

ゴー☆ジャス「笑いの面舵いっぱ～い」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ

オーク「クソッ！ダメだ…これからってトコなのに横で変な男が見てると思うと萎えちまう…！」

オーク「場所を移すか…」

女騎士「イヤ…イヤだ…！助けて…犯されたくない！助けて……」

女騎士「助けて……ゴー☆ジャス……」



ゴー☆ジャス「ウォンチュー！！！」

女騎士「えっ…？」

ゴー☆ジャス「君のハートに」


ゴー☆ジャス「レヴォリューション☆」

女騎士（私のハートに……レヴォリューション……？）


女騎士（私のハートって……）


女騎士（……あ…！）


女騎士（思えば…私が死を望む度に…
　　　　ゴー☆ジャスは、それを思い止まらせるかのように地球儀ネタをやってきた…）


女騎士（そんな私の心に、レヴォリューションを起こせって……ゴー☆ジャスは言っているのか…？）


女騎士（分かったよ…ゴー☆ジャス……）

オーク「ゲヘへ…さっきから黙って…ようやく観念したか、女騎士…」

女☆騎士「ウォンチュー！！！」

オーク「！！？」



女☆騎士「私のハートに…レヴォリューション☆」

オーク「バカな…女騎士までおかしい奴に…」

ｶﾞｼｯ

オーク「なに…？地球儀だと…！まさか…」

女☆騎士（そうだ…私の装備はなくなったと思っていた…でも、まだ懐に忍ばせておいた地球儀がある！！）

ﾀﾞｯ
女☆騎士（私には、まだ、地球儀がある！！！）

女☆騎士（もう、殺せとは言わない！しかし犯されもしない！生きる…生き抜いてみせる…！）

ゴー☆ジャス「…レヴォリューション☆」ﾎﾞｿｯ

オーク「まさか…やめろ…やめてくれ…！」

女☆騎士「ショートコント、オークとの戦い」

女☆騎士「『ゲヘへー、性欲を俺は、満たしたいぜー』」

ゴー☆ジャス「『えぇー、あんなエロいことしか考えてないオークと戦わないといけないのー、あんな、エロいサルみたいな奴と…戦う…』」

女☆騎士「エロいサルとのバトル…」

ゴー☆ジャス「エロいサル、バトル…」

女☆騎士・ゴー☆ジャス「「エルサルバドル！！ｿｰﾚｯ☆」」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ﾋﾞｼｯ!
女☆騎士・ゴー☆ジャス「「ここ！エルサルバドル！！」」

オーク「うわぁぁぁぁぁぁぁ！！」

オーク「うわぁぁぁん…うわぁぁぁぁぁぁん…」

女☆騎士「オーク…？どうして泣いて…」

ゴー☆ジャス「ワケわかんねぇだろぉ？」

オーク「うぅ……悔しかった…羨ましかった…！世界の色んな場所を知っているゴー☆ジャスが…」

オーク「そして、そのネタについて行けてる女騎士が…！」ｸﾞｽｯ

オーク「俺はオークだから、何にも学がねぇ…何にも分かんなかった…！性欲のままに行動することしか知らねぇから…！悔しかった……！」

ｽｯ
ゴー☆ジャス「…」

オーク「…？」

ゴー☆ジャス「君のハートに、レヴォリューション」

オーク「…え…」

女☆騎士「一緒に、三人で、これから学んでいこう…世界のことを」

オーク「良いのか…？俺はお前を…」

女☆騎士「宇宙海賊は、心も宇宙のように広いのさ」

オーク「女☆騎士……すまない……すまない…！」

女☆騎士「さぁ…」

ゴー☆ジャス「宇宙旅行に、出発だ！」

☆☆☆☆遠くない未☆来、どこかで☆☆☆☆


オー☆ク「ウォンチュー！」


女☆騎士「君のハートに」


ゴー☆ジャス「レヴォリューション☆」


完