男「親戚の男の子と二人暮らし?」

2019年08月24日
男「親戚の男の子と二人暮らし?」

1: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:08:05.166 ID:+JOM8TgU0.net
母「今日から親戚の子預かる事になったから」

父「仲良くするんだぞ」

男「へーそうなんだ」

母「それじゃそう言う事だからよろしくね」

父「喧嘩するんじゃないぞ」

男「え?ちょっと待ってどういうこと?」

3: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:12:38.080 ID:+JOM8TgU0.net
母「あんたの住んでるとこの方が学校近くて良いのよ」

男「いやいやいや。意味が分からないです」

母「あんた大学はどうしたんだっけ?」

男「えっ……と、そのぉ……ち、中退しました」

父「お前が一人暮らしできてるのって誰の金だっけ?」

母「無職の癖にね」

男「すいません引き取ります」

8: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:20:37.433 ID:+JOM8TgU0.net
母「はい、それじゃどうぞ入って入って」

男「え?今日からなの?」

少年「こんにちわ。今日からお世話になります」

男「あ、どうも……」

父「金銭的な支援はしてやるからな」

母「責任持って育てなさいよ!」

9: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:27:19.776 ID:+JOM8TgU0.net
父「それじゃあ父さんたちは帰るからな」ガチャパタン

母「あー親戚に無理やり押し付けられた子供処理できてよかったわwww」

父「無職でも役に立つ事があるんだなーwww」

母「ねーwwあはははwwww」アハハハ....

男(全部聞こえてんぞ。最低だなあいつら……)

少年「……」

男「あっ……気にしなくていいよ」

少年「大丈夫です。なれてますから」

12: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:38:19.975 ID:+JOM8TgU0.net
男「まぁ狭いところだけど座って座って」

少年「はい」

男「そんな正座とかしなくていいってwwリラックスして平気だよww」

少年「半畳分のスペースさえもらえれば充分ですから」

男「えー……普通にもっと使っていいよ」

16: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:42:59.311 ID:+JOM8TgU0.net
男「これから長い付き合いになるんだしそんな遠慮しなくていいって」

少年「そう言われても……」

男「参ったなあ。えーとここを我が家だと思って生活してくれて構わないって事!」

少年「それじゃあ部屋の隅で生活しますね」

男「え?」

少年「どうかしましたか?」

17: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:47:15.619 ID:+JOM8TgU0.net
男「ちょっとビックリしてさwww部屋の隅っこが我が家みたいに言うからww」

少年「はあ、そうですか」

男「あのーもしかしてマジで言ってる?」

少年「はい」

男「え?なんで?」

少年「そこの半畳が僕の生活空間でしたから」

男「え?」

23: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 00:56:46.281 ID:+JOM8TgU0.net
男「えーとそれはどう言う……」

少年「そのまんまですけど」

男「寝るのも私物もすべてその空間だけで?」

少年「そうですね」

男「例えばはみ出たらどうなるんですか?」

少年「殴られますね」

男「え?嘘でしょ?」

26: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:05:46.377 ID:+JOM8TgU0.net
少年「蹴られる事も多かったですかね」

男「……もうそんな思いしなくていいよ」

少年「慣れてますから平気ですよ」

男「いいから!これからの生活はそんなの全部忘れること!」

少年「そうですか」

男「これから何年も付き合う事になってきくだろうし気にする事はないからね」

少年「何年も?何言ってるんですか?」

男「え?違うの?」

31: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:12:37.588 ID:+JOM8TgU0.net
少年「卒業までの1年間はお世話になりますけど」

男「えーと君って大学生とか高校生……には見えないんだけど……」

少年「そうですね」

男「え?進学しないの?」

少年「いつまでも他人に迷惑かけてはいけませんから。自立しますよ」

男「立派な考えだとは思うけど、もうちょっと甘えてもいいと思うよ?うちは全然平気だよ」

少年「無職なのにですか?」

男「む、無職だけど食うものと寝るところは提供できますよ!」

33: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:16:44.095 ID:+JOM8TgU0.net
少年「へえそうなんですか」

男「そうです!頼りなさい!」

少年「でもその食べるものとか住むところってどうやって手に入れてるんですか?」

男「え?」

少年「誰のお金で生活してるんですか?自分の足で立ててないのに?」

男「ぐぬぬ」

少年「僕は誰かさんみたいにいつまでも甘えてばかりでは駄目だと思いますね」

34: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:26:12.229 ID:+JOM8TgU0.net
男「とにかくだ!未来の事は後回しにしよう!いいね!?」

少年「そうですか」

男「まずはご飯食べよう!ご飯!何食べたい?」

少年「なんでもいいですよ」

男「そうだなー。ラーメンでも食べに行こうか!」

少年「分かりました」

男「よーし出かけるぞー」

35: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:32:15.019 ID:+JOM8TgU0.net
男「ほらここ、ここ!美味しいんだよここのラーメン!」

男「俺はいつも塩ラーメンなんだよねー」ピッ

少年「そうですか」

男「ほら、なんでも選んでいいよ」

少年「……」

男「どうしたの?食券機の前で固まって」

少年「使い方わかんないです」

38: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:36:04.470 ID:+JOM8TgU0.net
男「え?マジ?」

少年「すいません。あんまりこういうの来た事なくて」

男「あはは、気にしなくていいよ。食べたいもの押すだけだからさ!」

男「ほらさっきみたいにこうやってね。ライスもつけちゃお」ピッ

少年「なるほど」

男「ほら簡単っしょ?何食べる?」

少年「それじゃあおじさんと一緒ので」

男「え?おじさん?」

39: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:40:05.432 ID:+JOM8TgU0.net
男「おじさんって……俺の事?」

少年「はい」

男「……俺そんな老けて見えるの?一応まだ20代なんですが……」

少年「ああすいません。お兄さんですね」

男「いや、おじさんでいいです……」

少年「そうですよね」ピッ

少年「あっ!ちゃんとできました!」

男「そ、そか。よかったね」

40: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:45:33.710 ID:+JOM8TgU0.net
男「食券渡したら後はできるの待つだけ。いやーでも一人でちゃんとできたね」

少年「こんなのできて当たり前ですよ」フフンッ

男「さっきまでわかんなかったくせにwww」

少年「う、うるさいですよっ」

男「一人でできて偉い偉いww」ナデナデ

少年「やめてください。髪が乱れます」

男「ご、ごめん」

43: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:49:29.925 ID:+JOM8TgU0.net
男「おーきたきた。マジでめっちゃ美味いから!」

少年「……ずるるっ」

男「どう?」

少年「美味しいです!」ハフハフ

男「でしょー!つれてきた甲斐があったよー!」

少年「はふっはふっ。はい。ありがとうございます」ズルズルッ

男「美味そうに食べるねーww俺も食べるの集中しよww」

45: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:54:46.217 ID:+JOM8TgU0.net
男「いやー食った食った。美味かった」

少年「ぷはっ」コトッ

男「おお、スープも残さず飲みきったんだ。いやー満足してくれたみたいでよかったよ」

少年「凄く美味しかったです。こんなに美味しいのは初めてです!」

男「あははでもそんな大袈裟だなあ。いつでも連れてってあげるよ」

少年「ほんとですか?」

男「うん。全然OKだよ」

少年「やった!明日も来たいです」ニコッ

男(やべえ笑った顔凄い可愛い。仏頂面で愛想ないのと全然違うぞ)ドキッ

47: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:01:27.951 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ラーメンってカップしか食べたことなかったんで初めて本物のラーメン食べました」

男「そうなんだ……よーしお兄さんが毎日連れてってやるぞー!」ナデナデ

少年「だからやめてください。髪が乱れますから。おじさん」

男「誰がおじさんだ!お兄さんと呼べ!」ワシャワシャ

少年「ち、ちょっと……やめてってば」

男「お兄さんと呼ぶまでやめんぞーwww」ワシャシワャ

少年「……ん……」ワシワシ

男(あれ?されるがままだな……やべっもしかして黙るくらいイライラてんのかな)

49: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:06:28.255 ID:+JOM8TgU0.net
男「ご、強情な奴だなー。そんなにお兄さんと呼ぶのがいやなのか」

少年「ぁ……そ、そうですよ。どう見てもおじさんでしょ」

男「それはちょっと傷つく」

少年「おじさんが自分の事お兄さんと呼ぶとかみっともないですよ」

男「それ以上はやめて!泣きそうになるから」

少年「おじさんいい歳こいて情けないですね」ハァ

男「ううっとりあえずおうち帰ろうか」

50: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:11:12.362 ID:+JOM8TgU0.net
男「いやあーそれにしてもあんなにラーメン気に入ってくれるとは思わなかったよ!」

少年「凄く美味しかったですよ」

男「明日もまた来ような。約束だぜ」

少年「嬉しいです。楽しみ」エヘヘ

男「笑うと可愛いなー……」

少年「え?」

男「え?あ、俺なんか言ってた?いやなんでもない!」

少年「そ、そうですか」

男「お、おう」

51: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:15:15.524 ID:+JOM8TgU0.net
男(気まずい……変な事口走ってしまった……わ、話題変えないと)

少年「……」

男「そ、そういえばさ!彼女とかいないの?」

少年「それ教えないといけないんですか?」

男「いやーなんとなく気になってwwそんな綺麗な顔してるならいないのかなって」

男「って俺は何言ってるんだ!なんでもないですwww忘れてwww」

少年「いますよ」

男「え?」

少年「彼女でしょ?居ますけど」

男「マジかよリア充じゃん」

55: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:21:20.984 ID:+JOM8TgU0.net
少年「おじさんだって彼女くらい居るでしょう」

男「……」

少年「いないんですか?」

男「いませんけど。今まで一人も」

少年「一人も?一人もって……今まで生きてきてですか?」

男「そうですけど!生まれてこの方色恋沙汰とは無縁だよ!」

少年「えええっ!?本当ですか!?」

56: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:26:31.853 ID:+JOM8TgU0.net
少年「どうやったらそんな風になれるんですか?」

男「喧嘩売ってるのかな?(^ω^#)ピキピキ」

少年「だって女の子って勝手に告白して来るものじゃないんですか?」

男「は?え?は?」

少年「ちょっと鬱陶しいくらいだったんですけど……けど今の彼女は好きですよ」

男「お前は今全世界の男を敵に回したぞ」フォォォ

少年「えっ?えっ?」

男「刑罰はお前の大嫌いな髪の毛ワシャワシャ攻撃じゃあ!」グシャグシャグシャ

少年「わぁっ!や、やめて!」

58: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:31:38.640 ID:+JOM8TgU0.net
少年「お、おじさんやめて!」

男「またおじさんと言ったな!お兄さんと呼びなさい!」ワシャワシャ

少年「あははっ!やだやだ!だっておじさんじゃん!」

男「きさまぁー!これでもかあああ!」ワシワシワシ

少年「おじさんおじさんおじさん!おじさーん!」

男「強情な奴め!絶対言うまでやめないからな!」グシャグシャ

少年「僕もおじさんの事絶対お兄さんと呼ばないから!我慢比べだよ!」

男「わしゃ負けんぞ!お兄さんじゃからの!」ワシャワシャ

少年「あははもうおじいちゃんじゃん!」ニヘヘ

59: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:35:23.062 ID:+JOM8TgU0.net
男「ふー。もう髪の毛ぐちゃぐちゃだな」

少年「んー。あれ?もう終わり?」

男「終わり終わり。俺の負けだよー」

少年「ふんっ。所詮こんなもんだね」

男「髪ボサボサにしてカッコつけられても……www」

少年「う、うるさいなあ」

男「ほら手で梳かすから動かないで」ナデナデサラサラ

少年「ん。おじさんなんで彼女いないの?」

61: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:39:12.093 ID:+JOM8TgU0.net
男「またその話かよ。また髪の毛ぐしゃぐしゃにされたいのか?」

少年「なんなら僕が彼女になってあげようか?」

男「え?」

少年「冗談だよー。騙されてやんの!」

男「う、うぐぐ。風呂入ってこい!」

少年「はーい」

男(くそー一瞬本気にしてしまった)

62: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:43:26.657 ID:+JOM8TgU0.net
男(そういえばいつのまにか敬語じゃなくなってたな)

男「ラーメンで距離縮まったかも!?」

少年「お風呂上がりましたよ」

男「あれ?敬語?」

少年「どうしました?」

男「いや、風呂はいるさっきまで……」

少年もしかして彼女の話ですか?本気にしてるんですか?」ハッ

男「し、してないです!一瞬でもしてません!」

少年「はあ、そうですか」

男「俺もシャワー浴びてくるわ」

63: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:48:16.200 ID:+JOM8TgU0.net
男「ふぅ……ってあれ?なんで部屋の隅で寝転がってんの?」

少年「……」ウトウト

男「寝ちゃってるのかな?布団まで運んでやるか……」ソッ

少年「あっ!ごめんなさい!ごめんなさい!邪魔になっててごめんなさい!」パチッビクッ

男「うわっ、ど、どうしたの突然。邪魔なんかになってないよ」

少年「え、あ……すいません、寝てました」

男「そんな床で丸まって寝てたんじゃ疲れるし布団で寝なよ」

66: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:53:06.775 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕は全然大丈夫です。慣れてます」

男「誰も殴ったり蹴ったりとかしないよ。安心して」

少年「……でも」

男「でもじゃないから。よっと」ヒョイ

少年「わっ!?」

男「軽いなー。ラーメン食べてもっと太らないとだめだな!」

少年「こ、子供じゃないんだから抱きかかえるのはやめてください。恥ずかしいです」

男「ははは。まだまだ子供だよ」

69: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:59:40.666 ID:+JOM8TgU0.net
男「おりゃー!」ポイッ

少年「うひゃ!」ボフンッ

男「今日はお布団で寝る!分かったかな」

少年「は、はい」

男「今日は突然で準備してなくて布団一つしかないから一緒のベッドで寝ようか」

少年「え?で、でも僕床でも全然……」

男「まーちょっと狭いけど平気でしょ!」モゾモゾ

少年「わっ。い、良いんですか?」

男「自由で良いって言ったでしょ!もう俺の家族みたいなもんなんだから」

少年「……家族……」

71: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:03:09.262 ID:+JOM8TgU0.net
男「狭いからくっついて寝ようぜwww」ダキッ

少年「うわわっ。暑苦しいです!離れてください!」

男「駄目です離しませーん」

少年「う、うぅ。それじゃ、力じゃ敵わないし仕方ない……ですよね……」

男「そうです仕方ないですよ!諦めなさい!」

少年「……」

少年「お布団って暖かいですね」ギュッ

72: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:08:03.621 ID:+JOM8TgU0.net
男「気持ち良いでしょ?」

少年「はい。やわらかくて気持ち良いです」

男「素直な方が可愛いぞー」ナデナデ

少年「んぅ……」

男(やばいめっちゃ良い匂いするわ)クンカクンカ

少年「……なに?どうしたの?」

男「へあっ!?な、なんでもないですよ?」ナデナデ

少年「そっか……」ウトウト

74: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:12:30.061 ID:+JOM8TgU0.net
男(そういえば頭撫でると敬語じゃなくなってる気がする)

男(これがスイッチなのかな?)

男「頭なでなでされるの好きなの?」ナデナデ

少年「な、何言ってんの?子供じゃないんだから……」

男「じゃあ嫌いなんだ」ピタッ

少年「……」

男「嫌いならしないよ。嫌な事はしたくないからさ」

少年「き」

男「き?」

少年「嫌い……じゃ、ない……よ」

男「よしよしwww可愛い奴めww」ワシワシ

79: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:21:55.821 ID:+JOM8TgU0.net
男(ふぉおおこの子可愛い!!)

少年「んー……」

男「頭なでてあげるから素直な気持ち言ってごらん?」ナデナデ

少年「……頭撫でられるの気持ち良いよ」ウトウト

男「眠くなってきた?寝れるまでこうしてあげよう」ナデナデ

少年「僕ね、最初はたらい回しにされた終点がただの無職の屑おじさんだと思ってたけど」

男「うぐ」グサッ

少年「お兄さんと居ると安心する。初めてこんなに構ってもらえて嬉しいな」ギュー

80: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:31:19.450 ID:+JOM8TgU0.net
男「なんで抱きついて顔隠すの、顔見せてよ」

少年「や、やだ。恥ずかしいよ。顔熱くなってる」

男「俺だって多分真っ赤だよ」

少年「頭撫でて」

男「我がままだなーwww」ナテナデ

82: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:38:04.054 ID:+JOM8TgU0.net
男「んぁ」パチッ

男「ふぁあーあ。あれ?もしかして全部夢か?」

少年「あ、おはようございます。ご飯一応作りましたけど……食べますか?」

男「食べる食べる!いだきまーす!」

少年「……ど、どうですか?」

男「美味しいです!」

少年「よかったです。僕も食べますね」

84: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:41:25.014 ID:+JOM8TgU0.net
少年「もぐもぐ」

男(昨日のって現実?夢?)

男「ねえ昨日って一緒にねたよな?」

少年「……寝ましたね」

男「じゃあ頭撫でたの覚えてる?」

少年「お、覚えてないです!」カァァッ

男(あ、やっぱり現実だったのかwww)ニヤニヤ

少年「な、なんですか!ニヤニヤして!」

男「べっつにぃ~?」

少年「ふんっ。僕は何も覚えてませんからね!」プイッ

85: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:44:21.436 ID:+JOM8TgU0.net
男「拗ねないでよww」

少年「知りません」ツン

男「もー困ったなあ」

男(頭撫でたりとか意外と子供扱いされるのに弱いのかな?試してみるか)

男「ほら、あーん」

少年「はい?」

男「だからあーんして。食べさせてあげるから!」

少年「何言ってるんですか?」

男(ぐぬぬ駄目か?)

86: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:47:28.574 ID:+JOM8TgU0.net
男「よいしょっと」ドス

少年「ち、ちょっと。隣に座ってなんですか」

男「はい、あーん」

少年「……」

男「ほら。あーんしてごらんって。意地悪してごめんよ?」

少年「……あーん」パクッ 

男「ご飯こうやって全部食べさせてあげるからね」ナデナデ

少年「あーん」モグモグ

88: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:53:07.532 ID:+JOM8TgU0.net
男(雛鳥に餌付けするのってこんな気分なのかな)

少年「もぐもぐ」

男「まだ食べたい?あーでもそろそろ時間じゃないか?」

少年「あっ!本当だ!そろそろ家で無いと……」チラッチラッ

男「家出なくていいの?遅刻しちゃわない?」

少年「だ、だって……ご飯食べないと……も、勿体無いから」

男「確かにそれは仕方ないなwwwwはい、あーん」

少年「ん」モグモグ

89: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 03:58:09.072 ID:+JOM8TgU0.net
男「はい、これで最後」

少年「ごちそうさま!」

男「遅刻?」

少年「完全に遅刻です!急がないと!」

男「おーがんばれー」

少年「……無職はいいですね」ハァー

男「う、うるさいぞ」

少年「それじゃいってきます!」

男「ちょっと待った!!いってきますのチューは?」

少年「……はい?」

90: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:02:05.156 ID:+JOM8TgU0.net
男「よくあるじゃん?」

少年「ないですよ。くだらない事で呼び止めないでください」

男「でも家族ならちゅーしようぜ!ほっぺにちゅって!」

少年「あーもう分かりましたから!早くしてください!遅刻なんです!」

男「よっしゃ!ゴネ得!」チュッ

少年「ッ……ま、満足ですか!」

男「駄目だよ!俺にもしてよ!」

少年「う……ぁ……男同士でっておかしくないですか……」

91: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:08:08.934 ID:+JOM8TgU0.net
男「おかしくないよ普通だよ」

少年「ほ、本当に?」

男「それとも俺にするのは嫌か?」

少年「嫌ですね」

男「嫌なのか……マジか……」ガックシ

少年「あ、そ、そんなに落ちこむ事ですか?」

男「へこむわ。今日一日落ち込んじゃうかも」

少年「うー……分かりましたしますよ。でもほっぺですから」チュッ

男「ひゃっほー!元気になった!ありがとな!!」ナデナデ

少年「ぁ、ぅぅ。い、いってきます!」

92: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:19:42.623 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……」ガチャ

男「あ、おかえりー」

少年「え?あ、そっか……た、ただいま」

男「学校間に合った?」

少年「遅刻に決まってるじゃないですか」

男「あはは。それじゃあ今度からは朝ご飯食べさせてあげる時間作らないとだな」

少年「ば、ばっかじゃないんですか」

男「毎日食べさせてあげるからなー。勿論いってきますのちゅーもだぞ!」

少年「……や、やっぱりこの人おかしいです。それよりラーメン食べに行きましょうよ!約束ですよ!」

93: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:23:13.305 ID:+JOM8TgU0.net
男「ラーメン大好きだなー」

少年「楽しみです。早く食べたいです」ニコッ

男(うーん可愛い……)

彼女「あのー……」

男「うん?あ、はい。なんでしょうか」

少年「あ!僕の彼女です!」

男「え!?そうなんだ……本当にいたんだ」マジマジ

彼女「なんですかあんまり見ないでくたざい。不潔です」

男「ご、ごめんなさい」

96: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:27:07.271 ID:+JOM8TgU0.net
少年「どうしてこんなところに?」

彼女「たまたま通りかかったら少年君の姿が見えて……話しかけちゃった!」

少年「へーそうなんだ。今から僕たちはご飯たべに行くんだ」

彼女「あー私も丁度お腹へってたんだ!一緒にご飯食べようよ!」

少年「うんいいよ」

彼女「それじゃああっちのお店に……」

少年「一緒にラーメン食べたいんだって!いいですよね?」

男「俺は別に構わないけど……」

99: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:34:35.312 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「ラーメンなんか食べるの?」

少年「そうだよ!凄く美味しいんだ!ね!」

男「お、おう」

彼女「……別にいいけど……さっきからこの人誰なんですか?」

男「あ、俺は保護者みたいなもんです。別にお二人の邪魔はしないんで……」

彼女「……」ジーッ

男(うわあああ消えろ帰れオーラが強すぎる!もう耐えられない!!)

男「そ、それじゃあ俺はこの辺で……後は二人で仲良く……」グイッ

男「うあっ?袖引っ張られた……?」

少年「あ……な、なでもないです」パッ

100: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:39:12.765 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「ラーメンより美味しいのあるから一緒に食べようよ!一緒に外でご飯食べるなんて初めてだよね!」

少年「う、うん。そうだね……」チラッチラッ

男(あ、そっか。約束してたもんな。ごめん彼女さん)

彼女「それじゃ二人でご飯食べようね!」

男「よーしそれじゃあ三人でラーメン食べようか!お兄さんが奢っちゃうぞ!!!!」

少年「え?本当ですか?」パァッ

彼女「おじさん。ち、ちょっといいですか?」

男「はいすいません」

101: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:43:40.043 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「私たち付き合ってるんですけど」

男「はい」

彼女「察してください。私二人でご飯食べたいんです」

男「はい」

彼女「お願いしますね?」

男「はい」

少年「二人でコソコソと何の話してるんですか?」

彼女「あのね、おじさんが」

男「なんとデザートまでつけちゃうぜって話さ!」

彼女「……は?」ジロッ

少年「もう僕早く食べたいです。三人で早く食べましょう!ほらほら早く早く」

102: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:48:42.243 ID:+JOM8TgU0.net
少年「塩ラーメン」ピッ

少年「どうですか?」フフンッ

男「偉い偉いww」

彼女「?」

少年「塩ラーメンお勧めだよ!食べてみて?」

彼女「う、うん。分かった。少年が進めるなら食べるね」

少年「おじさんのお勧めなんだけど本当に美味しいから!」

彼女「……」

103: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 04:53:03.617 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あはは」

彼女「それでねー」

男(やっぱり恋人ってだけあって仲が良いんだな)

男(美男美女でお似合いカップルだな……今朝までの俺は調子乗りすぎてたな)

男「よし。大人としてビシっとしないとな……ん?」

少年「美味しいね」ニコー

男(可愛い……)

104: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:00:54.420 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あー楽しかった」

彼女「このあと一緒に遊びにいこ」

少年「うんいいよ。おじさん僕ちょっと遊んできますね」

男「あーはいはい。いっらっしゃい」

少年「あ……い、いってきます」

彼女「ほらほら早くいこっ!」

彼女「……」ギロッ

男(うわあメッチャ睨まれてる。もう邪魔しないから安心してください)

少年「あ、うん。待ってよー」タタタッ

男「……家帰っても暇だし適当時間潰して帰ろうかな」

108: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:08:17.679 ID:+JOM8TgU0.net
男(そろそろ帰ってくる頃だよな?俺も家戻っておこう)

男「流石にまだ帰って気はないか」カチャカチャ

女「あ、お隣さん」ガチャ

男「えっあ、ど、どうも」

女「あー生きてたんだーww死んでるかと思ってたwww」

男「ひ、酷いですね。異臭がしなければ一応生きてますよ」

女「あはは。夏はやめてくださいよー隣も被害受けそうだから」

男「あははは。でも同居人がいるんで大丈夫ですよ」

110: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:12:38.628 ID:+JOM8TgU0.net
女「えええ!?彼女できたんですか!?」

男「し、失礼ですね!なんですかその驚き様は」

女「世の中には奇特な方もいるんですね」

男「ぐぬぬ言い返せない。実は親戚の子供預かってるだけなんです」

女「ロリコンですか!?通報しなきゃ!」

男「ちょwwwやめてくださいwwww男の子ですからwwww」

女「なにぃ!?それはぜひとも紹介してくださいよ!」

男「犯罪臭がるんで駄目ですww」

女「お隣さんには言われたくないですよ!ww」

113: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:19:15.950 ID:+JOM8TgU0.net
女「でも彼女なんかできる訳ないと思ってましたよwww」

男「それ酷くないですか?ww」

女「いやいや!お隣さんと仲良くしてくれる女性なんて私くらいですよ!感謝してもらわないと!」

男「ははー、女王陛下。ありがとうございます」

女「それじゃ何か困った事あったらいってくださいねー家来の事は助けてあげましょう」

男「あはは。そういうところ嫌いじゃないですよ。ありがとうございます」

女「私も嫌いじゃないですよー」

少年「あ!ただい……」

女「相思相愛ですね!ww」

男「ですねーww」

115: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:22:05.464 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……」

女「それじゃー」バタン

男「あ、はい。どうもー」ガチャ

少年「おじさんただいま!」タタッ ダキッ

男「うおっ。おかえり!タイミングいいね」

少年「うん。さっきの人誰ですか?」

男「ん?ああ、お隣さんだよww仲良くするんだぞー」

少年「……なんだか分からないけど、僕あの人好きじゃないです」

116: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:27:14.274 ID:+JOM8TgU0.net
男「え?なんで?良い人だよ?」

少年「……なんだか分かりませんけど……」

少年「なんかこう、胸の奥からモヤモヤしてきます」

男「悪い人じゃないんだけどな……なんでだろ?」

少年「とにかくなんか嫌なんです!おじさんもあんまり喋るのよくないと思います!」

男「そういわれてもお隣さんだし……」

少年「……ごめんなさい。我がまま言ってしまいました」

男「あ、気にしなくていいんだよ。それじゃあできるだけ話さないように気をつけるよww」

少年「ほんとですか?なんだかほっとしました」

117: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:34:53.066 ID:+JOM8TgU0.net
男「それじゃそろそろ寝るか」

少年「分かりました」トタタッ

少年「ベット気持ち良いです!」ボフン

男「こらこらww飛び込まないのwww」

少年「……?今日は一緒に寝ないんですか……?」

男「布団買ってきたからねー。俺はこっちで寝るからベット独占していいぞwww」

少年「……そうですか」

男「んじゃ電気消すぞ。おやすみ」カチッ

少年「……おやすみなさい」

118: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:40:06.046 ID:+JOM8TgU0.net
男「ぐかーぐかー」

男「んあ?」モゾモゾ

少年「……あ。ごめんなさい。起こしちゃいましたか?」

男「んーどうしたんだ?」

少年「その……一緒に眠りたくて……」

男「……」ポンポン

少年「えへへ。やった」モゾモゾ ギュッ

男「よしよし」ナデリナデリ

123: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:46:02.872 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ご飯ですよ!」

男「ふああああ。おはよ」

少年「はい、どうぞ!」

男「はい、あーん」

少年「あーん!」パクッ モグモグ

少年「美味しいです!」

男「でもご飯作ってるのは自分じゃん」ファーア

少年「全然味が変わるんですよ」

124: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:50:39.259 ID:+JOM8TgU0.net
男「君が家きてからもうかなり時間たったけど、学校はどう?」

少年「僕がおじさんの家に来て2ヶ月ですよ!」

男「あーもうそんなにたつのか。月日が流れるのは早いね。最近は寝付くのも早くなったよ」

少年「毎晩お布団の中で頭なでてもらいながらお話聞いてもらうと安心してすぐ寝ちゃいます」

男「そうだねー。はいこれで終わり」

少年「ごちそうさまでした」

男「そろそろ学校行く時間だね」

126: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 05:56:34.021 ID:+JOM8TgU0.net
少年「おじさん。ん!」

男「今日もするの?」

少年「そうですよ?……嫌ですか?」

男「嫌じゃないけどさ。いってらっしゃい」チュ

少年「えへへ。いってきます」チュッチュッ

男「今日も一日頑張ってね。家でゴロゴロしながら待ってるよwww」ナデナデ

少年「うん。頑張ります。今日はテストなんです」チュッチュッ チュッチュ

男「そっか。良い点数取れるといいね」

少年「取れたらおじさんに自慢しますね!」チュチュッ

男「楽しみに待ってるよ。たださ、そろそろ行ってきますのキスはもう良いんじゃないかな?遅刻するよ?」ナデナデ

少年「大丈夫ですよ。まだ時間あるし、それにちょっと遅刻したって全然構わないですから」チュッー

128: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 06:04:34.668 ID:+JOM8TgU0.net
少年「えへへ。またキスマークつけちゃいました」

男「もー目立つところはやめろって言ってるだろ」

少年「だって……」

男「あーもー分かったから早く学校行きなさい!遅刻だぞ!」

少年「ちょっとくらい遅刻しても……」

男「駄目です!ご褒美なしにするぞ!」

少年「わ、分かりました。いってきます!」

男「おういってらしゃっい」

131: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 06:08:13.202 ID:+JOM8TgU0.net
少年「やった!満点だ!」

彼女「ねえねえ、どうだった?わー!凄いね!」

少年「頑張った甲斐があったよ」

彼女「私は全然駄目だったなー……勉強教えてよ!」

少年「うんいいよ。でも今日は駄目!」

彼女「ええーなんで?」

少年「大事な約束があるんだ」ニコッ

彼女「それって、またあのおじさん?」

少年「内緒だよー。また今度一緒に遊ぼうね!」

182: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:31:04.376 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ただいま!」

男「おかえり。テストどうだった?」

少年「ほら!見てごらん!凄いでしょ!」

男「うわ、マジか。絶対できないと思ってたのに……」

少年「ふふん。褒めてください」

男「本当に頑張ったんだなあ。よしよし」

少年「えへへ。ご褒美の話覚えてますか?」

男「当然覚えてるよ?なんでも言う事聞くんだろ?何が欲しいんだ?」

少年「本当になんでも聞いてくれますか?」

男「できる範囲なら!」

186: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:36:19.308 ID:+JOM8TgU0.net
少年「えっと。僕彼女いるじゃないですか」

男「うんうん。凄く可愛いよな。俺もあんな彼女欲しいわ」

少年「……」

男「あれ?どうかした?」

少年「別になんでもないです。僕の彼女なんだからそう言うこと言うのやめてください」

男「え、あ……ご、ごめん」

少年「おじさんは彼女なんて一生できないんだしいらないでしょ!」

男「いやいやいや。彼女欲しいしできるかもしれないですよ」

少年「できる訳ないじゃん!無理だよ!」

男「な、なんでそんなに怒るんだよ。まぁまぁまぁまぁ。落ち着いて落ち着いて」ナデナデ

少年「ふぅー」

188: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:40:57.215 ID:+JOM8TgU0.net
男「他人の彼女に変な事言ってごめんな。許してくれるか?」ナデナデ

少年「うん。でももう彼女がどうとか言わないでね?」

男「あー……うーん……はい」

少年「ははは。どうせおじさんは彼女なんかできやしないんだから諦めてくださいね」

男「酷いですね!おじさんは諦めてませんよ!」

少年「たくっ。おじさんは彼女なんかいらないのに」

男「なんかまた機嫌悪くなりそうだ!それよりも頑張ったご褒美のお願いは?」

189: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:46:03.420 ID:+JOM8TgU0.net
少年「はい。僕の彼女いるけどまだキスとかした事もなくて……」

男「え?そうなの?毎朝俺とあんなにちゅーしてるのに」

少年「そ、それとこれとは別なんです!か、か、家族……と彼女は別物でしょう!」

男「そりゃそうだけどぉ。それで?俺は何したらいいの?」

少年「えっと。あの、本当になんでもきいてくれますか?」

男「しつこいなー俺は男だぞ二言はねえ!ドン!!」

少年「じ、じゃあ……ぼ、僕とキスしてください」

190: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:49:22.125 ID:+JOM8TgU0.net
男「何だそんな事かよwwwはいちゅー」チュッ

少年「ん。そ、そういうのじゃなくて」

男「え?どういうこと?」

少年「いつもほっぺとか首とかで唇にはしないじゃないですか」

男「ああ、そういうことか!そりゃ彼女とするのはそうだよな」

少年「は、はい」

191: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:51:49.395 ID:+JOM8TgU0.net
男「そんくらいの事簡単にしてやるよww」

少年「お、おねがいします」

男「お、おう」

男(そ、そんな目閉じてキス待ちされると)

男「な、なんか緊張するなーあははは」チュッ

少年「ん……」

男(美少年の唇柔らかかった)ホクホク

少年「あれ?終わり?ですか?」

194: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 14:56:21.372 ID:+JOM8TgU0.net
男「おう終わったぜ!ほら簡単だったろ?」

少年「そういうのじゃないんです」

男「え?でも唇にちゃんとしたよ」

少年「そうだけど……」

男「……」

少年「もっと舌絡める大人のキスをしたいんです」ペロリ

男「う、い、いやでもそれは。か、彼女とした方が……」

少年「れ、練習ですよ!練習だから……」

195: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:01:45.996 ID:+JOM8TgU0.net
少年「男同士とかおかしいと思いますけれど……お願いできる人がおじさんだけだから」

男「う、うーむ。そうか」

少年「駄目ですか?」

男「でも約束だもんな、し、仕方ない仕方ない」ハァハア

少年「ちょ、なんで興奮してるんですか?」

男「こ、興奮なんかしてないよ!」

少年「嘘ですよね?息荒いですけど」

196: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:08:42.828 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕とキスするのそんなに興奮しますか?」

男「緊張して息が上がってるだけです!」

少年「じゃあ一緒ですね。僕も緊張してなんだか頭がぼうっとします」

男「う。早いとこ練習すましちゃおうか」

少年「どんな風にキスするんですか?実践前に知っておきたいです」

男「俺だってした事ないから分からないよ」

少年「それじゃあ色々試してみましょうか。どうぞ」

男「お、おう。それじゃあキスするよ?」

199: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:11:47.210 ID:+JOM8TgU0.net
男「……」チュッ

少年「ん」

男「ははは。恥ずかしいなこれーwwww」

少年「……」ジッー

男「分かってるって!」チュッ 

少年「だから……唇が触れ合うだけのじゃなくて……」

男「で、でも中々決心がつかなくて」

少年「もう!意気地なしですね!」ガバッ

男「んぶっ!?」

200: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:15:20.822 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ん……ちゅっ……ふぁ、んむ」

男(うわっ。凄い脳みそ痺れる)

少年「ぷはっ……はぁはぁ。お、お兄さんも舌動かしてくださいよ」

男「え、ああっごめん」

少年「口の中ぐちゃぐちゃにして唾液交換しよ?」

男「ごくりっ」

少年「僕の唾液飲んでね」ンチュッ

202: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:20:39.286 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ふぅ、ふぅ」

男「……」ポケッー

少年「お、おじさんがされるばかりで全然練習にならなかったです」

男「ご、ごめん。でも凄く気持ちよかった」

少年「ん……ならよかった」

男「こ、これで満足した?」

少年「はい。でも満点のテストはもう一つあって……お願い聞いてくれますか?」

203: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:23:54.199 ID:+JOM8TgU0.net
男「もうなんでも来いって気分だよ」

少年「えへへ。僕彼女とまだえっちしたことないんですけど」

男「えっ!あ、ああうん。突然でビックリしたけどキスもしたことないんだもんな」

少年「だからその練習を……」

男「ま、待って待って!流石に俺でも入れられるのは……!」

少年「いや、流石におじさんとえっちはしたくないですけど」

男「そうなの?それじゃあどうすれば?」

204: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:26:49.230 ID:+JOM8TgU0.net
少年「は、恥ずかしいんですけどAVを一緒に見て欲しくて」

男「ははあ、なるほど」

少年「勉強になるかなと思って。それにこういうの見るの初めてだから……」

男「AVが勉強になるかは分からないけれどwwwwそれくらいなら全然構わないよ」

少年「本当ですか?よかった!実は友達にこれ渡されて迷ってたんです」ゴソゴソ

男「ちょwwwwマジかよwwwww」

少年「一緒に見てくださいね」

205: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:30:15.210 ID:+JOM8TgU0.net
「アフンアフン」 「ハァンアアン」

少年「……」

男(食い入るように見てるなー。やっぱり男の子なんだな)

「ァァアン」 「モウダメェエ」

少年「うわっ……すごっ」

男(一丁前に小さいの勃起してやがる……)チラッ

男(ああ、ヤバい。この子見てるとさっきのキス思い出して……AV見てるフリしよう)ムクムク

207: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:34:14.818 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あ、さっきのキスと同じだ」

「ンチュッンジュルッ」 

男「あ、あははは。そうだね」

男(もう駄目だ俺あんなふうにこんな美少年とキスしてたんだよな。愚息納められんわ)ギンギン

男(後でこっそり抜かないと)モゾモゾ

少年「……すごいですね。僕たちもあんなふうにしてたんだ。ねえ、おじさ……ん……」ジーッ

男「どこ見て……っておれのマイサンか。元気になっちゃったんだよ!AV見てたから!」

209: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:36:10.933 ID:+JOM8TgU0.net
少年「や、やっぱり興奮しますか?」

男「そりゃあ男だから……仕方ないでしょ」

少年「キスしてるシーンで大きくなりましたよね」

男「え、お、覚えてないけどそうかもしれない」

少年「……僕あのとき夢中だったから気付かなかったですけど」

男「え?」

少年「僕とキスしてた時もこんな風に大きくなってたんですか?」チラッチラ

211: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:38:51.618 ID:+JOM8TgU0.net
男「え、ええと!それは分からんわ!覚えてないわ!www」アハアハアハ

少年「……」ジッー

男「そ、そんなに見ないでくれませんか」ギンギン

少年「大きい……ですね」

男「そ、そうかな?」

少年「はい。僕のとは比べ物にならないです。ほら」ピンピン

男「……」ゴクリ

212: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:41:48.235 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕もいつかおじさんみたいに大きくなるのかな?」

男「さ、さあ。どうでしょうか」

少年「比べあいっこしませんか?」

男「ええ!?」

少年「ど、どのくらい違うのか比べたいです。言う事きく約束ですよ!」

男「……本当にするの?」

少年「は、はい。見てみたい……な」

男「……分かったよほら」

213: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:44:43.033 ID:+JOM8TgU0.net
少年「な、生で見せてください!」

男「それはちょっと、危ないんじゃ……」

少年「僕も出しますから!ほら!」ポロンッ

男「可愛いちんちんだ」

少年「は、恥ずかしいんだからおじさんも早く!」

男「分かったってば。も、もう知らないからなー!」ブルルッボロンッ!

215: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:46:58.802 ID:+JOM8TgU0.net
少年「うわ……すご、大きい」

男「あ、あんまり見んなよ」ギンギン

少年「僕のとは本当に全然違いますね」ピンピン

男「そ、そうだね。でもチンコなんか人それぞれだし……」

少年「でも僕は皮被ってるけど、おじさんのは剥けてますね。さ、触ってもいいですか?」

男「ええ!?だ、駄目だよ!」

216: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:49:21.046 ID:+JOM8TgU0.net
少年「駄目ですか?」

男「駄目に決まってるじゃないか!見るだけだよ!」

少年「どうしてですか?」

男「ど、どうしてって……ほら!汚いだろ?だから駄目なんだよ」

少年「汚くないですよ。凄いです」ボッー

男「す、凄いってなんだよ」

少年「ほら僕のと並べて比べてください。ね、全然違うでしょ」

217: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:52:14.170 ID:+JOM8TgU0.net
男「うわっやばいって。チンコ同士が触れ合うと……」ビクッビクッ

少年「僕の越しでも熱さと硬さが伝わってきます……」スリスリ

男「そ、それはヤバい!こすり付けちゃ駄目!」

少年「はぁ、はぁ。じゃあ触ってもいいですか?」

男「わ、分かった。どうぞ」

少年「……失礼しますね」サワリッ

218: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 15:55:09.700 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……すごい……」サワサワ

男(無心になれ無心になれ無心になれ無心になれ)

少年「手で触るともっともっと熱くて硬くて……大きいです」ナデナデ

男「っ……も、もういいだろ?」

少年「おじさんホラ、僕のと合わせてみて?全然違うよ」スリスリ

男「……そ、そうだな」

221: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:00:04.608 ID:+JOM8TgU0.net
少年「さっきのAVで言ってたんですけど……」

少年「ちんぽって男の強さの象徴なんですよね」

男(そんな内容のAVだったのか。全然見てなかった)

少年「生物のオスとして優劣を決めるモノだって……」

男「そ、そんなことないと思うけど……AVの内容なんか真に受けちゃ駄目だって」

少年「でも、おじさんのは僕の弱っちい子供ちんぽとは全然違って、凄く大きくて強い大人ちんぽなんですね」

男「……」ゴクリ

少年「僕おじさんにオスとして負けちゃってるんだぁ……」ハァハア

225: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:08:13.342 ID:+JOM8TgU0.net
少年「こんなの絶対勝てないよっ……」シュリシュリ

男「うっぁやばいってそれ……」

少年「僕はおじさんよりずっとずっと弱いオスなんですね」スリスリ

男「そんな事ないってば……っ」

少年「強いオスとこうしてるとなんだか凄く頭がぼうっとして熱くなって真っ白になります」ズリズリ

男「ふぅっふぅっ」

少年「なんだかこうやってると、本物のオスにやっつけられてるみたいで……」ヌチュヌチュ

少年「なんも考えられなくなる……僕の弱いちんぽをおじさんのでもっと虐めてください」ハァハア グチュグチュ

男「も、もっ……むり……マジで限界近いからっ」

227: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:15:03.338 ID:+JOM8TgU0.net
少年「おじさんの強いちんぽ……」ズリズリ サワッ

男「うあっ!き、亀頭は撫でちゃ駄目っ」

少年「どうしてここはこんなに濡れてるんですか?水とは違いますね……」グリグリ

男「んぐっ!?て、手の平でぐりぐりするの駄目っ!ほんと!やめて!」ビクンッ

少年「えへへ。おじさんの大人ちんぽの弱点見つけちゃった」グリグリ ズリズリ

男「っ……くっ……うっっ……」ビクビク

少年「おじさん凄く苦しそう……えいっえいっ」

男「うああっ手の平で亀頭グリグリとされながら裏筋ちんこで擦るの……気持ちよすぎて……も、もう……」

229: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:21:08.251 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あっ……ビクビクしてる」

男「ほ、ほんとにやめて?もうやめよ?ね?」

少年「へへ。やーだ。僕の弱いちんぽでも大人ちんぽ倒せるんだもん」グリグリ グチュグチュ

男「ぁぁぁあ!もう無理、い、いきっいっ……イクッ!」ドピュッ

少年「あ、先っぽが膨らんで……うわっ!?」

男「くっ……ふっ、ふぅっ……ぁぁぁ~」ビュクッビュクッビュクッ

少年「凄い……まだ出てる……熱く脈打って……」ナデナデ 

230: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:26:47.045 ID:+JOM8TgU0.net
少年「凄いいっぱいでましたね」ニコッ

男「はぁ、はぁ」グッタリ

少年「手の平からいっぱい零れちゃった。僕の手もうぐちゃぐちゃだよ、ほら」ヌトヌト

男(俺こんなに射精しちゃってたんだ……すげえ気持ちよかった)

少年「オスとして優劣なんて言ってたけど、おじさんちんぽ簡単に負けちゃいましたね」フフンッ

男「すっげえエロかった……やばい、思い出してきたらまた」ムクムク

少年「やっぱりそんなの関係ないですよね。僕の方が小さくても勝ち負……け……とか……」

少年「……また大きくなってる」

231: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:31:09.812 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……ま、まだまだ元気なんですか?」ジッー

男「ご、ごめん」

少年「オスとしての強さって……こういうことなのかな」サワサワ

男「うっ」ピクッ

少年「全然硬さも変わってない。ねえなんで?」ヌチュヌチュ

男「うあっ精液でべちゃべちゃの手で扱くのやめっ」

少年「やっぱりさっきのAVみたいにこうやると気持ち良いんですか?」ジュコッチュコッ

男「うぁっぅ」

少年「……おじさんばっかり気持ち良さそうでズルい」ピタッ

234: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:33:51.949 ID:+JOM8TgU0.net
男「え……?」ハァハァ

少年「おじさんも僕の事気持ちよくしてください。ズルいですよ」

男「で、でも……触っていいの?」

少年「もちろんです。どうぞ」プルンッ

男「小さくて可愛いな……」シコシコ

少年「んぁっ!?」ビクッ

237: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:39:15.975 ID:+JOM8TgU0.net
男「小さい包茎子供ちんぽ扱くとか夢見たいだ」シコシコ

少年「っ……くぁ」ビクビク

男「あれ?もしかしてもうイキそうなのか?」

少年「わ、分かんないけど……なんか出そうだから……」

男「オナニーとかした事ないの?」

少年「や、やった事はないです。知識としては知ってたけど」

男「へー……そうなんだ。早漏だなんて、なお更オスとして劣ってるよwwww」

少年「うっぁっ」ビクッ ガクガク

男「どうしたの?もしかして罵られて感じちゃった?」

238: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:46:08.626 ID:+JOM8TgU0.net
少年「わ、分からないけど……」

男「けど?」

少年「おじさんの強い大人チンポ見ながら、オスとしての差を突きつけられるとなんか凄く頭真っ白になる……」

男「可愛いな。でも早漏はいただけないよね。よし」ギュッ

少年「うあ!?ね、根元をどうして握るんですか?」

男「これで多少は遅くなるでしょ?多分ね」シコシコ

少年「うあっあっあっ」

男「小さいから片手で十分扱えちゃうんだね。こんな小さいとか男としてどうなんだよ?」

少年「ああああっ!おじさん、おじさんっ」ギュゥッ

239: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:49:32.893 ID:+JOM8TgU0.net
男「イキたい?」

少年「切ないです……おじさん、お願い……」

男「よし、じゃあちょっと待って?」ピタッ ゴソゴソ

少年「あっ……なんで虐めるのやめちゃうの?もっとして欲しい……」

男「あったあった。ほらコンドーム!これ付けてあげるね」

少年「うあっ」

男「コンドームつけるだけだから我慢我慢」

241: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:53:05.841 ID:+JOM8TgU0.net
少年「おじさんどうしてこんなの付けなきゃいけないの?」

男「まぁまあ。ホラ、俺もコンドームつけたよ」

少年「……?」

男「こうやってさ、ホラホラ」グイッ

少年「わうっ。お、おじさんの大人チンぽお、押し付けられてる」

男「一緒に擦り合わせて気持ちよくなっちゃおう?」ズリズリ

少年「ぅ、うん」ドキドキ

男「雑魚ちんこで強いオスを感じながらイッちゃえよ」ボソッ

少年「あっあっ……ぁぁああ……」ビクビクビク ピュルピュルピュル

242: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 16:56:31.685 ID:+JOM8TgU0.net
男「あれ?もしかしてちんこ押し付けて囁かれただけでイッっちゃった?」

少年「あぅぅ」ハァハァ

男「まだ扱いてもないのに?本当にお前ってオスとして劣ってるよ」

少年「うぁあ」グスグス

男「えっ!?な、泣いてる?ご、ごめん!」

少年「ふぐっうぐっ」グスグス

男「ち、調子乗りすぎてた。ごめんね?ごめん」ナデナデ

少年「ち、違うんです……ぼ、僕が泣いても嫌がっても虐めるのやめないでください」ズビスビ

246: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:02:16.463 ID:+JOM8TgU0.net
少年「お、お兄さんは僕の事なんか気にしないで……」

男「そ、そんな事言っても」

少年「う、あの、その。辛くて泣いて訳じゃないんです」

男「そうなの?」

少年「はい。なんていえばいいか……なんだか心が満たされていくっていうか……」

男「え?」

少年「オスとして負けて完全に屈服させられて……服従してくのがす、凄く」

少年「興奮して泣いちゃいました」ダキッ

男(この子真性のMなのか?凄く加虐心そそられる……)ゾクゾク

249: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:08:35.135 ID:+JOM8TgU0.net
男「あ、そうだ。コンドームつけてたよね?それとって結んで?」

少年「は、はい」

男「ほら見てごらん?精液が溜まってるでしょ?」

少年「……?そうですね?」

男「じゃあ、ちょっと比べてみようか?」シコシコ

少年「え?」

男「いいから。今は俺のちんこに集中して?俺がいつもどんな風にするのか見てどうすれば気持ちいいのか学んだよ」

少年「あっ……はい」ポッー

252: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:12:07.914 ID:+JOM8TgU0.net
男「こうやってカリ首擦ったり、裏筋弄ったりして……くっ」シコシコ

少年「……」ボッー

男「こうすると凄く気持ち良いから……あ、ぐっそろそろイキそう」

男「くっ、イクッ……」ドビュッドビユッドビュッ

少年「ぁ……」

男「ふぅ、ふぅ、見られながにらするってのも良いね。いっぱいでたよ」

少年「凄いです……」

254: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:16:08.107 ID:+JOM8TgU0.net
男「どうだった?どうすると気持ち良くなるか分かった?」

少年「え?あ、ご、ごめんなさい。分かりませんでした」

男「ええー。説明したのに」

少年「ごめんなさい。目の前のちんぽに夢中で……」

男「なんだよそれwwww」

少年「凄い力強くて逞しいオスを目の前で見せ付けられてたら、頭がくらくらして駄目でした……」

男「……」ゴクリッ

少年「で、でもっ射精はちゃんと見てました!今も焼き付いて離れないです……」ドキドキ

男「それじゃコンドーム比べようか?」

少年「え?はい」

258: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:21:12.709 ID:+JOM8TgU0.net
男「ね?分かる?」

少年「は、はい。全然量が違います」

男「俺は自信あるんだけどさ。全然違うよね?」

少年「はい。僕のはちょろっとしてるのに……おじさんは凄いたぷたぷで……」

男「ほら持って確かめてごらん?」

少年「わっ。わっ……ずっしり重さを感じます……それに熱いです……」

男「こんな所にもオスとしての違いがあるんだよ?全てで劣ってるけど恥ずかしくないのか?」

少年「は、恥ずかしいです。恥ずかしくて……」ピクピク

男「ふーん。強いオスを見てたらまた勃起しちゃったんだ?」

少年「は、はい。弱い僕を虐めてくださいっ」

261: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:25:49.173 ID:+JOM8TgU0.net
男「ん……ふあああ。おはよう」

少年「おはようございます!お寝坊さんですね」

男「いつもみたいに誰かさんに起こされなかったから……今日は休日だっけ?」ファア

少年「そうですよー。今日は彼女と遊ぶ予定です」

男「ああ、そうなんだ。練習の成果出るといいねwww」

少年「……い、いってきます」ボッ

男「がんばれよーwwww」バタンッ

263: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:29:22.090 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「あ!ようこそー!」

少年「お邪魔しまーす」

彼女「今日は親居ないからいっぱい遊べるよ!」

少年「そうなんだ!色々話そうね」

彼女「うん!泊まってく?」

少年「え?でも……いいの?」

彼女「明日の夜までどうせ帰ってこないから平気!」

少年「じ、じゃあ……」

265: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:30:48.510 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あははは」

彼女「あ、もうこんな時間か。そろそろ寝よっか」

少年「そ、そうだね」

彼女「うん……」

少年「……」ドキドキ

彼女「一緒のベッドで寝よ?」

少年「……」カァァ コクッ

267: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:33:19.015 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……」ドキドキ

彼女「ね、ねえ」

少年「う、うん?」

彼女「私たちってまだキスもしてないよね」

少年「し、してないね」

彼女「……駄目、かな?」

少年「……駄目じゃないよ」ドキドキ

彼女「んっ!好き」チュッ

少年「ぼ、僕も好きだよ」チュッ

268: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:35:31.973 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「ね、ねえしよ」

少年「っ」ビクッ

彼女「なんか、いつも壁があるような気がして……安心したい」

少年「で、でも」

彼女「今は私だけ見て!」ギュウッ

少年「う、うん……」

彼女「は、初めてだから優しくしてね」

270: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:39:14.010 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あ、あれ?」

彼女「どうしたの?」

少年「ご、ごめん。大きくならない」

彼女「え?じゃあ手伝ってあげる」

少年「う、うん。ごめんね」

彼女「気にしないでいいよ?こ、こうすればいいのかな?」サワサワ

少年「……」ヘニャッ

彼女「あ?あれ?全然駄目だね……こうなったらいっぱい尽くしてあげる」サワサワ ナデテナ゙

少年「……」フニャアア

彼女「こ、これはどう?駄目?じ、じゃあこれなら……」

少年「ごめん、もういいよ」

272: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:41:47.210 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「で、でも」

少年「なんか全然……駄目みたいだし」

彼女「……私が無理に変な事言ったからだよね。ごめんね」

少年「ううん。彼女さんの所為じゃないよ。気にしないで」

彼女「うん……少年君好き好き。大好き」ギュッ

少年「……」

彼女「好きだよ。もっといちゃいちゃしよ?」

少年「そう、だね」

少年(なんだろう。なんだか急にどうでもよくなってきた)

274: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:46:14.326 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「でね、でね」

少年「うん」

少年(こうやって好いて貰えて嬉しかったけど)

少年(この人ってずっとこんな感じなのかな。僕にずっと甘えてくるのかな)

少年(なんかめんどくさい……)

彼女「ねえ?聞いてる?」

少年「あ、ご、ごめん。聞いてなかった。ちょっとトイレ行ってきてもいい?」

彼女「それじゃ私が一緒に行って教えてあげるね」

279: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:48:38.077 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ふぅー」

彼女「終わった?」

少年「うん。もう大丈夫だよ」

彼女「部屋に戻ろー」

少年「あ!そういえばバックおきっぱなしだったから持って来るね」

彼女「部屋で待ってるね」

281: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:51:57.697 ID:+JOM8TgU0.net
少年「おまたせ」ポスッ

彼女「待ってたよー!」

少年「あはは。ごめんね」

少年「あれ?僕バックのこんなとこにモノ入れてたっけ……」

少年(あっコンドームだ!?も、もしかしておじさんが!?)

少年(あっ……昨日の事思い出してきちゃった……)ムクムク

彼女「どうしたの?バックのぞいたまま……って、そ、それ///」

284: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:55:05.531 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「こ、コンドーム……だよね」

少年「う、うん」

彼女(少年君も私の事好きなんだ。ちょっと恥ずかしいけど……嬉しいかも)

少年(コンドーム見てると昨日のおじさんの強いオスが頭から離れなくなる……)クラクラ

彼女「あっ…・・・お、大きくなってる……ねっ」

少年「うん……興奮しちゃって……」ピンピン

彼女「ね、ねえ。もう一度試してみよ」

286: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 17:58:15.868 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「そ、そこだよ

少年「うん……」

彼女「あっ……っ!」

少年「大丈夫?」

彼女「だ、大丈夫……い、痛くないよ」

少年「……う、動いてもいい?」

彼女「ゆ、ゆっくりね」

288: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:01:17.418 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ふぅっふぅっ」

彼女「っ……っ……」

少年(き、気持ち良いかも……)ヘコヘコ

彼女「うっぅぅっ」

少年「あっ……ごめん。辛い?」

彼女「だ、大丈夫だよっ全然平気っ」

少年「でも……」

彼女「私は大丈夫だから。ね?少年君が満足するまでして?」

少年「う、うん」

289: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:04:37.034 ID:+JOM8TgU0.net
少年(なんかイケそうにないや。もういいかな)

少年「……」ピタッ

彼女「あ……お、終わったの?」

少年「う、うん。ありがと」

彼女「そうなんだ。私も凄くよかったよ」

少年「え?そうなの?でも僕のって小さいし……」

彼女「そんな事ないよ!優しいし温かかったよ」

少年「そう」

291: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:10:18.275 ID:+JOM8TgU0.net
少年「それじゃあ僕は帰るね」

彼女「うん。またね」

少年「ばいばい」ヒラヒラ

少年(なんか楽しくなくっちゃった……おじさんと話したい。おじさんに甘えたい。虐められたい)トボトボ

少年「ただいま」

男「おーおかえり!」

少年「おじさんただいま!」タタッ ダキッ

男「うおっ。どうしたんだ?」

少年「ううん。おじさんに会いたくて寂しかった」ギュ

男「おいおいww彼女といたんだからそんな事なかっただろwww」

293: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:12:48.038 ID:+JOM8TgU0.net
少年「なんだか僕あのこの事好きじゃなくなったかもです……」

男「え?なんで?」

少年「だって……」

女「あー!その子がお隣さんの同居人ですか!?」

少年「えっ?」

男「あーそうなんですよ。友達の家から帰ってきたとこです」

女「私お隣に住んでる女って言います。よろしくね」ニコッ

294: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:15:17.880 ID:+JOM8TgU0.net
少年「……」ジッ

女「?どうしたの?」

男「こらこら。ちゃんと挨拶しないと駄目じゃないか」

少年「……嫌だ」

男「おいおい……何言ってんだこら」

女「あはは。いーよいーよ気にしない気にしない!恥ずかしいんじゃないかな?なんてねっ!」

男「女さんが言うなら……まったく」

少年「……」ギュゥッ

女「それにしてもよく懐いてるんですねー羨ましい」

297: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:18:12.538 ID:+JOM8TgU0.net
男「そんな動物みたいに言わないでくださいよww」

女「あははごめんなさいww」

少年「……なんであなたがここにいるんですか?」

女「ご飯作りすぎちゃったからお隣さんにお裾分けに来たんだよー」

男「ついでに夕飯も作ってもらうことになっちゃったんだ。ありがたいです」

女「いいのいいの。君も一緒に食べるでしょ?はいどーぞ」コトッ

少年「……いらないです」

女「遠慮しなくていいからwwじゃんじゃん食べてwww私料理には自信があるのよ」

301: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:21:29.629 ID:+JOM8TgU0.net
男「本当に女さんの作る飯はうまいですよ」

女「だろ?少年君も食べてみてよー」

少年「いりません」

男「本当に美味いぞー。俺なんか何杯もおかわりできる」

少年「……」

女「はいじゃあこれが少年君の分ね。こっちお隣さんでー……」

少年「いらないってば!!!」ブンッ ガシャアンッ

女「キャッ!?」

306: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:28:31.852 ID:+JOM8TgU0.net
少年「こんなもの!こんなもの!!」ガシャンッ ガシャァァンッ

男「えっ……お、おいちょっと」

少年「はあ、はあはあ……はあ……」

女「あ……そ、その……」

男「お、おちおち、落ち着け?な?」

少年「僕は……落ち着いてますよ」フゥフゥ

女「え、えと。嫌いな料理があったの、かな……?ごめんね?」

少年「嫌いです。大嫌いです」

309: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:33:57.264 ID:+JOM8TgU0.net
男「え?でもコロッケは俺もお前も好きだから今日は作るんだって材料買ってたんじゃあ……」

少年「何が……何がコロッケだよ!こんなもの!」グシャッ

男「お、おい!踏みつけるなよ破片が危ないだろ!」

少年「こんなのっ……こんなのっ!こんなのがっ!こんなものが!!好きなんじゃない!!!」グシャ グチャッ グシャッ

女「ばかっやめなさい!」パンッ

少年「ぁ……」ピタッ ヒリヒリ

女「怪我したらどうするの!ほら、足見せて!お隣さんもぼーっと見てないで!」

男「は、はい」

310: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:38:30.268 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ひっ……やめて、やめてください。ごめんなさいっごめんなさいっ」ブルブル

女「そ、そんな怒ってないから。大丈夫だからね?」

少年「ごめんなさいっごめんなさいっ殴らないでくださいっごめんなさいっ」ガタガタ

女「怪我しないかどうかが心配で……ほら足見せて」

少年「ひぃっ!嫌だぁ!やめてください!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」

女「ど、どうしよ。私……」

男「え、えーと。すいません。俺が落ち着けさせて怪我の具合とか見ときますから」

女「でも……」

男「すいません。一回帰ってもらっていいですか?コイツがちょっと……」

少年「ごめんなさい、ごめんなさい」ガタガタ

315: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:41:28.174 ID:+JOM8TgU0.net
女「分かりました。本当に今日はごめんなさい」

男「女さんは悪くないですよ。本当にこちらこそすいませんでした」

女「……はい……」バタンッ

男「ふぅ」チラッ

少年「……」ガタガタ

男「よしよし。もう大丈夫だからな」

少年「ひっ!」

317: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:43:24.153 ID:+JOM8TgU0.net
男「大丈夫、大丈夫。悪い奴は追っ払ったから。な?安心して」ナデナデ

少年「ひぃ……ぁ……う、うぅ……」

男「よしよし」ナデナデ

少年「う、あ、うぅ」

男「落ち着くまでずっとこうしてあげるからな」ギュッー ナデナデ

少年「うぁ……ん……」ギュッ

男「ちょっとは落ち着けた?」ナデナデ

少年「う、ん……」

320: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:50:43.048 ID:+JOM8TgU0.net
男「ほら、足見せて」

少年「うん」スッ

男「あー……ちょっとこれは病院行った方がいいな」

少年「嫌だ……」

男「大丈夫だよずっと俺が傍にいるから。な?」

少年「……」コクッ

男「よし、行こうか。はい抱っこして上げるから掴まって」

少年「うん」ギューッ

321: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:54:37.281 ID:+JOM8TgU0.net
男「思ったより大したことなくてよかったなー」

少年「うん」

男「でも暫くは気をつけなきゃ駄目だぞ?今度からあんな事しちゃ駄目だからな。心配する」

少年「うん」

男「んじゃ帰るか。なんか適当に食うもんも買ってかないとなー」

少年「ん」

男「どうした?」

少年「抱っこ」

男「疲れるからおんぶなら良いよ」

少年「えへへ」ダキッ

323: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 18:59:15.941 ID:+JOM8TgU0.net
男「ふぁあー」

少年「すぅすぅ」

男「一日中抱きついて離れなかったな……」

男「喉渇いた。水のも」ムクリ 

少年「……どこ行くんですか?」グイッ

男「お、おきてたのか?」

少年「今起きました。どこ行くんですか……?」

男「別に水飲むだけだよ。安心してwww」

333: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:26:01.091 ID:+JOM8TgU0.net
少年「本当ですか?」

男「嘘なんか言わないよwwww」

少年「……」ジッ

男「たくっ。嘘じゃないよ安心して」チュッ

少年「んっ」チュッチュッ

男「ついでにゴミも捨ててくるけど、どうする?ついてく?」

少年「僕は寝て待ってます」

336: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:32:10.669 ID:+JOM8TgU0.net
男「よっと」ポイッ

女「あ……お、お隣さん」

男「あー女さん。昨日はどうもすいませんでした」

女「いえ、こちらこそごめんなさい。それで……その」

男「ああ大したことなかったですよ。気にしないでください」

女「そ、そうなんですか?一言謝りたいんですけど、どうでしょうか?」

男「うーんどうですかね……まだちょっと時間おいたほうがいいかもしれません」

339: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:37:07.935 ID:+JOM8TgU0.net
女「あ、そうだ、あのこれ少ないですけど」

男「え?なんですかこれ?」

女「治療費の足しにでもしてください」

男「いやいやこんなのもらえませんよ!」

女「そんな、でも私の所為でああなってしまった訳ですし……」

男「だったら尚更です」

女「え?」

男「これでまた今度ご飯作ってくださいよww三人で食べましょww」

女「お、お隣さん……」

342: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:40:40.177 ID:+JOM8TgU0.net
男「あいつ過去に色々あったみたいで……だから少しずつ距離縮めて仲良くしてあげてください」

女「はいっ。ありがとうございます」

男「いやいや。お礼言いたいのはこっちですよ。あんな事あったのに今でもこうして気にかけてくれるんですから」

女「えーだって少年君可愛かったからww」

男「結局それ目当てですかwwww」

女「バレましたかwwwって違いますよww」

男「あはははwww」

少年「なにしてんの?」

347: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:45:55.817 ID:+JOM8TgU0.net
男「え゛?」

女「あ、し、少年君」

少年「……何してんの?」

男「お、お前こそどうしたんだよ。部屋で寝てたんじゃ……」

少年「遅かったから……不安になって、見に来ました」

男「しかもよく見たら裸足じゃないか!バカ!怪我してんのにっ」

少年「……」ペタペタ

女「あ、あのね、昨日はごめんね?今お隣さんとその話を……」

349: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:49:10.188 ID:+JOM8TgU0.net
男「そうなんだよ。女さんがお前に謝りたいって……」

女「本当に昨日はごめんね!

少年「うるさい、どいて」

女「え?あ、う、うん。邪魔だったよねごめんね」スッ

少年「どいてよ」

女「え、えっと……?」

少年「どけよぉ!!!!!!」ドンッ!!

女「きゃっ!」ドサッ

356: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 19:58:06.012 ID:+JOM8TgU0.net
少年「触るな!喋りかけるな!!近づくなぁああ!!!」

女「ひっ」ビクッ

男「お、落ち着いて?な?」ガシッ

少年「わあああああ!!!!ああああ!!!」

男「お、女さん早くっ部屋戻って!」

女「で、でもっ」オロオロ

359: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:01:51.856 ID:+JOM8TgU0.net
男「いいから!」

女「ご、ごめんなさい」タタッ バタンッ

少年「はぁはぁはぁはぁはぁはあ」グッタリ

男「……何でこんな事すんの?」

少年「足痛い」

男「なんでこんな事するかな。女さんは良い人だよ」

少年「……足痛い」

360: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:05:35.434 ID:+JOM8TgU0.net
男「ご飯作ってくれるのも、謝りたいと思ってくれるのも優しいからだよ。こんな人中々いないよ」

少年「足痛いよ」

男「普通こんな事してたら近寄ろうとすらしないんだからな?もっと仲良くしてあげてやれよ」

少年「……」

男「分かった?」

少年「なんでさっきからあの人の話ばかりするの……僕足痛いです」

男「……はぁ」

少年「」ビクッ

363: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:09:16.747 ID:+JOM8TgU0.net
男「ほら、足見せて」

少年「あ、うん……」ホッ

男「ちょっと血が滲んでるね。きれいにして包帯巻きなおそうか」

少年「はい」

男「そしたら後でちゃんと謝るんだよ」

少年「……うん」

375: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:25:43.985 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ねえおじさん」

男「ん?なんだ?」

少年「僕の事うんざりしてますか?」

男「ちょっとはねー」

少年「えっ……」ズキッ

男「ちょっと悪い子になってるからな。お隣さんと仲直りする事。分かった?」

少年「僕良い子になります!!!」

男「ほんとに?」

少年「だから、だから捨てないでください……」ギュッ

男「え?そんな事しないよ。ずっと一緒だよ」ナデナデ

378: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:28:39.300 ID:+JOM8TgU0.net
女「はい……あっ」ガチャ

男「どうも」

少年「……」

女「ど、どうしましたか?」

少年「お姉さん今まで悪い子でごめんなさい」ペコリ

女「え!?え?」キョロキョロ

男「そう言う事なんで許してください」ペコッ

380: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:32:26.333 ID:+JOM8TgU0.net
女「あ、そんな!私は全然!気にしないで!」ニコッ

少年「……」

女「だから顔上げて?ね?」

少年「……はい。ありがとうございます」ニコッ

女「可愛いなー!」ナデナデ

少年「…………」グッ..

少年「頭なでられるの恥ずかしいからやめてくださいっ」ヘラヘラ

男「良かったら今度三人でご飯食べましょう」

女「ええ、是非!」

384: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:35:30.835 ID:+JOM8TgU0.net
「テスト返却するぞー」

彼女「ねえねえ何点だった?」

少年「うん?ああ、はい」

彼女「えーまた満点!?凄いね!頭良いー」

少年「勉強してるからね」イソイソ

彼女「もう帰るの?たまには一緒に遊ぼうよ」

少年「おじさんにご飯作らないといけないし、勉強しないとだから」

彼女「えー……最近そればっかりだよ!」

388: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:39:06.734 ID:+JOM8TgU0.net
少年「仕方ないでしょ」

彼女「なんだか最近冷たくないかな……私寂しいよ」

少年「そうなんだ。それじゃあまた明日ね」スタスタ

彼女「ま、待ってよ!お話しよう!?」パシッ

少年「離してよ。帰りたいんだけど」ジロッ

彼女「大事なお話しなの!」

391: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:41:53.598 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「最近いつもいつも、おじさんおじさんって……私の事も考えてよ!」

少年「なんで?」

彼女「な、なんで?なんでって……酷いよ」グスッ

少年「……それだけ?僕もう帰ってもいいかな」

彼女「バカッ!私たち恋人じゃん!なんでそんなに酷い事言うの!」

少年「はぁ……」

彼女「なに?なにそれ!なんでため息なんかつくの!?」

393: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:45:16.370 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「私いつも少年君の事考えてるよ!私の事もたまには考えてよ!」

少年「……時間……」チラチラ

彼女「私の話真面目に聞いてよ!!」

彼女「私は少年君の事大好きだよ!少年君は私の事好きじゃないの!?」グスグス

少年「うん」

彼女「だったら私の事もっと……え?」

少年「なに?」

395: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:48:16.329 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「今なんて言ったの?私の聞き間違い?」

少年「だから好きじゃないよって」

彼女「……」

少年「もうめんどくさいよ。いつも引っ付いてきてウンザリしてるんだ」

彼女「な、な、な……」

少年「もう別れようよ。僕おじさんとの時間大切にしたいから。君の所為で何分無駄にしてると思ってんの?」

彼女「なんでそんな事言うのぉ!!私別れたくないよぉお!」ウワアアアン

398: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:51:29.456 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕もう帰っても良い?」

彼女「嫌だ!!駄目だから!!!」ガシッ

少年「離してよ……痛いです」

彼女「好きだって言ってよ!別れるなんて言わないで!」

少年「はあ。おじさんは今ここに居ないから良い子にならなくていいよね?」

彼女「何訳わかんない事言ってるの!おじさんおじさんおじさんって!!!」ガシッ

彼女「ぎゃっ!?」

402: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 20:54:33.204 ID:+JOM8TgU0.net
少年「うるさいんだよお前。静かにしろよ」グイッ

彼女「い、痛い!痛い痛い!髪の毛引っ張らないで!」

少年「もう二回は言わないからな?めんどくさいんだよお前」

彼女「ひぃっ……」

少年「分かった?だから別れよう?」

彼女「……」ガタガタ

少年「それじゃ、僕は帰るね」パッ

413: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:03:28.057 ID:+JOM8TgU0.net
彼女「ぐすっぐすっ……ふぐぅっひぐっ」

少年「じゃあね」スタスタ

彼女「あんな奴の何がいいのよ!私の方が可愛いしずっとずっと良いじゃん!!」

少年「……」ピタッ クルッ

彼女「な、なに……ひっ!」ダンッ

少年「お前なんかがおじさんより何だって?あ?」

彼女「こ、怖い……おかしいよ……」ガクガク

416: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:08:57.981 ID:+JOM8TgU0.net
少年「もう一度言えよ。ほら。早く」

彼女「ひっ」

少年「言ってみろって。ほら言えよ?どうしたんだよ?ほらっ!!」ドンッ

彼女「ひぃっ!?わ、わたっ私よりっ」ブルブル

少年「私より?なに?」

彼女「私より……お、おじさんの方がい、良い人だと思います……」ガクガク

少年「だよね。僕もそう思うよ」ニコッ

419: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:12:53.307 ID:+JOM8TgU0.net
少年「分かってくれて嬉しいよ」

彼女「……」プルプル

少年「それじゃもう僕に話しかけないでね?」

彼女「……」

少年「返事はあ!?」

彼女「は、はいっ!!」

少年「うん。良い返事ですね」アハハ

423: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:17:30.054 ID:+JOM8TgU0.net
少年「じゃあねバイバイ」スタスタ

彼女「ほっ……」

少年「あ、そうだ……」クルッ

彼女「ひっ!?」

少年「今度もしおじさんの悪口言ったりしてたら」

少年「そのご自慢の顔に一生消えない傷つけてやるからな?」

彼女「わ、分かりましたっ」コクコクコク

少年「僕もお前なんかで時間無駄にしたくないから気をつけてよね」ニコ

431: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:29:33.163 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ただいま!」

女「おかえりー」

少年「あ、どうも。今日も来てたんですか?」

女「うん。ご飯作っておいたよー」

少年「はあ、ありがとうございます」

女「食べて食べて!今回は自信作だから!」

少年「あはは、今はまだお腹減ってないから後で食べておきますね」

女「そう?あ、男君はハロワ行ってるってさー」

少年「そうなんですか。今日は帰り待ってるんですか?」

433: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:31:32.008 ID:+JOM8TgU0.net
女「今日はご飯作りに来ただけだよー」

少年「そうなんですか。でもとてもおいしそうですね」

女「ほんと?ありがと!」

少年「はい。僕が全部食べちゃうかもです」ニコリ

女「あはは。仕方ない奴だなーちゃんと男君の分残しといてよねー」

少年「はーい。また来て下さい」

女「うん。またねー」バタン

少年「……」

438: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:35:30.688 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ふぅ。料理どうしようかな」ジーッ

少年「おじさんが帰ってくる前に全部トイレ流しとけばいいか」ガチャッ ジャー

少年「何か冷蔵庫に残ってるかな?代わりのモノを僕が作ってあげなきゃ……」ガサガサ

少年「ん?なんかある。えーと、何々」

少年「男君へ、晩ご飯作っといたから食べてね。だってさ、アハハハ」

少年「誰がこんな生ゴミ食べるって言うんだよww馬鹿じゃないのww捨てよっと」

442: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:40:10.970 ID:+JOM8TgU0.net
男「ただいまー……」

少年「おじさんお帰りなさい!お疲れ様です」

男「今日も駄目っぽいわ……」

少年「そんな事ないですよ。きっと平気ですっ」

男「そうかなあ」

少年「ゆっくり頑張りましょ?力入れなくても大丈夫だよ」モミモミ

男「ふあー。癒されるなあ。ご飯できてる?」

少年「はいっ作ってありますよ」ニコッ

447: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:49:39.501 ID:+JOM8TgU0.net
男「んーまい!」

少年「えへへありがとうございます」

男「あれ?これ女さんが作ったんじゃなかった?」

少年「それは僕が食べちゃいました。おなか減ってましたから」

男「そうなのかww食いしん坊だなーwww」

少年「そんな事よりご飯食べましょうよ」

450: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:54:30.297 ID:+JOM8TgU0.net
男「よし」ピシッ

少年「今日は面接でしたね。頑張ってくださいね」シュルシュル

男「ん、ありがとう。行ってくるよ」

少年「いってらっしゃいです」チュッチュッ チュッチュッ

男「おーいってきます」チュッ ガチャ

女「あ、男君!今日頑張ってねー」

男「はいありがとうございます!いってきます!」

451: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:56:38.773 ID:+JOM8TgU0.net
女「少年君!ちょっとちょっと」チョィチョィ

少年「はい?なんですか?」

女「実は相談があるんだけど……部屋入れてくれない?」

少年「はあ、良いですけど。どうぞ上がってください」

女「ありがと!」

453: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 21:58:34.521 ID:+JOM8TgU0.net
女「私たちって仲良くなったよね」

少年「そうですね。仲良しです」ニコリ

女「そこで相談なんだけどね、いつも身近にいる少年君から見てさ」

少年「はい、なんでしょうか?」

女「男君私の事好きになってくれたりしてないかなぁって」

少年「……」

少年「そうですねー……どうでしょうか」ヘラヘラ

457: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:02:47.724 ID:+JOM8TgU0.net
女「いつも押しかけて迷惑に思ってないかな?大丈夫かな?」

少年「えー、どうでしょ」

女「ちょっとちょっとー私真面目に話してんだからさー」ブーブー

少年「あ、でも思い当たる事あるかもです」

女「えっ、う、うん。どんな感じ?」

少年「女さんの料理出すとため息が多いような……」

女「え?本当に……?」

少年「分からないですけど、なんとなくですよ?あ、ため息多いなーとは感じます」ニコニコ

459: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:07:28.956 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕は女さんの料理好きなんですけどね。おじさんはあんまり好きじゃないのかも」

女「そ、そう……なんだ……」

少年「あと普段家事してる身からすると洗濯物が増えたかなあ」

女「え……?」

少年「あっ!な、なんでもないですっ」

女「……そっかー」

462: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:11:49.559 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あ、お茶出しますね」

女「ありがとう……」

少年「あっ」ドンッ ゴトッ

少年「あっとと。すいませんもの落としちゃいました」

女「ううん、気にしないで」

少年「昔はこんなところに消臭スプレーとか置いてなかったから慣れなくてよく落としちゃうんですww」

女「へ、へーそうなんだ」

少年「臭いものとか汚いものなんて無いと思うんですけどねー?綺麗にしてるのになんでおじさんは買ってきたんだろーなー?」ニコニコ

465: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:13:59.409 ID:+JOM8TgU0.net
女「あっ私もう帰るねっ」

少年「え?どうしたんですか?」

女「用事思い出しちゃった!」

少年「お茶くらい飲んでいってくださいよ。それに相談は?」

女「ま、また今度お願いするねーあははは」

少年「そうですか?いつでも僕は女さんの味方ですから頼ってくださいね!」

女「うん、ありがと……」バタンッ

466: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:16:14.660 ID:+JOM8TgU0.net
少年「ぷくくく……」

少年「あっははは!!!ひーっww面白いwwww」

少年「あースッキリしたー。気持ち良いなー」ニコニコ

少年「おっと早く消臭スプレーかけないと!匂いついちゃう!」シュッシュッ

少年「あー臭い臭い。汚い。空気が汚れる」シュッシュッ

少年「あいつが座ってた座布団も洗濯しなきゃ!」イソイソ

472: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:25:30.612 ID:+JOM8TgU0.net
男「ただいまー!」

少年「あっお帰りなさい!」

男「いやー面接かなり好感触だよ!これはいけるかもしれない!」

少年「本当に?良かったね!僕も嬉しいよ!」ダキッー

男「あはは、ありがとう。なんかお前も機嫌よさそうだなー良い事あったのか?」

少年「うん!凄い楽しい事があったよ!」

477: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:29:17.165 ID:+JOM8TgU0.net
少年「あっご飯食べる?今から温めなおしますね!」

男「おーありがとう」

少年「えへへこのくらいは当然だよー」

男「そういや学校はどうなんだ?」

少年「楽しいよー。テストは今回も満点だったです!」

男「偉いなーなでなで」

少年「頑張ってる僕偉い?」

479: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:32:21.377 ID:+JOM8TgU0.net
男「偉いぞー!」ワシャワシャ

少年「うひゃー。嬉しいなー!」ダキッ

男「よしよし」

少年「僕おじさんに褒められるとふにゃふにゃになる」

男「なんだよそれーwww」

少年「おじさんこれからもずっと一緒にいよ」ギュゥゥ

男「うん。あ、そうだ!大事な話があるんだ!」

少年「うん?どうしたの?」

483: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:38:51.475 ID:+JOM8TgU0.net
男「もし就職決まったら……そのときは女さんにこ、告白してみようと思うんだ」

少年「……え?」

男「今までは色々引け目があったけど、仕事してるなら恥ずかしくないしさ」

少年「そう、てすか」

男「これから三人で暮らすって楽しそうだろ?どうかな?」

少年「……凄くいいと思いますよ!僕も賛成です」ニコリ

490: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:42:42.456 ID:+JOM8TgU0.net
男「よかった!安心したよ!反対されるかと思ってた」

少年「僕がおじさんに反抗なんてする訳無いじゃないですか」

男「だって最初はあんなに嫌ってたからさ。今はもう仲良しみたいで安心してるよ」

少年「僕は良い子ですよ?」

男「あはは。昔の事持ち出して悪かったな」ナデナデ

少年「んー。採用ってどうやって決まるんですか?」

男「小さい会社だから最終面接の時に教えてくれるって言ってたよ」

少年「そうですかっ頑張ってくださいねっ」

494: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:44:49.452 ID:+JOM8TgU0.net
女「はーい」ガチャ

少年「女さんこんにちわ!」ニコニコ

女「あれ?どうしたの?」

少年「遊びに来ました!」ニコリ

女「そうなんだ、上がってー」

少年「はーい」

少年「お邪魔しますね」

496: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:47:54.366 ID:+JOM8TgU0.net
女「そういえば今日は男君の最終面接の日だったねー……」

少年「そうですね」

女「はぁあ。メールで大事な話があるって来てたけどなんなんだろ?」

少年「何でしょうね?」

女「就職したら迷惑だからもう関わらないで欲しいとか言われちゃうのかなー」

少年「どうなんでしょー」

女「あ、お茶出すね」

少年「お構いなく!」

498: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:50:19.426 ID:+JOM8TgU0.net
女「そういえば少年君家の中なんだから手袋くらいはずしなよww」

少年「すぐに家出ますから」ニコニコ

女「ところで何か用事があってきたんでしょ?どうしたの?」

少年「はい!」

少年「貴方を殺しにきました!」

女「え?」ザクッ

505: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:53:24.026 ID:+JOM8TgU0.net
女「え?嘘……でしょ?」ジワァ

少年「嘘じゃないよ?おばかさん」グリッ

女「う、う、うあ熱いっ……」ドサッ

少年「お前の所為で全部めちゃくちゃだよ……死んで償ってくださいね」

女「ど、どうして?こ……こんなこと……」

少年「僕からおじさんを奪うから」

女「え……?」

509: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 22:56:02.876 ID:+JOM8TgU0.net
少年「僕の、僕だけのおじさんだったのに!!」グサッ!

女「いぎっ!」

少年「僕はずっと良い子だったのに!頑張ったのに!頑張ったのにぃい!!!」ザクザク

女「……」ビクッビクッ

少年「はあぁっ……はあっ……はあっ」

少年「部屋に戻らないと」バタンッ

515: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:01:47.522 ID:+JOM8TgU0.net
少年「それじゃ着替えて、と」

少年「うーん準備はこのくらいでいいかな?」

少年「まぁもしバレてもまだ未成年だしいいよね」

少年「そろそろかな?」

少年「電話しておこうっと」

518: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:05:34.930 ID:+JOM8TgU0.net
男「女さーん!」ピンポーン

男「女さーん?いるんですかー?あれ、鍵あいてる」

男「入りますよー?」ガチャ

男「女さん?床で寝てるんですか?風邪引きますよwww」

男「女さんってば……え?何これ?……血?」

男「これ、包丁……?」

男「えっ?えっ?女さん?女さん!しっかり!しっかりしてください!」

「女さーんすいませーん警察のものですがー」ドンドンドン

521: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:07:42.279 ID:+JOM8TgU0.net
「近隣住民から匿名の通報がありまして来たんですが、留守ですかー?」ドンドン

男「え?」バッ

「どうします?」

「おい、鍵空いてんぞ」

「え?これマジじゃないですか?」

「おい入るぞ!女さん、入りますよ!」バンッ

男「あ、あの……」

527: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:10:15.925 ID:+JOM8TgU0.net
「警察だ!!!その包丁を床に置け!」

男「ち、ちがっ」

「黙れ!床に伏せろ!」

男「違うって!俺じゃないってば!」

「取り押さえるぞ!」

男「ぐぁっ!?ち、違います俺じゃ、俺じゃないっ」

「うるさい、黙ってろ!」ガチャンッ

「えー、殺人犯と思しき男を拘束しました」

533: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:15:22.879 ID:+JOM8TgU0.net
「殺人の容疑で逮捕されました無職--は男女間のトラブルで―――容疑を否認しており―――」


「ご家族の方が面会に来たぞ」

男「はい……あ……」

父「……」

母「……」

男「お、俺じゃないよ、本当だよ」

536: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:17:33.332 ID:+JOM8TgU0.net
父「お前なんか知らん。もう二度と顔を見せるな」

男「あ、う……」

母「あんたの所為でどんだけ迷惑かかったと思ってるの?金輪際親子の縁は無いものだと思って頂戴」

男「ごめん、なさい……」

父「それだけ伝えに来た。もう二度と会う事もないだろうな」

母「この人殺し!!親不孝者!死ね!死んでしまえっ!!」

男「……」

538: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:20:01.471 ID:+JOM8TgU0.net
男「……」

少年「おじさん」

男「あ……はは。どうしたんだよ」

少年「僕はおじさんじゃないって信じてるよ」

男「うぅっ……ぐすっひぐっ」

少年「大丈夫だよ、僕はおじさんの事ずっとずっと待ってるからね?」

男「うぁぁあ、俺、俺……!!」

少年「僕がおじさんの帰る場所になってあげるから。安心して。手紙も送るよ」

男「うぅぅぅ。ありがとうありがとう」

542: VIPがお送りします 2015/06/08(月) 23:23:16.033 ID:+JOM8TgU0.net
男「俺もうっ一人ぼっちだって思って……」グスッ

少年「ずっとずっと僕が居てあげるよ」

男「ありがとうっ……俺、本当にっ」

少年「大丈夫だからね?大丈夫、大丈夫。時間が見つけられたらいつでも来るから」

男「うん、うん。ありがとうっ……!」グスグス

少年「僕たちはずっとずっと一緒だよ」

少年「また"二人"で暮らそうね!」

                                                  終 わ り 

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