いきもののSS・WEB小説まとめ一覧
インコ「エサ箱の底が見えてるんだが」人間「はい」
1: SS速報VIPがお送りします 2016/11/08(火) 22:17:33.18 ID:SXA7XTjZo
インコ「いやはいじゃねえよ」
人間「はあ」
インコ「はあでもねえよ」
人間「わびしいですね」
インコ「コメントもいらん」
人間「私の食卓もです」
インコ「んなこた知らん」
女「犬でも飼うか」
1: 名無しさん@おーぷん 2016/08/22(月)21:50:45 ID:yDa
「まったくねえ、こんな新人気分じゃこまるよ」
女「はい、はい、すみません」
「もう入社して2年目なんだからあなたも少しは…」
女「以後気をつけます、本当に申し訳ありませんでした」
ガタン ゴトン
「…」グイグイ
女「…」ギュウギュウ
女「…ただいまー」パチ
…
女「…」
女「…」ガシガシ
女「はぁ…」ドサ
女「はい、はい、すみません」
「もう入社して2年目なんだからあなたも少しは…」
女「以後気をつけます、本当に申し訳ありませんでした」
ガタン ゴトン
「…」グイグイ
女「…」ギュウギュウ
女「…ただいまー」パチ
…
女「…」
女「…」ガシガシ
女「はぁ…」ドサ
亀「竜宮城発地上行きの最終便は先程出発致しました」
1: SS速報VIPがお送りします 2016/09/18(日) 21:14:54.21 ID:6IqMHEM30
女「……」キュッ
女「……」ジャー
「あー、あの」
女「……うわっ」ジャー
女(さっきまで誰もいなかったのに……)ジャー
「女、さんですよね」
女「は、はい。そうですけど……」ジャー
女(……にしても、綺麗な人だな……)ジャー
「わたし、こういう者です」スッ
女「あ、これはご丁寧に……」キュッ
女「……」フキフキスッ
女(……竜宮城……『乙姫』……)
女(……普通の美女だ)ションボリ
乙姫「……」
女「……」ジャー
「あー、あの」
女「……うわっ」ジャー
女(さっきまで誰もいなかったのに……)ジャー
「女、さんですよね」
女「は、はい。そうですけど……」ジャー
女(……にしても、綺麗な人だな……)ジャー
「わたし、こういう者です」スッ
女「あ、これはご丁寧に……」キュッ
女「……」フキフキスッ
女(……竜宮城……『乙姫』……)
女(……普通の美女だ)ションボリ
乙姫「……」
ねこ「あらこんにちは、初めまして」 うさぎ「……」ヒクヒク
1: 名無しさん@おーぷん 2016/08/15(月)06:49:58 ID:Mak
ねこ「どうしたの?」
うさぎ「……」
ねこ「調子悪いの?」
うさぎ「……」
ねこ「もう、はずかしがりやさんね! なにかいったらどう?」
うさぎ「……」
ねこ「調子悪いの?」
うさぎ「……」
ねこ「もう、はずかしがりやさんね! なにかいったらどう?」
アキレス「なぜだ……なぜ私は亀に追いつけんのだッ!」
1: VIPがお送りします 2017/03/27(月) 21:14:57.984 ID:UrvE9e4k0.net
―海岸―
浦島太郎「位置について!」
亀「……」サッ
アキレス「……」サッ
浦島太郎「よーい、ドン!」
亀「はああっ!」ダダダッ
アキレス「うおおおおおっ!」ダダダッ
アキレス(くっ……速い!)
浦島太郎「位置について!」
亀「……」サッ
アキレス「……」サッ
浦島太郎「よーい、ドン!」
亀「はああっ!」ダダダッ
アキレス「うおおおおおっ!」ダダダッ
アキレス(くっ……速い!)
男「切り株にウサギがぶつかるのを待ってたらウサギがどんどんぶつかってきて困る」
1: VIPがお送りします 2019/01/03(木) 00:23:21.603 ID:KmOjk6wy0
釣り人「おう、五郎ちゃん! 今日は釣れたかい?」
男「いや、全然ダメだったよ。魚なんかかかりゃしない!」
男「あーあ、ただ待ってるだけでご飯にありつける方法、何かないかなぁ」スタスタ
男「ってあるわけねーか」スタスタ
男「ん?」
ウサギA「……」ピョンピョン
ガンッ!
バタッ…
男(切り株にウサギが激突して死んだ……)
男「やったぜ! ウサギが手に入った!」
男「いや、全然ダメだったよ。魚なんかかかりゃしない!」
男「あーあ、ただ待ってるだけでご飯にありつける方法、何かないかなぁ」スタスタ
男「ってあるわけねーか」スタスタ
男「ん?」
ウサギA「……」ピョンピョン
ガンッ!
バタッ…
男(切り株にウサギが激突して死んだ……)
男「やったぜ! ウサギが手に入った!」
男「猫をレンジに入れて乾かそうぜ!」女「きっとホカホカになるよ!」
1: VIPがお送りします 2017/04/13(木) 00:37:48.084 ID:wCcjS4z90.net
猫「ニャ~ン」ビッショリ…
男「あらら、ずぶ濡れだぜ」
女「やだ~、かわいそう」
男「だったら、猫をレンジに入れて乾かそうぜ!」
女「うん、やろうやろう! きっとホカホカになるよ!」
男「あらら、ずぶ濡れだぜ」
女「やだ~、かわいそう」
男「だったら、猫をレンジに入れて乾かそうぜ!」
女「うん、やろうやろう! きっとホカホカになるよ!」
国王「どうか我が国をお救い下さい!」ゴリラ軍師「ウホホッ!」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/17(月) 21:06:03.388 ID:7E7190dm0.net
城――
兵士「陛下、大変です!」
国王「どうしたのだ?」
兵士「隣国の軍勢が、我が国へ進撃を開始致しました!」
国王「な、なんだと!?」
兵士「すでに敵は国境まで迫っており、このまま侵入してくることは間違いないでしょう」
国王「おのれ……隣国め、ついに牙をむいたか!」
兵士「陛下、大変です!」
国王「どうしたのだ?」
兵士「隣国の軍勢が、我が国へ進撃を開始致しました!」
国王「な、なんだと!?」
兵士「すでに敵は国境まで迫っており、このまま侵入してくることは間違いないでしょう」
国王「おのれ……隣国め、ついに牙をむいたか!」
ペンギン「知らなかったのか? ……ペンギンは剣より強いんだぜ」
1: SS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 16:08:20.77 ID:mXL/vBYN0
ヒュゥゥゥゥ…
ペタッ… ペタッ… ペタッ…
ペンギン「やれやれ、やっと町に着いたか……」
ペンギン「どれ、冷たい氷水でも飲むとしよう……」
ペタッ… ペタッ… ペタッ… ペタッ… ペタッ…
ペタッ… ペタッ… ペタッ…
ペンギン「やれやれ、やっと町に着いたか……」
ペンギン「どれ、冷たい氷水でも飲むとしよう……」
ペタッ… ペタッ… ペタッ… ペタッ… ペタッ…
男「慚愧の雨と山椒魚」
1: SS速報VIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:49:42.63 ID:SDx1XQ8K0
男(……)ザッザッ
男(この川辺に来るのも……これで何度目だろうか)
男(前に来た時とは打って変わって、周りの木々は華やかな赤に染まっている)
男(俺の心はその赤とは対照的に、どんよりと沈んだ黒紅色のままだ)
男(時折ぴゅるり、と吹く冷たい風は、まるで俺を追い出そうとするかのようで)
男(俺はどこか情けなく、肩をすくめて近くの岩場に腰掛けた)
男(秋の美しい紅葉は、俺の心を素通りするばかりで、全く癒してはくれない)
男(ならば空だ、と見上げた先には、クリーム色の世界が広がっていた)
男「……雨か」
男(ぽつりと落ちて来た雨粒は、数分もしないうちに数を増していき)
男「……感傷に浸るのも許さないってか。仕方ない、ここで雨をしのぐか」スッ
男(俺は、近くの小さな洞穴で雨宿りをする事にしたのである)
男(この川辺に来るのも……これで何度目だろうか)
男(前に来た時とは打って変わって、周りの木々は華やかな赤に染まっている)
男(俺の心はその赤とは対照的に、どんよりと沈んだ黒紅色のままだ)
男(時折ぴゅるり、と吹く冷たい風は、まるで俺を追い出そうとするかのようで)
男(俺はどこか情けなく、肩をすくめて近くの岩場に腰掛けた)
男(秋の美しい紅葉は、俺の心を素通りするばかりで、全く癒してはくれない)
男(ならば空だ、と見上げた先には、クリーム色の世界が広がっていた)
男「……雨か」
男(ぽつりと落ちて来た雨粒は、数分もしないうちに数を増していき)
男「……感傷に浸るのも許さないってか。仕方ない、ここで雨をしのぐか」スッ
男(俺は、近くの小さな洞穴で雨宿りをする事にしたのである)