勇者・魔王のSS・WEB小説まとめ一覧

魔王「最善の選択肢と、悪魔の望む回答」 

2019年07月22日
魔王「最善の選択肢と、悪魔の望む回答」 

1: ◆OkIOr5cb.o 2016/02/22(月) 16:14:27.78 ID:L+LhIJlx0


――聖王国

美しく豊かな国、聖王国。
賢く民思いの王が治めるこの国に、一人のお姫様がいた。


姫「お兄様―!」タタタッ

兄王子「姫。 ……コラ!」ペシン

姫「きゃっ」

兄王子「廊下は走っちゃいけません。……そうだろう? レディ」

姫「えへへ……。 はーい!」


姫には兄が一人。
本人は厳しくしているつもりらしいが、姫にとってはよく可愛がってくれる優しい兄だ。


兄王子「それで、どうしたんだい? 何か僕に用事?」

姫「あのね、お兄様。お母様がドレスを新調してくださることになったの! 生地とデザインを選ぶのを手伝ってくださらない?」

兄王子「うーん。手伝ってあげたいけど、今は少し忙しいんだ」

姫「ご用事ですか?」

兄王子「父君に呼ばれていてね。……先日に軍師と話していた、魔王国との防衛線の強化の件じゃないかと思ってる」

姫「そう……。御国のことだったら、邪魔するわけにもまいりませんね…」

兄王子「いい子だね、姫。理解してくれて助かるよ」

姫「私では口を挟めない事ですもの。……御国を守る大切な仕事だとわかっているわ。応援してるね、お兄様」

兄王子「うん。姫のためにも、国のみんなのためにも…いつか父君のような王になるためにも、しっかり勉強してがんばってくるよ」

姫「えへへ、はい!! でも、お手が空いたら 是非いらしてくださいね!!」


勇者「1UP! 1UP!」

2019年07月16日
勇者「1UP! 1UP!」

1: SS速報VIPがお送りします 2016/03/16(水) 08:14:15.79 ID:/rDLlMq/0

勇者(残機99)「ついに見つけたぞ、魔王!」

魔王「」





2: SS速報VIPがお送りします 2016/03/16(水) 08:14:50.34 ID:/rDLlMq/0

勇者「なんだ、この勇者の前に怖気付いたか!」

魔王「いや……そりゃあまあ、多少な」

勇者「ふっ、魔族の王といっても所詮そんなものか」

魔王「うーん……」

勇者「どうした! 来ないのならこちらから行くぞ!!」

魔王「普通逆だよね、このやりとり」


魔王「勇者よ、貴様ら如きはこの玉座に座ったままで十分よ」

2019年07月14日
魔王「勇者よ、貴様ら如きはこの玉座に座ったままで十分よ」

1: SS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 21:28:07.83 ID:zv0Y5tHdo

― 魔王城 魔王の部屋 ―

勇者「お前の野望もここまでだ! 覚悟しろ、魔王ッ!」

魔王「フハハハハ……」

魔王「勇者よ、貴様ら如きはこの玉座に座ったままで十分よ」

戦士「ンだとォ!?」

女魔法使い「あたしたちをナメすぎよ!」

女僧侶「覚悟して下さい!」


魔王「世界の半分」女勇者「!?」

2019年07月12日
魔王「世界の半分」女勇者「!?」

1: SS速報VIPがお送りします 2015/10/02(金) 19:14:44.76 ID:TPsRFZGt0
魔王「私に付けば世界の半分をお前にやろう」

勇者「半分!?」

魔王「(なんかリアクションが大げさだな……)」


勇者「魔王との戦いをネット配信してたら火事起こした」

2019年07月10日
勇者「魔王との戦いをネット配信してたら火事起こした」

1: SS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 17:41:11.63 ID:w9Lfbfeto
勇者「それじゃ、いよいよ魔王の部屋に乗り込みまーす」

勇者「視聴者の皆さん、応援よろしくお願いしまーす」

<ガンバレー

勇者「みんな、いくぞっ!」

戦士「おう!」

女魔法使い「準備オッケーよ!」

女僧侶「必ず魔王を倒しましょう!」

<ミンナカッコイー



天才少女「魔王軍開発室!」

2019年07月09日
天才少女「魔王軍開発室!」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/10/21(月) 17:51:05.06 ID:hjcJ9Qv/0
少女「諸君ら幹部に集まってもらったのは他でもない!」

少女「戦争が始まりそうで始まらないこの期間の内に」

少女「私は何か軍に貢献できることをしようと思う!」

少女「ついては兵器開発や役に立つアイテムの開発に着手していきたいが……」

少女「何かいい案を出してくれ!」

少女「採用された者には特別に私の開発した物をいち早く使わせてやるぞ!」


側近「魔王様の食事情」

2019年07月08日
側近「魔王様の食事情」

1: ◆cZ/h8axXSU 2014/08/14(木) 03:06:12.41 ID:Dy0w1f320
魔王「あー疲れたー!」

側近「今日も政務お疲れ様です。何か甘い物でも飲みますか?」

魔王「んー、いいや。もうすぐ夕食だし」

側近「それもそうですね。ではお持ちしましょう」

魔王「ああ、頼む。ところで、今日のメニューは」

側近「……あ、届きました、準備がいいですね。今お持ちいたします」ガラガラ


勇者「魔王使い?」 少女「はい」

2019年07月07日
勇者「魔王使い?」 少女「はい」

1: 深夜にお送りします 2014/08/01(金) 23:17:03 ID:rCAf2UL.
<酒場>

勇者「すまないが仲間がほしいんだ」

店主「おう、いるぞ!ウチは美味い酒から頼れる仲間までなんでも揃っているぜ!」

店主「で、希望の仲間はどんなやつだい?」

勇者「たった、これだけ……?」

2019年07月03日
勇者「たった、これだけ……?」

1: ◆oNDhRi.Qoo 2015/05/06(水)18:15:12 ID:Qbh
新しい街で新しい装備を買った。
勇者が旅の中で必ずする『それ』に違和を感じたのは3つめの町へたどり着いたときだった。

着古した防護服、刃の欠けた剣、いらないアイテム。
それらを商店で売り払い、渡された額に――愕然とした。

勇者「あの、本当にこれだけなんですか?」

商人「えぇまぁ、性能も低いですし。あ、売った分のお金と合わせても新しい装備が買えないんですか?」

勇者「そうじゃ……ない」

僧侶「勇者様?」

魔法使い「どしたの?」

女盗賊「んー? こんくらいが妥当じゃないかなー」

魔王「余の呪詛に蝕まれるがいい」

2019年07月03日
魔王「余の呪詛に蝕まれるがいい」

1: SS速報VIPがお送りします 2015/11/02(月) 05:16:18.61 ID:sLSe3Sv+0
魔王「お前を愛している壊れる程抱き締めて3分の3も愛してると伝えたい溶け合いたい容姿も心も美し過ぎるお前は余のもの誰にも渡さぬ愛している愛している愛している愛している愛している愛している」


女勇者「くっ、これは魂を弱らせる呪詛じゃない」ポカポカ

女勇者「むしろ活性化している、苦しい、こんな呪詛は初めてだ」ポカポカ


女勇者「流石は魔王と言ったところか!」

魔王「フハハハハハハ」



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