オリジナルのSS・WEB小説まとめ一覧

就活生「さっき助けたジジイが面接受ける会社の社長だった……ってことは内定確定じゃん!」

2019年09月16日
就活生「さっき助けたジジイが面接受ける会社の社長だった……ってことは内定確定じゃん!」

1: VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:39:40.468 ID:gQRL8cO40.net
就活生「……ん?」

老人「う、ううっ……!」

就活生「大丈夫ですか、おじいさん!」

老人「薬を……。懐に入ってる薬を……」

就活生「これを飲ませればいいんですね? はい、どうぞ!」

老人「……」ゴクンッ

老人「おかげで助かったわい……。本当にありがとう……」

就活生「いえいえ、お年寄りを助けるのは当然のことですから!」

神さま「すっげーいらない能力をあげる」

2019年09月15日
神さま「すっげーいらない能力をあげる」

1: SS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 21:50:25.74 ID:/eElTH0b0
               ステアリング
神さま「君にあげる能力は『階段をつくる力』」

男「ちょ、ちょっと待ってくれ」

神さま「!」

男「いきなり夢の中に現れてこれはどういう事なんだ」

神さま「ああそうだね、事情も何も説明してないとね、やはり理解が追いつかないと言いますか」


男「全く持ってその通りです」

神さま「まぁ事情というかさ、ちょっとしたリサイクルな訳だよ。ホラ、神話とかで神々を創る時にさ、あまりに使えなくて余った超常の力があるんだけどね。ほっといても暴走するかもしれないし、いっそ世界にばらまいてリサイクルしちゃおうって話なんですよ」

男「世界はゴミ捨て場か何かですか」

神さま「だからリサイクルだよ。僕らから見たら要らないけど、けっこう掘り出し物とかあるかもよ?」

男「だからってその、能力? 第一貰ってどうするんだよ」

神さま「そりゃ、戦うんだよ」


男「……は? 階段を創る能力で?」

神さま「そうそう。 ……アレ、君けっこう眠り浅いね。もう説明する時間ないや」

男「おい!」

神さま「バイバイ♪」

「捨てられないもの、御譲りください」

2019年09月14日
「捨てられないもの、御譲りください」

1: SS速報VIPがお送りします 2016/09/23(金) 07:27:11.64 ID:U8M2Wc0k0

「ホンモノですよ、ですが30円です」

若い女性の怒号と共に、古木の掘っ建て小屋みたいな店から、そんな声が聞こえてきた。
田舎と言ってもビルの数本はにょきにょきと生えている街並みだ。
こんな店あったか? と思いながらも、思わず足を止めた。

入口はすりガラスを張り付けた引き戸だったが、半分開いていて簡単に中を見ることが出来た。
少し覗くと、先ほどまで怒鳴っていた若い女性と、対照的に優しげな表情を浮かべた老婆が、勘定台の向こうにちんまりと座っているのが見えた。

「何ッでこの指輪が30円なの! この通り鑑定書もついてるホンモノよ!」

「ええホンモノですとも、でも30円です」

指輪を翳し、(後ろからなので顔は見えないが)凄まじい迫力で怒る女性に対し、老婆は同じ台詞を繰り返した。

「ウチはそういうお店じゃありませんからねェ」

「訳分かんない事言ってないで今すぐお金に換えて! 今すぐよ! どうせこんなチンケな店なんだからお客も来ないでしょ!」

「いえいえ、お客さんは来てくれますよ。 その指輪はお金に換えられますが、何度も言ってるように30円ですよ」

「~~~~ッ! もういい帰る! ボケてんなら店畳めよ!」

女性は怒りを投げつけるように勘定台を思い切り叩くと、踵を返して早足で出ていった。
すれ違いざまにキッと睨まれたのは、覗いていたことを悟られたせいだろうか。

「あら、今日はお客さんが多いねえ。お入んなさい」

そこで老婆は私に気づいたようだ。
声の言うままに店の中へ入る。

猫が居ました。

2019年09月13日
猫が居ました。

1: SS速報VIPがお送りします 2015/06/01(月) 02:31:23.51 ID:36HEwyO90
猫は心臓に病気を持っていました。

綺麗な白い毛並みと、群青色の深い瞳を持った美しい猫でした。


猫は生まれるとすぐに高値で取引されて金持ちの家にもらわれましたが、最初は可愛がっていた家族もすぐに猫に飽きてしまいます。

その上心臓に病気まで見つかってしまいましたから、もう癒えに置いておく理由はありません。


ただでさえ使用人任せだった世話も完全に放棄して、近所で噂にならないように、誰も知らない野原へ捨てたのです。

猫はみすぼらしい箱に入れられ、見た事もない景色に置き去りにされました。

介護ヘルパー「勇者と魔王の老後決戦」

2019年09月12日
介護ヘルパー「勇者と魔王の老後決戦」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/09/01(土) 17:56:19.60 ID:YpajKDCj0
それは遥か昔、世界の景色が今と違っていた頃――

勇者「魔王オォ! 今日こそ貴様の命を獲るッ!!」

魔王「ハーッハッハ、執念深い勇者よ! 貴様にやられる程、我は甘くないぞ!!」

勇者「貴様を倒すために上げたレベル、増やした傷の数々……全て無駄にはせん!」

魔王「ならば来い! 勇者よ!!」

勇者「魔王を倒しに行く」 介護ヘルパー「60年前に倒したよ~」

2019年09月11日
勇者「魔王を倒しに行く」 介護ヘルパー「60年前に倒したよ~」

1: ◆WnJdwN8j0. 2016/05/09(月) 20:24:19.70 ID:bUEcKGDH0
>グループホーム"ふぁんた爺"


==============
・介護記録
勇者 様

9:30 起床後、光の装備一式に更衣されていたので、声かけにてトレーナーに着替えて頂く

12:00 魔王を倒しに行くと言われるが、昼食の為席について頂く

14:50 再度魔王を倒しに行くと言われ、おやつの為席について頂く

15:30 風船バレーの風船が魔物に見えたらしく、風船を一刀両断されご満悦の様子

16:30 入浴。「今日は一杯戦ったから血と汗を流さないとね」と笑顔見られる

18:00 明日の旅支度をされてから入床

18:30 巡回。入眠確認
==============

ヘルパー「勇者さんの様子いつもと変わりなし、と」

勇者(76)「すやすや」

ヘルパー「勇者さん、入所したばかりでまだ落ち着かないけど、その内馴染んでくれるといいなぁ」


魔王「世界の半分をやろう!」介護ヘルパー「受け取れませんねぇ」

2019年09月10日
魔王「世界の半分をやろう!」介護ヘルパー「受け取れませんねぇ」

1: ◆WnJdwN8j0. 2016/01/12(火) 10:39:46.32 ID:daxZE1MG0
ヘルパー「ヘルパーは利用者さんから物を受け取ってはいけないって決まりがあるんですよ~」

魔王「ほう…その決まりとは絶対的なものか。この我の褒美が受け取れぬと申すか!!」

ヘルパー「受け取っちゃったら私、魔王さんの担当外されちゃいますよ」

魔王「むむ…」

ヘルパー「あと魔王さんも足が悪いんですから、世界征服も程々にしといた方がいいですよ~」

魔王「むむむ…」

ヘルパー「それではお時間になりましたので、失礼しますね~」

魔王「………」


女騎士「くっ、殺せ!」介護ヘルパー「お風呂だよ、お風呂!」

2019年09月09日
女騎士「くっ、殺せ!」介護ヘルパー「お風呂だよ、お風呂!」

1: ◆WnJdwN8j0. 2015/09/20(日) 16:01:59.24 ID:/PT7z0I80
利用者情報/
女騎士 85歳
食事、戦闘は自立。トイレは時々間に合わないことがある。
入浴は持病がある為、見守りの必要がある。
認知症とせん妄あり、時々攻撃的になり入浴の拒否も見られる。

ヘルパー「お湯、暖かいよ~」

女騎士「体を汚されるくらいなら死んだ方がマシだ!!」

ヘルパー「汚すんじゃないよ~。お風呂入って、綺麗にするんだよ~」

介護ヘルパー「よくぞ来たな、勇者よ!!」

2019年09月08日
介護ヘルパー「よくぞ来たな、勇者よ!!」

1: ◆WnJdwN8j0. 2015/01/04(日) 20:54:13.45 ID:Pouf6ANx0
ヘルパー「…って言いたいんだよね、魔王さん?」

魔王「…」コクリ

勇者「…念の為聞く、その魔王何歳だ?」

ヘルパー「四捨五入して200歳くらいだっけ?」

魔王「…」←指を折り曲げている

ヘルパー「ひゃく、きゅうじゅう…なな!」

魔王「…」コクリ

ヘルパー「そっかー、凄いね魔王さん、私が見ているお客さんで最年長だよ!」

勇者「だろうな!!」

僧侶の報告書

2019年09月07日
僧侶の報告書

1: SS速報VIPがお送りします 2019/01/19(土) 12:47:57.57 ID:/dOrnuh+O


『勇者部隊潜入作戦報告書』

・作戦No472-5513
・××××.××.××~××××.××.××
・メンバー◾️◾️◾️.◾️◾️◾️.◾️◾️◾️計3名

作戦目標:ゲート解放
作戦方法:●●と●●の接触


結果:-----






経緯:所見を踏まえて“貴方”へ捧げます。

このページのトップヘ