author_0100のSS・WEB小説まとめ一覧

男「夜空の色は」死神「空ろ色」

2019年02月20日
男「夜空の色は」死神「空ろ色」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/10/19(土) 02:29:41.05 ID:DgFLnKxf0
死神「こんばんは」

男「……君は誰だい?」

死神「俗に言う死神です」

男「小さな死神さんだ」

死神「よく言われます」

男「僕に、何か用かな?」

死神「死を告げに来ました」

死神「あと3日です」

男「そうか」


【後半】魔王「天使がいた物語」

2019年02月19日
【後半】魔王「天使がいた物語」

344: SS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 21:25:28.11 ID:bd0uItio0
……


「ぐ、ああ……」


「辺りを見れば骸の山か」

「魔族の雑兵などこの程度だ」

「ん、来たぞ」

「ああ、待ちくたびれた」



魔王「見つけた……相も変わらずの二人組だな」

側近「増援も引き連れてこないとは。舐められたものですね」



【前半】魔王「天使がいた物語」

2019年02月19日
【前半】魔王「天使がいた物語」

1: ◆cZ/h8axXSU 2014/12/31(水) 04:02:23.01 ID:dm/Enhbf0
君が産まれるずっと前

いつか見た世界の中で

僕らは旅を続けていた

優しい世界を歩くため……

君が産まれる前、君はどこで何をしていたんだい?

分からない……?そうか、そうだよね

僕が何をしていたかって?そうだね、僕はね……




魔王「進路よし、風向きよし!それじゃあ、魔王としての第一歩を踏みだそう!」

側近「……」

魔王「何か言いたげだね、側近?」

側近「配下も大した数を従えず、仮住まいの城を手に入れたからって何が魔王なんだか」

魔王「ハハ、それは言わない約束だよ」





妖狐「キツネ道具店!」男「どんな道具も売ります買います!」

2019年02月18日
妖狐「キツネ道具店!」男「どんな道具も売ります買います!」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/10/08(火) 16:42:01.64 ID:2fmj9e5F0
妖狐「ほれ、もうじき開店準備じゃ。キリキリ働け若者」

男「もう少しゆっくりさせてくれよ、まだ時間あるんだし」

妖狐「その弛みは客が一番よく見ておる、常連を逃がしたくないのならしっかりせんか」

男「分かってるよ、これで飯食ってるんだからさ」

妖狐「うむ、心構えは学んできたようじゃな」

男「ガキの頃からずっと手伝いしてるんだ、それくらいはな」


ガラガラ


妖狐「おっと……いらっしゃい、妾の店にようこそ」

男「おーい、まだ開店時間じゃないぞー……」


男「吸血鬼がいる毎日」吸血鬼「血より缶ビールのが美味い!」

2019年02月18日
男「吸血鬼がいる毎日」吸血鬼「血より缶ビールのが美味い!」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/09/20(金) 00:57:20.61 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「でーすーかーらー!先輩!私は吸血鬼なんですよー?」

男「知ってる、前に聞いた」

吸血鬼「でもでもでもー、なんだか信じてないみたいじゃないですかー」

男「信じてるよ、怪奇現象とか慣れてるから」

男(コンビニでのバイトの帰り、俺はバイトの後輩の家で飲んでいた)

男(と、言っても俺たちは未成年なのでノンアルコールの缶を開けて雰囲気を楽しんでいるだけだが)

吸血鬼「プハァー!缶ビールうめぇ!」グビグビグビ

男「……吸血鬼って言ったら普通は血だろ、飲むの」


男「座敷童がいる毎日」座敷童「……」

2019年02月18日
男「座敷童がいる毎日」座敷童「……」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/09/10(火) 00:08:12.40 ID:/AxJRuQD0
男「暇だなぁ」

座敷童「……」

男「大学はまだ長期の休みだし、俺友達いないし」

座敷童「……」

男「漫画なんて全部読み漁っちゃったからなぁ」

座敷童「……」ペラペラ

男「漫画、おもしろい?」

座敷童「……」コクッ


巫女「優しい声は」竜「竜の唄」

2019年02月18日
巫女「優しい声は」竜「竜の唄」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/08/06(火) 00:13:01.43 ID:3lBi5Mm00
これは遠い昔の記憶
私と貴方が出会う前
解き放たれるずっと前
ずっと昔の遠い記憶……
優しい声のあの記憶……

これは夢、夢が見せたプロローグ
私が目覚める物語
私が始まる物語



――――――
―――




竜(幾数千年、私はどれだけ長い時間をこの薄暗い洞窟で過ごしただろう)

竜(封印を施され、外に出ることも叶わず。憧れのあの空は、天井に空いた大きな穴から仰ぐだけ)

竜(天の真上から射す月と星の光、いつか飛び立ちたいと思っていても、叶う事無くいずれ私の命はここで終わるだろう)

竜(誰も愛することもなく、誰にも愛されることもなく……)


少女騎士「輝く想いは竜の唄」

2019年02月18日
少女騎士「輝く想いは竜の唄」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/08/25(日) 01:05:07.83 ID:KF6ae+Ex0
これはいつかの夢の話
父と母が育んだ
二人が過ごしたずっと後
優しい声は母の唄……
煌めく風は父の唄……
輝く想いは私の唄……

まだ私が貴女に嫉妬していた頃
まだ貴女を知らなかった頃

これは未来、誰かが望んだアンコール
貴女を知る為の物語
私が貴女を想うための物語




少女騎士「父上ー!晩御飯ができません!」

騎士「出来ない!?どういうことだよ!?」

少女騎士「上手く作れないのです!手伝ってください!あわわ、鍋が爆発してしまうー!」

騎士「あれだけ教え込んだのに何故こうなった……」


勇者「定食屋!」僧侶「始めました!」

2019年02月18日
勇者「定食屋!」僧侶「始めました!」

2: ◆cZ/h8axXSU 2014/04/09(水) 00:11:21.99 ID:ytrs+G/B0
・注意書き

これは
» 勇者「定食屋はじめました」

の続編です、多分

私の他のSSのキャラが大量に出てくるのでワケわからんことになるのはご了承ください

1: ◆cZ/h8axXSU 2014/04/09(水) 00:06:55.96 ID:ytrs+G/B0
勇者「国から任命を受け勇者として旅に出ようとした矢先、他の勇者が戦争を終わらせたとのことでお役御免となった」

勇者「どうせだからちょっとだけ出た報奨金で昔からの夢だった自分の店を持つことにした」

勇者「と、それももう数年前の出来事」

勇者「今はそこそこ軌道に乗って、お客さんの笑顔を見るのが一番の楽しみだ」


僧侶「勇者さーん、注文入りましたー」



【前半】着物商人「レアなアイテム売ります買います!」

2019年02月18日
【前半】着物商人「レアなアイテム売ります買います!」

1: ◆cZ/h8axXSU 2013/04/24(水) 00:20:47.60 ID:Be0AR9km0
商人「ちょっとちょっとそこのお兄さん方!」

村人1「なんだ?」

村人2「あ、コイツ最近村で変なガラクタ売りつけまわってるって奴じゃないか?」

商人「は?ガラクタとは心外ですね!」

村人3「見慣れん服着てるし異国のモンか!」

村人2「行こうぜ、変な物かわされちまうぞ」

村人1「とっとと村から出てけ!」


商人「ケッ、レアな道具の価値も分からないような連中でしたか」

商人「あーあ、この村じゃ変に噂が広まってしまってるみたいですしそろそろ場所を変えましょうかね」


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