妹「お兄ちゃんラーメンじろう食べたい」
1: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 01:49:48.328 ID:PEIbzDcuM
兄「? なにそれ?」
妹「わからない……友達美味しいって……」
兄「ラーメンならそのへんで食べればいいだろ?」
妹「特別な店にしか置いてないらしい……」
兄「特別な店ってどこだ」
妹「わからない……」
兄「……」
妹「わからない……友達美味しいって……」
兄「ラーメンならそのへんで食べればいいだろ?」
妹「特別な店にしか置いてないらしい……」
兄「特別な店ってどこだ」
妹「わからない……」
兄「……」
2: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 01:51:54.885 ID:PEIbzDcuM
兄「わからないばっかだな……」
妹「……」
兄「……」
妹「たべたい……」
兄「わかったよ……なんだっけ? ラーメンじろう?」
妹「うん」
兄「とりあえず、そこらへんのラーメン屋行ってみるか……」
妹「……」
兄「……」
妹「たべたい……」
兄「わかったよ……なんだっけ? ラーメンじろう?」
妹「うん」
兄「とりあえず、そこらへんのラーメン屋行ってみるか……」
4: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 01:55:37.715 ID:PEIbzDcuM
兄「すみませんラーメンじろうありますか?」
店主「ないです」
兄「あっ、そうですか……」
妹「(´・ω・`)」
兄「そんな顔するな、何か特徴とかわからないのか?」
妹「野菜いっぱい入ってる……」
兄「ヘルシー志向の店なのか……もしかしたら女子向けのオーガニックカフェとかにありそうだな」
店主「ないです」
兄「あっ、そうですか……」
妹「(´・ω・`)」
兄「そんな顔するな、何か特徴とかわからないのか?」
妹「野菜いっぱい入ってる……」
兄「ヘルシー志向の店なのか……もしかしたら女子向けのオーガニックカフェとかにありそうだな」
6: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 01:58:16.009 ID:PEIbzDcuM
兄「すみません、ラーメンじろうください」
店主「ないです」
兄「あっ、そうですか……」
妹「(´・ω・`)」
兄「そんな顔するな、他に特徴は無いのか?」
妹「アブラカタブラ……」
兄「?」
妹「わかんないけど……アブラカタブラ……って……友達が……」
兄「アブラカタブラ? なんかの呪文か?」
店主「ないです」
兄「あっ、そうですか……」
妹「(´・ω・`)」
兄「そんな顔するな、他に特徴は無いのか?」
妹「アブラカタブラ……」
兄「?」
妹「わかんないけど……アブラカタブラ……って……友達が……」
兄「アブラカタブラ? なんかの呪文か?」
10: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:00:35.392 ID:PEIbzDcuM
妹「わかんない……なんかアブラカタブラって……」
兄「アブラカタブラ……なんかの暗号か……?」
妹「お兄ちゃんお腹空いた……」グゥゥ
兄「ちょっと待ってろ他にラーメン屋とかあるかな……」
妹「この際カレーでもいい……」
兄「えぇ……ここまで来てカレーでいいのか……」
兄「アブラカタブラ……なんかの暗号か……?」
妹「お兄ちゃんお腹空いた……」グゥゥ
兄「ちょっと待ってろ他にラーメン屋とかあるかな……」
妹「この際カレーでもいい……」
兄「えぇ……ここまで来てカレーでいいのか……」
11: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:03:03.832 ID:PEIbzDcuM
妹「でも今日はカレーの気分じゃない……4割ぐらいしか……」
兄「割とあるな……6割がラーメンか?」
妹「ラーメン5割……1割がイカソーメン……」
兄「イカソーメンの気分もあるのか……珍しいな……」
妹「とにかくラーメンじろう食べたい」
兄「わかったよ……」
兄「割とあるな……6割がラーメンか?」
妹「ラーメン5割……1割がイカソーメン……」
兄「イカソーメンの気分もあるのか……珍しいな……」
妹「とにかくラーメンじろう食べたい」
兄「わかったよ……」
13: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:06:20.998 ID:PEIbzDcuM
兄「すみませんラーメンじろうありますか?」
店主「ないです」
兄「あの……アブラカタブラ……」
店主「は?」
兄「あ、ごめんなさい……」
妹「(´;ω;`)」
兄「おいどうしたどうした! 泣くな泣くな!」
妹「ごめん……お腹空いて……」グスッ
兄「はぁ……なんか軽く食べるか?」
妹「なんか喉にチュルチュル入るものが食べたい」
兄「なんだよそれ……」
店主「ないです」
兄「あの……アブラカタブラ……」
店主「は?」
兄「あ、ごめんなさい……」
妹「(´;ω;`)」
兄「おいどうしたどうした! 泣くな泣くな!」
妹「ごめん……お腹空いて……」グスッ
兄「はぁ……なんか軽く食べるか?」
妹「なんか喉にチュルチュル入るものが食べたい」
兄「なんだよそれ……」
16: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:09:34.902 ID:PEIbzDcuM
妹「……」チュルチュルル
兄「すみません、ラーメンじろうありますか?」
店主「ないです」
兄「アブラカタブラは?」
店主「ないです」
兄「あ、わかりました」
妹「(´・ω・`)」チュルチュルル
兄「吸いながらそんな顔すんな」
兄「すみません、ラーメンじろうありますか?」
店主「ないです」
兄「アブラカタブラは?」
店主「ないです」
兄「あ、わかりました」
妹「(´・ω・`)」チュルチュルル
兄「吸いながらそんな顔すんな」
17: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:11:18.449 ID:PEIbzDcuM
妹「どこにも無いね……」
兄「そうだな……」
兄「あっ……ていうか、その友達にどこで食べたか聞けばいいだろ」
妹「おー」パチパチ
兄「最初からこうしとけば確実だったな……」
妹「てへぺろ……」
兄「そうだな……」
兄「あっ……ていうか、その友達にどこで食べたか聞けばいいだろ」
妹「おー」パチパチ
兄「最初からこうしとけば確実だったな……」
妹「てへぺろ……」
19: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:14:28.713 ID:PEIbzDcuM
ピンポーン
妹「もしもしー」
友「電話じゃないんだから、それはいらないよ、どうしたの?」
妹「ラーメンじろうのアブラカタブラ食べたい……」
友「はぁ?」
兄「ごめんなさい妹の兄なんですけど」
友「あ、はい……なんでしょうか……?」
兄「実は妹が君から話を聞いてそのラーメンじろうを食べたいって言ってて……探してるんだけどどこにあるのかなって……」
友「えっ……ええ……!」
兄「?」
妹「もしもしー」
友「電話じゃないんだから、それはいらないよ、どうしたの?」
妹「ラーメンじろうのアブラカタブラ食べたい……」
友「はぁ?」
兄「ごめんなさい妹の兄なんですけど」
友「あ、はい……なんでしょうか……?」
兄「実は妹が君から話を聞いてそのラーメンじろうを食べたいって言ってて……探してるんだけどどこにあるのかなって……」
友「えっ……ええ……!」
兄「?」
20: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:16:53.482 ID:PEIbzDcuM
友「ちょっと、妹ちゃん!」ヒソヒソ
妹「なに?」
友「なんで男の人に私がラーメン二郎のこと話すのさ!」ヒソヒソ
妹「だって食べたかったから……」
友「今度一緒に行こうねって、私が約束したでしょ!」
妹「そうだったけ……?」
妹「なに?」
友「なんで男の人に私がラーメン二郎のこと話すのさ!」ヒソヒソ
妹「だって食べたかったから……」
友「今度一緒に行こうねって、私が約束したでしょ!」
妹「そうだったけ……?」
22: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:22:51.352 ID:PEIbzDcuM
友「はぁ……なんで男の人にラーメン二郎のことを……」
妹「ラーメンじろうは男の子はだめなの……?」
友「いや……そういうわけじゃないけど……女の子が二郎系のラーメン食べてるって……な、なんかさ……」
妹「?」
兄「あのぉ……場所とかってどこに……?」
友「えっ……あっ! えっーと、そーだなぁ……ここからだと隣町の方まで行くから……」
妹「友ちゃんも一緒に行こう」
友「ええっ……私はいいよ……」
妹「ラーメンじろうは男の子はだめなの……?」
友「いや……そういうわけじゃないけど……女の子が二郎系のラーメン食べてるって……な、なんかさ……」
妹「?」
兄「あのぉ……場所とかってどこに……?」
友「えっ……あっ! えっーと、そーだなぁ……ここからだと隣町の方まで行くから……」
妹「友ちゃんも一緒に行こう」
友「ええっ……私はいいよ……」
24: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:28:13.150 ID:PEIbzDcuM
妹「なんで? みんなで食べよ、お兄ちゃんのおごりだから」
兄「おい」
友「そんな迷惑だし……」
兄「いや、そんなことないよ、むしろこんな可愛い子と一緒にご飯食べれるなんて嬉しいよ」
友「えっ……か、かわいいって私ですか……?」
兄「うん」
友「……」
兄「おい」
友「そんな迷惑だし……」
兄「いや、そんなことないよ、むしろこんな可愛い子と一緒にご飯食べれるなんて嬉しいよ」
友「えっ……か、かわいいって私ですか……?」
兄「うん」
友「……」
25: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:32:23.960 ID:PEIbzDcuM
妹「ねーねーいこー」
友「うぅ……わかったよ……」
妹「やったー」
友(この子に推されると弱いんだよなぁー……)
妹「やった、やった、じっろう、じっろう」
友「ねぇねぇ……」ボソッ
妹「?」
友「あなたのお兄さんって見た目に反して意外とヤリチン……?」
妹「ヤリチン?」
兄「?」
友「うぅ……わかったよ……」
妹「やったー」
友(この子に推されると弱いんだよなぁー……)
妹「やった、やった、じっろう、じっろう」
友「ねぇねぇ……」ボソッ
妹「?」
友「あなたのお兄さんって見た目に反して意外とヤリチン……?」
妹「ヤリチン?」
兄「?」
27: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:35:27.707 ID:PEIbzDcuM
妹「着いた……着いた……?」
友「着いたよ」
兄「へー『ラーメン四郎』って書いてある……」
兄「ラーメンじろうじゃないのか……」
友「ここはいわゆる二郎系のインスパイアです、直営店に劣らずでラーメン二郎の味や伝統を受け継いでいます」
兄「何を言ってるかわからない」
妹「早く行こっお兄ちゃん」
兄「あっ、うん……券売機か……どれにしよっかな……」
兄「じゃあ、俺はこの大ラーメン豚入りっていうのにしよっかな……」
友「着いたよ」
兄「へー『ラーメン四郎』って書いてある……」
兄「ラーメンじろうじゃないのか……」
友「ここはいわゆる二郎系のインスパイアです、直営店に劣らずでラーメン二郎の味や伝統を受け継いでいます」
兄「何を言ってるかわからない」
妹「早く行こっお兄ちゃん」
兄「あっ、うん……券売機か……どれにしよっかな……」
兄「じゃあ、俺はこの大ラーメン豚入りっていうのにしよっかな……」
28: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:38:35.780 ID:PEIbzDcuM
友「ちょっとちょっとお兄さん!」ガシッ
兄「え?」
友「素人がいきなりそれはダメですって!」
兄「大丈夫大丈夫お腹空いてるし、こう見えてうなぎパイ20本は食べるんだ」
友「いやいや、そんなしょぼい次元の話じゃないんですよ……!」
兄「しょぼい……(´・ω・`)」
友「そんな顔しないでください、このお店はとんでもない量なんですよ!」
兄「?」
兄「え?」
友「素人がいきなりそれはダメですって!」
兄「大丈夫大丈夫お腹空いてるし、こう見えてうなぎパイ20本は食べるんだ」
友「いやいや、そんなしょぼい次元の話じゃないんですよ……!」
兄「しょぼい……(´・ω・`)」
友「そんな顔しないでください、このお店はとんでもない量なんですよ!」
兄「?」
30: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:43:54.916 ID:PEIbzDcuM
友「だから初心者はこの小ラーメンにすることをオススメします」
兄「ええ……せっかく来たのになんかなー……」
友「妹ちゃんもこの小ラーメンでいいよね?」
妹「いっぱい食べられれば何でもいい……」チュルチュルル
友「ちょっと! 何吸ってるの!?」
妹「イカソーメーン」チュルチュルル
友「なんで二郎に挑む前にそんな歯ごたえのあるものを!!」
兄「ええ……せっかく来たのになんかなー……」
友「妹ちゃんもこの小ラーメンでいいよね?」
妹「いっぱい食べられれば何でもいい……」チュルチュルル
友「ちょっと! 何吸ってるの!?」
妹「イカソーメーン」チュルチュルル
友「なんで二郎に挑む前にそんな歯ごたえのあるものを!!」
31: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:47:34.984 ID:PEIbzDcuM
妹「チュルチュルいけるよ……」チュルチュルル
友「だめ! 没収!」ガシッ
妹「あっ……」
兄「まあまあ、そんなカリカリしなくても」
友「お兄さんも! 二郎に臨むときはそんな軽い気持ちで行かないで下さい!」
兄「あ、ごめんなさい……」
友「だめ! 没収!」ガシッ
妹「あっ……」
兄「まあまあ、そんなカリカリしなくても」
友「お兄さんも! 二郎に臨むときはそんな軽い気持ちで行かないで下さい!」
兄「あ、ごめんなさい……」
33: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:59:44.696 ID:PEIbzDcuM
友「ふぅ……すみません取り乱しました……」
兄「妹の友達ってヒステリックな子なのか?」ヒソヒソ
妹「ヒステリック?」
友「とりあえず、二人はこの小ラーメンを私はこの大ラーメン豚入りにダイブします」
兄「えええ、なんで君はそれにするんだよ」
友「私はこれじゃないとダメなんです……これでないと……」ブツブツ
兄「やべー」
兄「妹の友達ってヒステリックな子なのか?」ヒソヒソ
妹「ヒステリック?」
友「とりあえず、二人はこの小ラーメンを私はこの大ラーメン豚入りにダイブします」
兄「えええ、なんで君はそれにするんだよ」
友「私はこれじゃないとダメなんです……これでないと……」ブツブツ
兄「やべー」
34: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:01:51.358 ID:PEIbzDcuM
友「とりあえずお店に入る前に、注意事項があります、入ったらお店の雰囲気を味わってください」
兄「はい」
友「そして着席したらあたりを見渡さずに店員が来るまで無言で待機です」
兄「はい」
友「いいですか! 食事中……ていうか、ここに入ったら死語厳禁です!」
兄「はい」
友「そして店員から『ニンニク入れますか?』って聞かれると思います………」
兄「はい」
友「その時こう答えてください『ヤサイアブラカラメ』ただそれだけです」
兄「はい」
友「妹ちゃんは『なしで』って言えばいいよ」
兄「はい」
友「妹ちゃんに言ってるんです……話聞いてますか?」
兄「はい」
友「……」
兄「はい」
友「そして着席したらあたりを見渡さずに店員が来るまで無言で待機です」
兄「はい」
友「いいですか! 食事中……ていうか、ここに入ったら死語厳禁です!」
兄「はい」
友「そして店員から『ニンニク入れますか?』って聞かれると思います………」
兄「はい」
友「その時こう答えてください『ヤサイアブラカラメ』ただそれだけです」
兄「はい」
友「妹ちゃんは『なしで』って言えばいいよ」
兄「はい」
友「妹ちゃんに言ってるんです……話聞いてますか?」
兄「はい」
友「……」
35: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:03:20.256 ID:PEIbzDcuM
店員「3名様ですか?」
友「あ、はい」
店員「奥の席空いていますのでそこどうぞ」
友「はい……さ、行きますよ……」ゴゴゴゴ
兄「なんかオーラがすごい」
友「あ、はい」
店員「奥の席空いていますのでそこどうぞ」
友「はい……さ、行きますよ……」ゴゴゴゴ
兄「なんかオーラがすごい」
36: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:05:48.293 ID:PEIbzDcuM
友「……」
兄「……」
妹「あーいい匂いするーお腹空いたー……」
友「ちょっと! 妹ちゃん!」ヒソヒソ
周り「……」ジロリ
妹「イカソーメン……食べたい……」
友(あーもうっ……!)
兄「……」
妹「あーいい匂いするーお腹空いたー……」
友「ちょっと! 妹ちゃん!」ヒソヒソ
周り「……」ジロリ
妹「イカソーメン……食べたい……」
友(あーもうっ……!)
37: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:10:06.675 ID:PEIbzDcuM
店員「ニンニク入れますか?」
友「ヤサイマシマシアブラカラメ」ドヤッ
店員「そちらは?ニンニク入れますか?」
兄「あ、はい」
友「ちーがうだーろー!」
兄「あ、ごめんなさい、ヤブラコウジブラコウジで」
店員「?」
友「無しでお願いします!」
兄「えっ、トッピング無いんだ……(´・ω・`)」
友(ちっ……こいつぅ……!)
友「ヤサイマシマシアブラカラメ」ドヤッ
店員「そちらは?ニンニク入れますか?」
兄「あ、はい」
友「ちーがうだーろー!」
兄「あ、ごめんなさい、ヤブラコウジブラコウジで」
店員「?」
友「無しでお願いします!」
兄「えっ、トッピング無いんだ……(´・ω・`)」
友(ちっ……こいつぅ……!)
39: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:14:13.463 ID:PEIbzDcuM
店員「えーっと……そちらの方はニンニクは?」
妹「パイポパイポノシューリンガン」
友「だーから!」
店員「……」
妹「その後なんだっけ……」
兄「グーリンダイとかポンポコポンとかなんとか……」
周り「……」ジロジロ
友「すみませんその子も無しで……」
店員「あ、はい……」
妹「パイポパイポノシューリンガン」
友「だーから!」
店員「……」
妹「その後なんだっけ……」
兄「グーリンダイとかポンポコポンとかなんとか……」
周り「……」ジロジロ
友「すみませんその子も無しで……」
店員「あ、はい……」
40: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:16:56.342 ID:PEIbzDcuM
店員「へい、おまち!」
友「ありがとうございます……って……!」
友「お兄さん! それって……!?」
兄「ああ、俺もどんなもんか食べてみたいと思って同じのにしたんだ……すごいな~これ」
友「……」
友「残したらギルティですから……」ボソッ
兄「?」
友(いやもう周りは気にするな……こいつだけに集中しよう……)
友(あのとき……初ギルティを受けたあの時の後悔を……もう二度と……)
友(繰り返してはならない……!)
友「ありがとうございます……って……!」
友「お兄さん! それって……!?」
兄「ああ、俺もどんなもんか食べてみたいと思って同じのにしたんだ……すごいな~これ」
友「……」
友「残したらギルティですから……」ボソッ
兄「?」
友(いやもう周りは気にするな……こいつだけに集中しよう……)
友(あのとき……初ギルティを受けたあの時の後悔を……もう二度と……)
友(繰り返してはならない……!)
41: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:19:17.966 ID:PEIbzDcuM
10分後
友(うっ……苦しくなってきた……しかし……まだ気力はある……目標15分……だったがあと10分伸ばせば……いや……ここは勢いを落としてはならない……)
友「ふぅ……」チラッ
兄「」チーン
友(無様ね……)
妹「ごちそーさまー」
友(妹ちゃん……なかなかやるわね初めてにしては……小でも応えるヒトがいる中で完食なんてね……)
妹「なんか物足りない……お兄ちゃん……」ツンツン
兄「」
妹「それ食べていい……?」
兄「」
妹「……」
友(うっ……苦しくなってきた……しかし……まだ気力はある……目標15分……だったがあと10分伸ばせば……いや……ここは勢いを落としてはならない……)
友「ふぅ……」チラッ
兄「」チーン
友(無様ね……)
妹「ごちそーさまー」
友(妹ちゃん……なかなかやるわね初めてにしては……小でも応えるヒトがいる中で完食なんてね……)
妹「なんか物足りない……お兄ちゃん……」ツンツン
兄「」
妹「それ食べていい……?」
兄「」
妹「……」
42: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:22:31.710 ID:PEIbzDcuM
15分後
友(やべぇ……やべぇよ……苦しい……汗が……止まった……)ハァハァ
友(血液水、体のすべての体液が犯されてる……)ハァハァ
友(ちくしょぉっ! またあの時の……)
友(落ち着け……まだまだ……一旦お茶を飲もう……)
友「……」ゴクゴク
友「……!?」
妹「ごちそーさま」
友「なんだと……」
妹「……」
妹「なんか物足りない……」
友「は?」
友(やべぇ……やべぇよ……苦しい……汗が……止まった……)ハァハァ
友(血液水、体のすべての体液が犯されてる……)ハァハァ
友(ちくしょぉっ! またあの時の……)
友(落ち着け……まだまだ……一旦お茶を飲もう……)
友「……」ゴクゴク
友「……!?」
妹「ごちそーさま」
友「なんだと……」
妹「……」
妹「なんか物足りない……」
友「は?」
43: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:42:41.469 ID:PEIbzDcuM
____
友「……」
兄「……」
妹「美味しかったね、またこようよ」
兄友「もういいよ……」
妹「イカソーメン食べたい……」グゥゥ
兄友「……」
終
友「……」
兄「……」
妹「美味しかったね、またこようよ」
兄友「もういいよ……」
妹「イカソーメン食べたい……」グゥゥ
兄友「……」
終
44: VIPがお送りします 2018/05/26(土) 03:44:26.812 ID:Yw8B0iL2d
おつおつ!みんなかわいかった!