継母「シンデレラ！シンデレラはいないのかい！？」　ミンデレラ「はい、お母様」

継母「アンタじゃないわよ！シンデレラを呼んできてちょうだい！」

ヤンデレラ「・・・お呼びでしょうか。お母様・・・・・・」

継母「違うったら！シンデレラよ！私はシンデレラを呼んでるの！」

ツンデレラ「何よ！別にお母様のために来てあげたんじゃないんだからねっ！」

継母「誰よアンタ！？シンデレラ！シンデレラはどこなの！」

継母「全くシンデレラは何をしているの！シンデレラ！」

三ンデレラ「急にお呼びして何かご用ですか？」

継母「何て読んだらいいのよアンタは！シンデレラよ！シンデレラを早く呼んできてちょうだい！」

継母「ああもう！シンデレラはまだなの！」

クーデレラ「・・・・・・・・・・」

継母「せめて何か言いなさいよ！シンデレラはどこにいるの！シンデレラー！」

継母「シンデレラったら私が呼んでるのに来ないなんて後でお仕置きしてやるわ！」

シャンデリア「まあまあお母様。そんなに目くじら立てないで。今そちらに行きますから」

継母「うわ！びっくりした！急に上から喋らないでよ！っていうか落ちてこないでよね！シンデレラ！シンデレラー！」

継母「全くシンデレラったら一体どこで油を売ってるのかしら！」

シンドラー「ごめんなさいお母様！ちょっとユダヤ人をナチスの虐殺から救ってて遅れましたわ！」

継母「誰なのよアンタ！？うちのシンデレラはナチスとは何の関係も無いわよ！シンデレラー！」

継母「何度も呼ぶのきついのよ！いい加減早く来てちょうだい！シンデレラー！」

サイゼリヤ「お母様。ちょうど良かったわ。ちょっと外にランチでも行きましょうよ」

継母「私はお腹なんて空いてないのよ！シンデレラ！シンデレラったらー！」

継母「もうシンデレラはどうしたの！私が叫び過ぎて突然死でもしたらどうするのよ！」

心電図「その時は私が死亡確認をしてさしあげますわお母様」

継母「余計なお世話よ！どっか行ってちょうだい！シンデレラが来るまでは絶対死にませんから！シンデレラー！」

継母「シンデレラ・・・！はぁ・・・いい加減疲れてきたわ・・・」

新聞紙「お待たせしてごめんなさいお母様。私早朝か夕方でないと配達されないから」

継母「何なのよアンタは！？シンデレラは日中いつでも自分の足で来れるわよ！シンデレラー！」

継母「誰かシンデレラを見てないの！？呼んできてちょうだいよ！」

死んデレラ「やだ、お母様ったら。私のことならさっきからお母様が踏んづけてるじゃない」

継母「臭っ！臭いわよアンタ！出ていってちょうだい！シンデレラ！シンデレラー！」

継母「もうアッタマ来たわ！シンデレラの部屋まで見に行ってやるから！」

せんずりラ「あ゛　あ゛　あ゛　・・・！？やだ、お母様ったら！部屋に入る時はノックしてっていつも言ってるじゃない！」

継母「誰よアンタ！？シンデレラはそんな下品なことしないわよ！シンデレラはどこなの！？シンデレラー！」

継母「誰かシンデレラを探してちょうだい！見つけたらタダじゃおかないからね！」

ブタゴリラ「何だよ母ちゃん！今日は店番しなくていいって言ったじゃんか！」

継母「誰がアンタの母ちゃんよ！店なんてやってないわよ！シンデレラはどこなの！？シンデレラー！」

継母「もういいわ！シンデレラなんて知らない！」

継母「・・・・・・」

ニャンデレラ「・・・・・ﾆｬｰ」

継母「シンデレラ！シンデレラー！！」

継母（シンデレラ・・・！シンデレラー・・・！）

継母「はっ！」

シソデレラ「お母様大丈夫ですか？さきほどから随分うなされていたけれど」

継母「ああ、シンデレラ！私のシンデレラ！・・・どうやら変な夢でも見ちゃってたみたいね・・・」

シソデレラ「ところで、私を呼んでいたようだけれど何かご用ですか？」

継母「え？あー・・・忘れちゃったわ。でも、いいの。シンデレラが来てくれたから」

シソデレラ「ふふ、変なお母様」

継母「ずっと側にいておくれ、シンデレラ」

シソデレラ「ええ、もちろんよ。お母様」



～fin～