淫魔「汝が我の契約主か」男「チェンジで」
1: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:32:20.03 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「えっ」
男「チェンジで」
淫魔「いやいやちょっと待って」
男「チェンジでお願いします」
淫魔「いきなり萎えすぎでしょ!」
男「想像してた子と違うので」
淫魔「だからって傷つくよ!?」
男「えーと電話番号は…」
淫魔「魔界にクーリングオフ制度とかないから!」
2: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:34:30.04 ID:o5GJV3Iuo
男「というかキャラが変わってるぞ」
淫魔「変わるような事しないでよ!こっちにも建前とか設定とかあるんだよ!?」
男「いや魔界事情とか知らないし」
淫魔「呼び出しておいてそれって…」
3: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:35:17.72 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「ちょっと話をまとめようか」
男「そうだな落ち着こう」
淫魔「えーと君が僕を呼んだんだよね」
男「あぁ」
淫魔「淫魔の僕を呼びたかったの?」
男「淫魔の誰かを呼びたかったんだ」
淫魔「えっちなことして貰いたかったの?」
男「童貞を卒業したかった」
淫魔「えぇ…」
4: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:36:10.58 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「欲望にドストレート過ぎでしょ」
男「悪かったな」
淫魔「ちょっとこれは引くなぁ…」
男「引くなよ淫魔」
淫魔「でもまぁ僕が来たからには大丈夫!」
男「大丈夫じゃないです」
淫魔「望みを叶えてあげましょう」
男「結構です」
淫魔「ふふっ積極的な男の人は嫌いじゃないよ」
男「チェンジで」
淫魔「どんだけ嫌なの!?」
男「いや…だってなぁ」
淫魔「僕だって泣いちゃうよ!」
男「いや…あのさ」
淫魔「なんだい?」
男「君、男だよね」
淫魔「そうだよ?」
男「えぇ…」
5: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:37:18.98 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「何か問題でもあるのかな?」
男「問題しかないよね」
淫魔「いや人間事情とか知らないし」
男「えぇ…」
淫魔「いや淫魔って性別概念ないよ?」
男「でも棒はついてるよね」
淫魔「そりゃついてるよ」
男「えぇ…」
6: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:38:09.25 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「えっ…棒の有無ってそんなに重要?」
男「ものすごく重要な所だね」
淫魔「急所的な意味で?」
男「そういう意味じゃない」
淫魔「で、でも僕ってそんなに醜いかな…」
男「可愛いよ」
淫魔「本当?」
男「モデルになれそうな位、凄く可愛い」
淫魔「えへへ…なんか照れるな」
男「だからこそ戸惑ってるんだ」
7: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:39:39.66 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「というかどうして僕が男だって?」
男「それだけ大きくしてればいやでも分かるよ」
淫魔「…は、初めて指名されたから興奮しちゃって」
男「へー」
淫魔「いよいよエッチな事するのかなって考えたら…」
男「そうなっちゃったの?」
淫魔「う、うん…」
男「凄いね俺のよりずっと大きい」
淫魔「そ、そんなに褒めないでよ///」
男「大きすぎてドン引きしてるんだ」
8: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:40:27.61 ID:o5GJV3Iuo
男「とにかく早く帰ってくれ」
淫魔「ちょ、ちょっと待って!」
男「はぁ…」
淫魔「露骨にため息つくのやめてくれない!?」
男「もっとかわいい子が良かった」
淫魔「失礼過ぎでしょ!?僕は可愛いんじゃなかったの!」
男「見た目だけだろうが中性淫魔」
淫魔「酷い!人権侵害だ!」
男「いや人じゃないよね」
9: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:41:21.24 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「ちょっと待って!まさか本当に終わり!?」
男「お帰り下さいませご主人様」
淫魔「主従逆転!しかもさらっと帰された!」
男「いやもうほんと…お金なら払うんで」
淫魔「お金なんかいらないってば!」
男「じゃあ何ならいいんだよ!?」
淫魔「逆切れしないでよ!?というか待ってお願い!」
男「どうした?」
淫魔「契約もしないまま帰ったら勤務評価が下がるんだって!」
男「いや魔界事情とか…」
淫魔「知らないのは分かったからやめてよ!」
10: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:41:59.58 ID:o5GJV3Iuo
男「というか最初のキャラ設定はどこいった」
淫魔「僕だって初めての仕事だったんだよ!?テンション上がるじゃん!」
『くくく我を呼びしは貴様か人間』
淫魔「的なテンションで仕事してみたいじゃん!」
男「えぇ…」
12: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:42:26.11 ID:o5GJV3Iuo
男「はぁ…テレビでも見よ」
淫魔「美少女放ってテレビはやめてよ」
男「美少女じゃないだろ」
淫魔「心は女だよ!」
男「体は男だ」
13: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:43:20.82 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「ほ、ほら!胸を押し付けちゃいますよ~」
男「はいはい凄いですね」
淫魔「もっと興味と関心を持ってよ!」
男「男の胸に興味なんてない」
淫魔「寄せればB位はあるよ!?」
男「なんでちょっと胸有るんだよ」
14: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:44:08.61 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「お兄さんは淫魔を誤解してるよ」
淫魔「そもそも淫魔に性別という概念はないんだ」
淫魔「サキュバスとインキュバスは確かに存在するよ?」
淫魔「でも僕のようなどちらにも属さない両性型淫魔もいるんだ」
淫魔「だから胸も今後どんどん膨れていく」
淫魔「女性的な魅力と男性の力強さを兼ね備えていくんだ」
淫魔「肝心の男性的特徴も成長を……ねぇ」
男「なにー」
淫魔「もっと興味を持ってよ」
男「あーはいはい凄いですね」
淫魔「僕の前でゲームやるの禁止!」
15: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:44:52.71 ID:o5GJV3Iuo
男「ふぁぁ…」
淫魔「あれ、もう眠いの?」
男「明日も仕事があるんだよ」
淫魔「ふーん大変だね」
男「呼び出しておいてなんだがな…」
淫魔「いいよ気にしないで」
男「悪いな、今日はもう寝るよ」
男「よっこいしょ」
淫魔「よっこいしょ」
男「ん?」
淫魔「え?」
16: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:45:32.42 ID:o5GJV3Iuo
男「なんで俺の布団に入ってるの?」
淫魔「細かいことを気にする男はモテないよ」
男「やかましい」
淫魔「いいじゃないあ・な・た」
男「……」スッ
淫魔「無言でグーを構えるのやめてよ」
男「そういうのいいんでやめて貰えます?」
淫魔「ふふそんな事を言って君のココはもう固く…あ、あれ?」
男「急に触ろうとするな」
淫魔「な、なんで固くなってないの!?」
男「いや固くなる要素がないよね」
17: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/28(月) 23:47:10.70 ID:o5GJV3Iuo
淫魔「ま、まってお兄さん!」
男「待たないし立たない」
淫魔「ほら!サービスしちゃうよ!」
男「サービスされたくないんだよ」
淫魔「今なら布団乾燥機も付けるからぁ…」
男「通販番組かよ」
淫魔「お値段なんとにーきゅっぱ!」
男「通販かよ」
21: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:01:47.36 ID:EwQDA5mvo
淫魔「お兄さんお帰りなさい」
男「ただいまー」
淫魔「えっちする?」
男「風呂にしてくれ」
淫魔「童貞捨てる?」
男「風呂にしてくれ」
淫魔「そ・れ・と・も」
男「風呂にしてくれ」
淫魔「どんだけ僕の事嫌いなの!?」
22: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:02:41.76 ID:EwQDA5mvo
淫魔「ははーんさては照れ隠しって奴だね」
男「さーて今日のテレビはっと」
淫魔「僕よりテレビの方を優先しないでよ」
男「はぁ…その格好はなに?」
淫魔「裸エプロンです!」
男「……」
淫魔「その冷たい視線はやめてくれよ」
男「男が着るなよ…」
淫魔「おいおいツンデレかい?」
男「……」
淫魔「ツッコんでよ!」
男「いちいち突っ込みたくないよ…」
淫魔「突っ込むのはお尻だけでいいってかいHAHA」
男「……」
淫魔「そんな目で見ないでよ、興奮するじゃないか」
23: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:03:12.73 ID:EwQDA5mvo
淫魔「あっお弁当買っちゃったんですか」
男「だってご飯無いだろ」
淫魔「もう…僕のこの格好を見て察せないの?」
男「君がバカだという事しか…」
淫魔「そんな事を察せられても…」
男「とりあえずご飯食べるからさ」
淫魔「はいはい」
男「早くかえってくれないかな」
淫魔「隙あらば帰したいんですね!?」
24: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:03:55.07 ID:EwQDA5mvo
淫魔「もう~僕だって怒っちゃますよ」プンプン
男「そのぶりっこポーズやめてくれないか」
淫魔「えー可愛くないですか?」
男「可愛いのが尚更むかつくんだよ」
淫魔「えへへ~襲ってもいいんですよ」
男「ぜったい襲わないからな!!」
淫魔「…そこまで強く否定されると」
男「あっ…悪いさすがに言い過ぎた」
淫魔「興奮するじゃないですか」
男「だめだこいつ強すぎる」
25: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:04:24.06 ID:EwQDA5mvo
淫魔「これなんですか?」
男「なにって…据え置きのゲーム機だろ」
淫魔「へー…ほうほう」
男「知らなかったの?」
淫魔「実際に見るのは初めてですね」
男「魔界には…やっぱないのか」
淫魔「まぁそういったものは」
男「後でやってみるか?」
淫魔「見くびらないで下さいよ、これでも魔物のはしくれですよ?」
男「料理する魔物の端くれってどうよ」
淫魔「人間文明なんかには負けない!」
男「最新機種だぞ」
淫魔「文明には勝てなかったよ…」
26: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:05:25.66 ID:EwQDA5mvo
男「へ―結構おいしい」
淫魔「ほんとですか!?」
男「お前料理うまかったんだな」
淫魔「家庭科の授業ではいつも優秀だったんですよ!」
男「淫魔って家庭の授業があるんだな…」
淫魔「…にやり」
男「急になn…むごっ!?」
淫魔「気づいてなかったんですねぇ」
男「む、胸が苦しい気が…一体」
淫魔「たっぷり注入して挙げたんですよ、愚かな人間さん」
男「ま、まさか…」
淫魔「今さら気づいても手遅れです」
男「知らぬ間に…何か…っ!?」
淫魔「そう…それはまさに禁断の果実」
淫魔「愛情という名のスパイスをねっ!」
淫魔「あいたたたたっ!プロレス技はやめて下さいい!?」
27: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:05:57.06 ID:EwQDA5mvo
淫魔「ぐぅ…まさかお兄さんにSMの趣味があったとは」
男「そんな趣味はない」
淫魔「僕のお尻を叩くお兄さん…心なしか表情が生き生きしてたよ」
男「叩かせたのは君だよね」
淫魔「あー…にしても痛すぎます」
男「まぁ多少やり過ぎたかも…」
淫魔「あまりの痛さにお尻が二つに割れそうです」
男「ツッコまないぞ」
淫魔「僕のお尻では興奮しないと!?」
男「君とは一度じっくりお話しする必要がありそうだ」
29: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:08:03.50 ID:EwQDA5mvo
淫魔「僕も人間界の事は勉強したんですよ」
男「ほう頑張ったんだな」
淫魔「映画とかドラマを見て学んだんです」
男「あぁそういうのって面白いよね」
淫魔「色々参考になりました!」
男「へー印象に残ってる物とかは?」
淫魔「台詞とか独特な言い回しですね」
男「たとえばどんな?」
30: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:08:54.07 ID:EwQDA5mvo
淫魔「けつの穴に手突っ込んでガクガク言わせたろか!?」
男「なんだそれは…」
淫魔「あぁーん?」
男「君が睨んでも怖くないぞ」
淫魔「あれ…なんか間違ってましたかね」
男「だいぶ違うと思う」
淫魔「けつの穴に指突っ込んでアヘアヘ言わせたろか!?」
男「それなんてプレイ?」
淫魔「あはぁーん」
男「しかも喘いでるし」
31: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:09:20.23 ID:EwQDA5mvo
淫魔「あっボードゲームですか?」
男「押し入れに入ってたんだよ」
淫魔「二人でやる対戦形式なんですね」
男「一緒にやってみるか?」
淫魔「えっそれはちょっと…」
男「自信がないか」
淫魔「僕が余裕で勝っちゃいますし」
男「……」
淫魔「流石に人間には負けませんから」
男「ほう良い度胸じゃないか」
淫魔「お経なんか読みましたっけ?」
男「その読経じゃねーよ」
淫魔「ふふふ降参するなら今のうちですよ」
男「誰がしてやるか!」
32: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:09:58.41 ID:EwQDA5mvo
男「あー…負けちまった」
淫魔「お兄さんもなかなか強かったです」
男「くそ…悔しいな」
淫魔「ふふ~勝利の余韻に浸りつつ~」
淫魔「ん?あれー…」
男「何探してるんだ?」
淫魔「プリンですよ、知りませんか?」
男「あぁプリンなら食べちゃった」
淫魔「は?」
淫魔「は?」
33: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:11:54.09 ID:EwQDA5mvo
淫魔「お兄さんどっちがいい?」
男「何が?」
淫魔「富士の樹海か東京湾」
男「なにそのデスorダイな選択肢」
淫魔「はぁぁぁ!?何僕のプリン食べちゃってるの!」
男「いや人の家の冷蔵庫に入れるなよ…」
淫魔「これ魔界で大人気の奴なんだよ!」
淫魔「お母さんが初めての仕事だからってプレゼントしてくれたのに…っ!」
男「い、いや悪かったって」
淫魔「もう許すん!!」
男「どっちだよ」
淫魔「魔物の顔も4度までです」
男「仏様より気が長いのか…」
34: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:12:21.00 ID:EwQDA5mvo
男「悪かった許してくれ…」
淫魔「どうしても許してほしいですか?」
男「お願いだからさ」
淫魔「じゃあ交換条件です」
男「む…条件ってなんだ?」
淫魔「そうですねぇ…それじゃ一緒にお願いします」
男「一緒に…?」
35: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:12:47.13 ID:EwQDA5mvo
ザブーン
淫魔「ふふーん♪」
男「機嫌がいいな」
淫魔「ようやくお兄さんと一緒になれましたからね!」
男「浴槽での話だろ…」
淫魔「お兄さんと一緒のお風呂は気持ちいいですねぇ」
男「これでさっきの事はなしにしてくれよ」
36: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:13:53.35 ID:EwQDA5mvo
淫魔「にしても良く入ってくれましたね」
男「ん、どういう意味だ?」
淫魔「お前と一緒になんか入らん!的な事言われるのかと」
男「要は弟と一緒に入るようなもんだろ」
淫魔「…むぅ」
男「それに年下の裸に興味なんかしないしな」
淫魔「い、今はまだ成長段階ってだけですからね!」
男「はいはい将来に期待しておくよ」
淫魔「くぅぅ……っ!」
淫魔「もうちょっとこう…興奮したり恥じらいというか…」ボソボソッ
男「ほらさっさと頭洗っちまうぞ」
淫魔「このバスタオルを取ったら僕の裸が見れるんですよ!」
男「その前に棒が見えちまうだろ」
淫魔「そこがまた一興なんでしょうが!?」
男「どこに切れたんだ今」
37: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:14:19.26 ID:EwQDA5mvo
淫魔「あっお背中お流ししますね」
男「おうサンキュー」
淫魔「んしょっ…よいしょ」ゴシゴシ
男「あー気持ちいいかも」
淫魔「ふふっ快感で顔がとろけてますねぇ」
男「いちいちやらしく言うなよ」
淫魔「まぁ淫魔ですし」
38: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:14:46.25 ID:EwQDA5mvo
男「ふー」
淫魔「ふー」
男「あー極楽過ぎる…」
淫魔「ほんと…気持ち良いですねー」
男「湯船につかると力が抜けるよな」
淫魔「そうそう頭がぽわーっとしてきますよね」
男「魔界に風呂とかあるの?」
淫魔「いやぁ…基本みんな水浴びですよ」
男「そっかー…」
淫魔「……ふー」
男「……たまらんなぁ」
39: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:15:12.25 ID:EwQDA5mvo
男「いやーさっぱりしたなぁ」
淫魔「ですね!気持ちよかったです」
男「さっき初めてお前を呼んでよかったって思ったわ」
淫魔「ここで初めて!?」
男「これからは俺専属の背中流し役になってくれ」
淫魔「どんな微妙なプロポーズですか!」
40: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:16:04.52 ID:EwQDA5mvo
淫魔「ぷはー♪」
男「風呂上りはやっぱり牛乳だよな」
淫魔「僕はコーヒー牛乳派です」
男「魔界に…いやもういいわ」
淫魔「では改めて契約のお話をしましょうかねぇ…ぐへへ」
男「美人がしてはいけない顔になってるぞ」
淫魔「こちとら仕事なんですよ!何がなんでもお兄さんと契約を結びますからね!」
男「営業の人みたいな事をいうなよ…」
淫魔「ふふふっお楽しみはこれからですよ」
男「はいはい」
淫魔「あっ…ちょっとすみません」プルルッ!
男「ん?」
41: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:16:35.35 ID:EwQDA5mvo
男「誰かから連絡か?」
淫魔「いや丁度いま友達からメールが来て」
男「魔界にメールあんのかよ」
淫魔「電波バリ3ですよ?」
男「魔界すげーな!」
42: ◆OKTh.H0hEJwD 2016/03/29(火) 12:18:44.62 ID:EwQDA5mvo
淫魔「実は今、友達が小説を書いてるらしくって」
男「世俗的すぎないか淫魔」
淫魔「その小説について悩みが」
男「ふむふむ」
淫魔「最初はラブコメ物で始めたけどオチが付けられない、そんな時はどうしたらいいかなって」
男「なんだそのラノベ作家みたいな悩みは」
淫魔「どうしましょう…」
男「そういう時はいい方法があるぞ」
淫魔「へーそれってなんですか?」
男「第一部完」
淫魔「えっ」
【第一部完】