近所の幼女「や、やめてぇ…」男「黙れッ!幼女のくせに!」

2019年03月15日
近所の幼女「や、やめてぇ…」男「黙れッ!幼女のくせに!」

1: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:19:25 ID:vHp
幼女「やめてったらぁ」

男「へ、へへ…一人で駄菓子屋に来るからだよ!」

幼女「いやぁ…駄菓子屋のお婆ちゃんたすけてえ!」

ババア「グゴゴゴゴ…!」

男「空気の読めるババアだッ!ほら、俺のチョコバット召し上がれ!クッピーラムネより美味しいぞ!」

幼女「やめてったらー!」

2: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:23:07 ID:vHp
男「舐めてくれたらブタメンあげるから!」

幼女「うっ…うう…ほんと?」

男「おう!嘘は泥棒の始まりだからな!」

幼女「でもぉ…でもぉ…」

男「なら舐めやすいように水飴塗って…ヨーグルトの粉かけてやる!」サーッ

6: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:29:22 ID:vHp
幼女「うぅ…ペロッ…ペロッ」

男「おっ!おっ!ぉおおん!」

幼女「やだ…だんだんにがくなってきたよ」

男「それが大人になるということだ!酸いも甘いも喰らえッ!喰らえッ!喰らい尽くせッ!
あ…出るぞ、俺のバトルエンピツから白いの出るッ!召し上がれ!」

ドクン…ドクンドクンドクン!

幼女「うえ…」

男「飲め!キン消しあげるからッ!」


7: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:33:45 ID:vHp
男「ほーら!いっき、いっき、いっき!」

幼女「クソゲーのタイトル連呼しないで…」

男「飲んだかッ!?」

幼女「苦いよぅ…」

男「大人になるって悲しいことなの…でも、少女だったといつの日か思うときが来るからな」

幼女「う、うう…」ゴクンッ

男「苦いけど美味いだろ!なぁ!美味いだろ!そうだろ 松ッ!」

幼女「不味い…」

男「ああん!?」

8: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:38:52 ID:vHp
男「お前幼女だからって俺が下出してりゃいい気になりやがって…」

幼女「ブタメン食べたいよぅ」

男「黙りねィ!!お前にはラーメン婆で十分だ!」

幼女「や、約束がちが…」

男「ならオバケケムリカードやるよッ!」

幼女「いらないもんっ!」

9: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:41:44 ID:vHp
男「この…幼女がッ!なら、ゲームに勝てたらブタメンをやるぜ!」

幼女「ゲ、ゲーム…?もしかしてそこにあるダブルドラゴンかファイナルファイト…?」

男「違う!身体を使ったゲームだ!いまからお前のアナルにお菓子を入れる!」

男「見事入れたお菓子を当てられたらお前の勝ちだッ!」

10: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:44:25 ID:vHp
幼女「……こ、こらぁ!本当にダメだからぁー!」

男「まずは1品目……これだッ!」

ニュプッ

幼女「んっ…」

男「はっはっは!分かるかなー!!」

11: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:48:06 ID:vHp
幼女「(形状は3角形……?分からないよ…)」

男「時間制限あるぞー!」

幼女「ま、待って!ヒントは!?」

男「ヒント?ヒントねー、知りたい?」

幼女「し、しりたい!」

男「教えてあげないよっ、ジャン!」

幼女「(三角ポリンキー…?いや、ブラフ…!)」


13: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)04:56:48 ID:vHp
幼女「アポロチョコッ!」

男「…不正解…!!!」

幼女「!?」

男「正解はなァ…」

男「シゲキックスだッ!」

幼女「ヒリヒリするよぉー!!」

男「時間差できたか」ハハハ

15: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:04:26 ID:vHp
男「ハハハ、大丈夫か、オイ」

幼女「お尻が痛いよぅ…!」

男「ならば代わりにこれを入れてやる」サーッ

幼女「はわっ!?お尻シュワシュワするぅー!?」

男「メロンソーダの元な。10円のやつ」ハハハ

16: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:08:50 ID:vHp
幼女「あ、でも…」

男「ヒリヒリましになったろ?」

幼女「う、うん…シュワシュワするけど」

男「出来るだけアナルの中で泡を溜めて、それから一気に出すと気持ちいいぞッ!にいにいは朝からもう2000袋はアナルに入れてるからな!」

幼女「あっ!我慢できない!」

プリョルュ…シュワワワワワワ!

男「カニみたいだなッ!」

幼女「見ないでぇ…!」

17: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:13:32 ID:vHp
男「しかしその頑張りは認めなくてはな。よし、ブタメンをやろう!」

幼女「ブ、ブタメンくれるのっ?」キラキラ

男「おう!さぁて、お湯お湯、っと…ブタメンを取り出して…」

幼女「ワクワク」

男「ブタメンをお前に入れるッ!」

ニュプッ

幼女「んあっ!?」

男「お湯注ぐぞー」ハハハ

幼女「熱いよぉー!!!」

20: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:20:10 ID:vHp
男「幼女、大丈夫かッ!」

幼女「熱い!熱いってばー!!」

男「幼女 8歳の夏…灼熱の時間(とき)ッ!」

幼女「うぅー…!!」

男「我慢しろッ!幼女、自分に打ち勝てッ!ほらビッグカツとキットカットやる!」

21: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:29:48 ID:vHp
幼女「も、もう無理だからぁ」

男「3分…!3分でいいんだ…!」

幼女「…さ、さんぷん」プルプル

男「そうだ…!頑張れッ!!幼女ッ!」

幼女「くぅ…!」

男「あと2分50秒ッ!」

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ

男「ムムッ!何の音だ!」

22: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:37:19 ID:vHp
ザザッ!!!

警官s「動くなッ!」

男「け、警官だとッ!よ、よく見たら駄菓子屋がポリに囲まれてやがる!――ババア!っていねぇ!あんのババア通報しやがったな!」

警官s「黙れッ!人間のクズが!とっととお縄につけィ!!」

男「あと…もうちょいなのに…!あと、もう少しだったのに!」

幼女「お、おとこぉ…!」プルプル

24: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)05:46:40 ID:vHp
――あと2分40秒ッ!

幼女「おまわりさんがいっぱい…!」プルプル

男「安心しろ!俺が、俺が何とかしてやる!」

――あと2分35秒ッ!!

警官s「えぇい、何言ってんだあの屑人ッ!取り押さえろ!」

幼女「い、いいから逃げてっ」

男「いや、お前の努力…絶対無駄にさせねぇッ!!」

警官s「かかれ!」

男「ちょうどだぜ!…150秒だ!」

男「俺がお前らを倒すのにかかる時間だッ!!」

25: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)06:16:36 ID:vHp
男「ふんっ!」

バキィ!ゴッ!

警官「ぐはっ…拳になにか装備してるぞ…!」

警官「メリケンサックか…?否ッ!」

男「……」ニヤァ

男「ジェエルリング…!」ペロッ

26: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)06:38:09 ID:vHp
男「甘い、甘い!スモモ漬け通り越してニッキ水より甘いぜ!」

警官「何を!!」

ヌチャ…!

警官「な、なんだこりゃ!う、動けん…!」

男「フィリップスガムだ…!」

27: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)06:40:24 ID:vHp
男「甘い、甘い!スモモ漬け通り越してニッキ水より甘いぜ!」

警官「何を!!」

ヌチャ…!

警官「な、なんだこりゃ!う、動けん…!」

男「フィリップスガムだ…!」


29: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)06:51:02 ID:vHp
――あと120秒ッ!

男「おらっ!来やがれ!」

警官s「くっ!警棒でぶっ叩いてやる!」

男「ハイパーヨーヨー!」

ブンッ!バキィ!

男「爆竹!かんしゃく玉!!ジェット風船!」



幼女「お、おとこぉ…!」

男「幼女の元へは近付かせないぜ!」

幼女「……」キュンッ

31: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)07:12:34 ID:vHp
――あと90秒ッ!

警官「くっ…てやぁ!」

男「ふむ、踏み込みはよし…だが、太刀筋に精確さが欠ける。それでは型抜き菓子の200円もらえるアレもできんな」

男「おらッ!光るアレッ!」バキィ



――あと60秒ッ!

警官「クソッ!」

男「弱いなッ!よっちゃん以下だ!」


32: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)07:18:58 ID:vHp
警官s「こんの屑人がァ!!!」スチャッ

男「…拳銃か」

幼女「男…!もういいから!逃げてぇー!」

――あと30秒ッ!!

警官s「撃てェー!!」

男「来い…!!」

33: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)07:29:37 ID:vHp
パンパンパン!!

幼女「そ、そんな……」

警官「やったか…なに!?」

男「ふぅー…!」パサッ

警官「ふ、服の裏側に大量の……!」

男「ご存知、おにぎりセンベイ!チャチな拳銃の弾なんて通さないぜッ!」



――あと15秒ッッッ!!!

男「反撃といくかァ!!!」

36: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)07:52:27 ID:vHp
男「見よ!靴飛ばしで鍛えた健脚ッ!」

警官「は、速いッ!」パン!パン!

男「当たるかよ!足りない、足りないぜ!!情熱思想理念頭脳優雅さ勤勉さ!そして何よりも速さが足りない!」

警官s「撃て!撃ちまくれッ!人間だと思うなッ!」

パパパパパパパパパパパパン!!

男「タラタラしてんじゃねぇーよ!!」


37: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)07:58:36 ID:vHp
男「けん玉!」

ガスッ!

警官「救命阿ッッ」

男「ベーゴマ!」

ズギュルルルル!

警官「ぎゃああああああ!!」

警官「バ、バッファローマンにやられたミートみたいに…な、なんて威力だ…!」

男「とどめェ!!メンコッッ!」

ズ ズ ンッッ!!


《緊急地震速報――緊急地震速報――九州南部で非常に強い揺れを観測――付近の住民はただちに避難を――》

38: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)08:09:11 ID:vHp
男「バランスを失っている間に――」

ザクザクザクッ

警官「な……!?」

男「ジャスト150秒だ。いい夢見れたか」

警官s「」

幼女「あわわわわわ…や、やりすぎだって」

男「安心しろ、このナイフは…これだよ」



幼女「な、なんだ」ホッ

男「不殺でござる」

39: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)08:27:06 ID:vHp
ウゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥ!!ウゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥ!!

幼女「サイレンの音!!」

男「ムムッ!奴等、応援呼びやがったな!!」

幼女「どうすんのよ!」

男「ふむ、応援で来る警官ぐらいなら。しかし、いくら俺でもヘリや機動隊まで出てきたら困るな。地震起こしたし、自衛隊まで出てきたら手に負えん…」

男「かくなる上は撤退だ!」

ダキッ

幼女「きゃっ」

男「しっかり掴まれ!」

幼女「ど、どうするの」

男「俺はな、幼女!!お前を抱けば空だって飛べるのさ!!」

幼女「男……」

男「ふんッッ!」

幼女「お、お尻から凄い泡がッッ!?」

シュシュシュワワワワワワワワワワワワワワワワワワッッッッッッ!!!!!!…フワッ…!

41: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)08:56:27 ID:vHp
夕陽の綺麗な高台――

男「ズルズルズルズル…うん、少し伸びてるな」

幼女「ズルズル…うん、伸びてるね…」

男「だが…美味い」

男「今まで食べたブタメンの中で一番美味いよ」

幼女「男…///」

男「な、なぁ…幼女…そのさ」

幼女「男!あたし、あたしね…」

男「な、なんだ」

幼女「その、嬉しかった。…あたしの努力を無駄にさせないって言われた時も…いまも男に必要とされてるみたいで、ちょっと嬉しかったり…くっ///…あぁもう!男!!」

幼女「…また会ってくれるよね?」

男「…それは出来ない」

幼女「え…」

42: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)09:04:57 ID:vHp
幼女「どうして…」

男「俺はもう…追われてる身なんだ…!でもまたいつかお前と駄菓子を…」

幼女「なによ…それ…」

男「…分かってくれ」

幼女「分かんないよ!!」

男「よ、幼女?」

幼女「いつかまたなんてイヤ!!もう会えるか分からないなんてイヤ!!」

男「わ、わがまま言うな」

幼女「言うもん!子供だもん!お菓子が好きで、甘いものが好きで…好きな人と一緒にいるのが好きなふつうの女の子だもん…」

男「幼女…」

幼女「連れてってよ…!どこへでも…嘘だったの?言ったじゃん――」

男「……」

幼女「――あたしを抱けば、空だって飛べるんだって」

47: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)09:23:19 ID:vHp
男「……たくっ、かなわねぇなァ」ハハハ

幼女「……ふふん」

男「幼女…本気か?どこか遠くで暮らすんだぞ」

幼女「本気、だから…」

ギュッ

男「……じゃあ、誰も知らないどこか遠くの街で、二人で駄菓子屋でもするか」

幼女「…うんっ!」パァア

男「幼女、その…金ないから今はこんなもんしかやれないが……」



男「左手、出してみな」

幼女「はいっ……うれしい…一生大事にするね」

男「んな大したもんじゃねえだろ」ハハハ

48: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)09:34:35 ID:vHp
男「よし!」

ダキッ

幼女「わわっ!?」

男「じゃあ行くぞ!幼女!」

幼女「さ、さっそく!?また飛ぶの…!?」

男「おう!」

シュワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワッッッッ!!!

男「なぁ、幼女」

幼女「なに?」

男「愛してるぜ」

幼女「あたしも…愛してる」

男「ずっと一緒にいてくれよな」

幼女「もうっ…ばか。そんなのあたり前田のクラッカーだよっ」


夕陽をバックに、うら若きアベックの影が重なる。
幸せな二人のキスよ、永遠なれ――

50: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)09:38:44 ID:vHp
―FIN―

54: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)09:46:19 ID:vHp
名前はちょっと思うところがあって付けた!
イースター?って人に勘違いされてんだ
勘違いされるのも悪いから許してほしいッ!俺もちょっと悔しいし!

じゃあ筋トレしよっかな!
読んでくれてありがとうッ!またどこかでッ!シコシコピュッ

60: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)09:03:20 ID:tdz
>>56
大丈夫さッ! すまんな!

57: 名無しさん@おーぷん 2015/07/23(木)10:13:43 ID:vHp
あ、いい忘れたけどおにぎりセンベイよりスルメジャーキーの方が明らかに防御力は高いと思う
けど、昔乳歯もってかれたからおにぎりセンベイにした
実際はそんなかたくないし美味しいよッ!

朝なのに意外に人いて嬉しかった ありがとう

61: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)09:09:04 ID:tdz
エピローグ――

男「幼女よ!これが俺達の新居、そして店だ!」

幼女「わぁ、ちっちゃいけど、駄菓子屋さん…本当にあたしたちのお店なんだぁ 」キラキラ

男「そうだな!これから頑張って日本一の駄菓子屋目指そうぜ!」

幼女「商店街の中にあるんだねっ、あたしたちのお店!」

男「うむ!駄菓子屋自体、ノスタルジックさが武器だからな!商店街なんかにわざわざ来る奴のニーズにピッタリだぜッ!」

62: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)09:22:10 ID:tdz
男「さぁて、まだ品出しさえしてないし、店開きは明日になるな。今日のとこは、二人で夕飯の買い物がてら、軽く挨拶回りするか」

幼女「うんっ」


男「へぇ…昨今の商店街不況にめげず頑張ってるっぽいな……結構人いんじゃん」

幼女「そうだね、にぎわってるよー」

男「うむ!良きかなッ!夕飯なんにする、幼女」

幼女「うーん…ハンバーグ!」

男「よしカレーかッ!」

幼女「なんで!?」

男「似たようなもんだろッ!」

63: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)09:32:25 ID:tdz
男「おッ、八百屋と肉屋は隣か。便利だな」

八百屋「いらっしゃい。あ、今朝越してきた……」

男「男と!」

幼女「幼女です」

八百屋「……な、なんか雰囲気似てるなぁ」

男「ムムッ!似てるだと!」

八百屋「あぁ、ごめん。友達にちょっと似てたから…僕は八百屋って言います。そっちは肉屋」

肉屋「お前が新入りかー、よろしくなっ」ニカッ

男「ムムッ!(けっこう可愛いぞ!)」

幼女「……」ムスッ

幼女「ていっ」ポカッ

男「救命阿ッッ」ガラガラガッシャーン

肉屋「……似てない?」

八百屋「……僕も思った」

64: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)09:38:40 ID:tdz
幼女「はいお野菜もお肉も買ったからさっさと行く」

男「うっ…うっ…」

ズルズルズル…

肉屋「またなー」

八百屋「仲良くしてねー」

66: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:10:43 ID:tdz
幼女「ふんっ…!」

男「何を怒っている幼女…!幼女心は難しすぎる…あ!そうだ」

幼女「な、なに」

男「俺達の新しいスタートが始めるめでたい日だからな!こういう日は鯛を食らうぞッ!豪勢なやつ!」

幼女「えぇ、お金大丈夫?」

男「気にするな!」

67: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:18:49 ID:tdz
幼女「美容室もあるんだ…」ジー

散髪屋「あはは、そうなんですよー」

幼女「男も少しはオシャレしてみたら?」

男「俺はああいうギャルみたいな子は苦手だ」

幼女「ああいう人ほど純情だったり一途だったりするんだよ?」


男「お!ゲーム屋だ!ちょっと寄ってこうぜ」

幼女「寄り道?もう……」

男「ふむふむ…この品揃え…!で、できる…!」



68: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:31:39 ID:tdz
ゲーム屋「中々の慧眼をお持ちとお見受けしたでござる」

男「あんたが店長か」

ゲーム屋「如何にも。貴方は今朝から噂になってる男でござるな」

男「申し遅れた…男だ。よろしく」

ゲーム屋「よろしく……では、さっそくッッ」

男「あぁ!何でもいいぜッッ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

??「失礼……ゲーム屋くん」

男「!?」

幼女「わっ、すっごい美人…」

ゲーム屋「やや、これはこれは鍼師殿」

鍼師「取り込み中すまない……ゲームが欲しい」

ゲーム屋「珍しいでござるな」

鍼師「……プレゼント」

ゲーム屋「あぁ、定食屋殿にござるか」

鍼師「……」コクン

69: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:38:08 ID:tdz
ゲーム屋「ならこの『メジャー』がオススメでござる」

鍼師「漫画…?」

ゲーム屋「この度ゲーム化しまして、定食屋殿は原作ファンでありますから喜ぶかと」

鍼師「……買う」

ゲーム屋「お買い上げありがとうござる。あ、男殿……対戦はまた次の機会ということで」

男「あぁ、忙しそうだしな」

鍼師「すまない。……私は整骨院やってる鍼師。よろしく」

男「あ、どうも男です」

幼女「……」ムスッ





72: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:51:20 ID:tdz
男「いやーさっそく友達出来たぜ」

幼女「よかったね」

花屋「おっ、あんたらが新入りか?」ヘラヘラ

男「なんだこのチャラ男」

花屋「いきなり失礼なヤツだな!……俺は花屋。そこで花屋やってる」

花屋「あんたらに引っ越し祝いを持ってきたんだよ」

幼女「わぁ、可愛いお花!」

花屋「ストックだ。花言葉は…見つめる未来。店を始めるあんたらにゃピッタリだろ」

男「チャ、チャラ男なのに花に詳しい…!?」

花屋「いやだから花屋だっての!花言葉は一つの花にいくつかあるんだが…嬢ちゃん、耳貸せ」

幼女「?」

花屋「永遠の恋、愛の絆…ってのもある。仲良くやんな」ニヤニヤ

幼女「!」カァー///


73: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)10:56:43 ID:tdz
男「魚屋さんいい人でよかったな」

幼女「お祝いだからってタダだったね」

男「あぁ……あ、カレー作れる?」

幼女「……作れないの?」

男「……」

75: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)11:06:01 ID:tdz
男「……」

幼女「……どうする」

男「……」

幼女「……」

グー

定食屋「ごめんください。ここに引っ越してきた…」

男「!」

幼女「あ、はーい…わ、ちょっと男に似てる!」

男「その格好……あんた料理人かッ!」

定食屋「ん?まぁ一応な」

男「頼む!いつか借りは返すから――カレー作ってくれッ!」

76: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)11:08:54 ID:tdz

77: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)11:09:18 ID:tdz
―FIN―

78: 名無しさん@おーぷん 2015/07/25(土)11:09:55 ID:tdz
今度こそ終わり!
見てくれてありがとう!じゃあまたどこかで!

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