ナレーション「さあ今回おつかいに行くのは26歳の俺君」

俺「どれめんどぅふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぱしへろんだすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君は中学から今まで部屋にこもりっきりでした。では何故ママは俺君におつかいをたのんだのでしょう？」

J('ｰ`)し「そろそろ自立して欲しいのよねぇ・・・」

はじめてのおつかいのナレーション「なるほど、ママは俺君の将来を心配して今回おつかいに行かせることにしたようです。」

J('ｰ`)し「俺！ちょっときて」

俺「のぁああああああああああああああああああ！！！！！！！」

J('ｰ`)し「三丁目の魚屋さんでサンマを私とあなたの分買ってくるのよ」

俺「ひぎゃぁあああああああああああああああ！！！！！！！！」

J('ｰ`)し「はいこれお金」

俺「げでぇえええええふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぽろろんてやてふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

J('ｰ`)し「俺！ちょっと待って！！場所は分かるの！？」

はじめてのおつかいのナレーション「あらあら俺君、お金を貰ったとたん走り出してしまいました。」

俺「でぁああああああああああああああああああああ！！！！！」

だ～れにも～ないしょ～で～お～で～かけ～な～のよ♪

ど～こにゆこうか～な～♪

俺「おおおおおおおおおおおぅぅううううん！！！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「あれれ？俺君突然泣き始めてしまいました」

俺「ひゅうぎゃぁあああああああああああああああああああああ！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「どうやら十数年ぶりに外に出て怖くなってしまったのでしょうか」

歩いてるおばさん「お兄さんどうかしたの？」

はじめてのおつかいのナレーション「親切なおばさんが俺君に話しかけてくれました」

俺「ｲｪ･･･ｱﾉ､ﾁｮｯ･･･ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞｯｽ」

はじめてのおつかいのナレーション「あらら俺君、さっきまでの威勢が消えて人見知りが出てしまいました」

おばさん「どこかに行きたいの？」

俺「ｲｪ･･･ｱﾉｯﾁｮｯｻｶﾅﾔｻﾝｯｽ･･･」

おばさん「魚屋さんね！それならすぐ近くだからわかるわよね！」

俺「ｱｯﾊｲ･･･ﾃﾞｭﾌ」

おばさん「じゃあね！」

はじめてのおつかいのナレーション「困りました俺君。俺君はこの辺の土地勘がまったくありません。何しろ十数年ぶりに家から出たのですから」

俺「ぢゅううううううううううううううううう！！！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「近くと言うのを聞いて俺君は走って探す事にしてみたようです」

俺「ほぉおおおおおおお！！！！？？？！！んのぁあああああああああああ！！！！？？！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君やりました！商店街を見つけられたようです」

俺「・・・・・」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君の威勢がまた途絶えてしまいました。何故でしょう」

ガヤガヤ　ザワザワ

はじめてのおつかいのナレーション「どうやら人ごみが怖いようです。でも大丈夫！さっきおばさんと話せた俺君なら行けます！」

俺「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「ああっと！俺君！走って引き返してしまいました！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君これから一体どうするつもりなのでしょうか」

俺「ひぎゃああああああああああああああああああああ！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「ああっと俺君、おもちゃ屋さんを見つけてしまったようです」

俺「おんどぅおうううううううううううううううううううううう！！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「ああ！！いけません！おもちゃ屋さんに入ってしまいました！！

俺「・・・・・」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君、おもちゃ屋さんで何かを見つけたようです」

『ねんどろいどぷち 艦隊これくしょん』

はじめてのおつかいのナレーション「これは俺君がママのお金を30万円つぎ込んだほどハマッたゲームのフィギュアです。一体これをどうするつもりなのでしょうか」

俺「ぎょんぷるへぽぽんだすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

はじめてのおつかいのナレーション「いけません！！俺君！そのフィギュアをレジに持っていってしまいました！」

ありがとうございましたー

俺「どででんぽっぷｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗちょきょるんぺへへろんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君とても上機嫌のようですが、果たしてこれで良いんでしょうか？」

俺「ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおんんんん！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君にも罪悪感があったのでしょうか。また泣き始めてしまいました」

なんてこ～と～ないさ♪そんなも～の～なのさ♪

はじめてのおつかいのナレーション「泣きながら俺君は家に帰るようです。」

俺「ぎゃあああああああああああああああああああ！！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君の家の前にはママが心配そうに立っています」

J('ｰ`)し「俺・・・」

はじめてのおつかいのナレーション「ママから俺君の姿が見えてきました」

J('ｰ`)し「俺！！！」

俺「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんん！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君もママの元へ駆け寄り、ママもまた俺君の元へ駆け寄ります」

J('ｰ`)し「俺！！大変だったでしょう！」

はじめてのおつかいのナレーション「ママの目には涙が浮かんでいます」

俺「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん！！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君もよりいっそう泣き出してしまいました」

君を愛した～い♪君を守り～た～い♪君を見つめて～いた～い♪

J('ｰ`)し「サンマは買ってきてくれた！？」

俺「ひゅううううううううううううううううううううううううううううう！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君は泣きながらフィギュアを見せました」

J('ｰ`)し「いいのよ！サンマなんて！外に出れただけですごいじゃない！！」

俺「おんぎゃああああああああああああああああああああああ！！！！！」

はじめてのおつかいのナレーション「俺君とママは他人から見ればおかしく見えるかもしれません。でも私はこういった愛の形もあるのだと思います。俺君とママがいつまでも幸せになるのを願っています」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

end