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少年「最後の一振りを少女に」
3: 深夜にお送りします 2015/05/17(日) 19:57:46 ID:VYwNS.R2
とても救いがないお話です。
それでもよければ、そういうのがお好きな方は、おつきあいください。
それでもよければ、そういうのがお好きな方は、おつきあいください。
1: HAM ◆HAM/FeZ/c2 2015/05/17(日) 19:51:50 ID:VYwNS.R2
屋敷の庭から見上げたその星空は、今までに見たものよりもずっと美しかった。
見慣れたはずの景色がこうも違って見えたのは、僕の心の在処のせいか。
それとも魔女のあの言葉が、耳に残っているせいだろうか。
満天の星々は、死ぬまでずっと網膜に焼き付いて消えないだろう。
目の奥でチカチカと輝き続けるのだろう。
そんな予感があった。
僕が死ぬ日というのが、いつのことかは全く分からないけれど。
見慣れたはずの景色がこうも違って見えたのは、僕の心の在処のせいか。
それとも魔女のあの言葉が、耳に残っているせいだろうか。
満天の星々は、死ぬまでずっと網膜に焼き付いて消えないだろう。
目の奥でチカチカと輝き続けるのだろう。
そんな予感があった。
僕が死ぬ日というのが、いつのことかは全く分からないけれど。