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【後半】根暗「触手魔術なんて……」
593: ◆Q6fo44/dLk 2016/10/04(火) 20:27:52.59 ID:smtXDAcTO
【不良の家】
不良「……」ガチャ
雷博士「不良君…………おかえり」
不良「……おぉ」
雷博士「晩御飯にしようか……お風呂はしみそうだね」
不良「……なぁ、クソ親父……探究家は退魔家に勝てねぇのか?」
雷博士「ん?」
不良「子供の頃からずっとそうだ! 雷魔術使いの癖に! 攻撃特化の魔術を受け継いで来たのに……何でうちは探究家なんだよ!!」
不良「探究家何かじゃ、何も守れねぇ!!」
雷博士「…………ゲートが出来たお陰で、遠く離れた街を一瞬で行き来することが出来るようになった」
雷博士「回復魔術の進歩で救えなかった命を救えるようになった」
雷博士「錬金術師が作る道具は人々の生活には今や欠かせないモノだ」
雷博士「確かに目の前で暴漢に襲われてる人は助けれないかも知れない」
雷博士「アウルベアだって倒せないかも知れない」
雷博士「悔しい思いをたくさんするだろう。 それでも耐えて、魔術を探究しなければいけないんだ」
不良「……何でだよ?」
「未来を守るためさ」
雷博士「不良君には居ないのかい? 明るい未来を贈りたい人は?」
不良「………………今日はもう寝る」
雷博士「おやすみ、不良君」
不良「……」ガチャ
雷博士「不良君…………おかえり」
不良「……おぉ」
雷博士「晩御飯にしようか……お風呂はしみそうだね」
不良「……なぁ、クソ親父……探究家は退魔家に勝てねぇのか?」
雷博士「ん?」
不良「子供の頃からずっとそうだ! 雷魔術使いの癖に! 攻撃特化の魔術を受け継いで来たのに……何でうちは探究家なんだよ!!」
不良「探究家何かじゃ、何も守れねぇ!!」
雷博士「…………ゲートが出来たお陰で、遠く離れた街を一瞬で行き来することが出来るようになった」
雷博士「回復魔術の進歩で救えなかった命を救えるようになった」
雷博士「錬金術師が作る道具は人々の生活には今や欠かせないモノだ」
雷博士「確かに目の前で暴漢に襲われてる人は助けれないかも知れない」
雷博士「アウルベアだって倒せないかも知れない」
雷博士「悔しい思いをたくさんするだろう。 それでも耐えて、魔術を探究しなければいけないんだ」
不良「……何でだよ?」
「未来を守るためさ」
雷博士「不良君には居ないのかい? 明るい未来を贈りたい人は?」
不良「………………今日はもう寝る」
雷博士「おやすみ、不良君」
【前半】根暗「触手魔術なんて……」
1: ◆Q6fo44/dLk 2016/05/19(木) 01:40:05.06 ID:xvzFsfYSO
【魔術学園・2-B】
教師「つまり、他の魔術も訓練すれば使えるようになるが一族ごとに適正があり……」
キンコーンカンコーン
教師「一族ごとに引き継いだ魔術がもっとも効率よく使える。 チャイムだな……委員長」
委員長「起立! 礼!!」
「昼休みだ?」「眠かった」「購買行かない?」
根暗(この学園に入学して二年……僕には)
根暗(友達がいない!!)キリッ
根暗(正確には一人声をかけてくるヤツはいるが……)
オタク「根暗殿! 根暗殿! 一緒にお昼御飯を食べるでござるよ!!」
根暗「えっ、あの……うん」
根暗(僕がこいつに抱いている感情は友情ではなく憎悪である)
教師「つまり、他の魔術も訓練すれば使えるようになるが一族ごとに適正があり……」
キンコーンカンコーン
教師「一族ごとに引き継いだ魔術がもっとも効率よく使える。 チャイムだな……委員長」
委員長「起立! 礼!!」
「昼休みだ?」「眠かった」「購買行かない?」
根暗(この学園に入学して二年……僕には)
根暗(友達がいない!!)キリッ
根暗(正確には一人声をかけてくるヤツはいるが……)
オタク「根暗殿! 根暗殿! 一緒にお昼御飯を食べるでござるよ!!」
根暗「えっ、あの……うん」
根暗(僕がこいつに抱いている感情は友情ではなく憎悪である)