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勇者「魔王倒したし帰るか」
1: NIPPERがお送りします(千葉県) 2011/07/01(金) 10:10:49.16 ID:5Ug8BclXo
勇者「王様チィーッス。勇者ですよーっと」
王様「だ、誰だ!?」
勇者「いやだから勇者だって。ほれ勇者の印」ぺかー
王様「それは確かに勇者のみが持つ……ああ、すみませぬ。あまりにもその……容姿がお変わりになってて」
勇者「あー、痩せたしね。ヒゲとかも生えてるし。何より格好がこ汚いよな。鎧とかドロドロだし臭いし」
王様「い、いえ。決してそのような……」
勇者「無理しなくてもいいって。あ、ごめんちょっと吸わせてもらっていい?」
王様「は? あ、ああ、葉巻ですか? では兵に良い物を用意させましょう」
勇者「いいっていいって。自分のあるし」
王様「そうですか。ところでその……他の皆様は?」
勇者「んー、戦士と魔法使いと僧侶の事?」
王様「はい。お仲間方はどこに?」
勇者「死んだよ。俺以外は全員」プハー
王様「え?」
王様「だ、誰だ!?」
勇者「いやだから勇者だって。ほれ勇者の印」ぺかー
王様「それは確かに勇者のみが持つ……ああ、すみませぬ。あまりにもその……容姿がお変わりになってて」
勇者「あー、痩せたしね。ヒゲとかも生えてるし。何より格好がこ汚いよな。鎧とかドロドロだし臭いし」
王様「い、いえ。決してそのような……」
勇者「無理しなくてもいいって。あ、ごめんちょっと吸わせてもらっていい?」
王様「は? あ、ああ、葉巻ですか? では兵に良い物を用意させましょう」
勇者「いいっていいって。自分のあるし」
王様「そうですか。ところでその……他の皆様は?」
勇者「んー、戦士と魔法使いと僧侶の事?」
王様「はい。お仲間方はどこに?」
勇者「死んだよ。俺以外は全員」プハー
王様「え?」
夏「あっつう……」 男「あなたが原因でしょう」
1: NIPPERがお送りします(千葉県) 2011/07/25(月) 14:08:55.59 ID:aJh7i4EUo
心温まるメルヘンなお話。
2: NIPPERがお送りします(千葉県) 2011/07/25(月) 14:10:09.60 ID:aJh7i4EUo
男「さて問題です。学校が終わって家に帰り、部屋に入ると変な生き物がいました。これはなんでしょう」
?「すかー……」
男「寝てるんですか? 小さい女の子? 羽? ふむ……興味深い」
?「すかー……フゴッ! うぅ……」
男「……メルヘンな生き物が自分のいびきで鼻を詰まらせているというのは、珍しいけれども見たくないものですね」
?「あ……暑い……クーラー……」ピッ
男「ほうほう。クーラーのリモコンを操作して?」
?「すかー……」
男「暑苦しい熱帯夜の夜を演出し、また眠ると。えー、少しよろしいですかそこのあなた」
?「……う……何?」
男「あなたは何者でしょうか? 私自身の妄想で無いとすれば、生物学的な種類などを教えていただけると幸いです」
?「……うざっ」
男「ふむ。えー、コホン。すーこーしーよーろーしーいーでーすーかー?」
?「うっせえ……あれだ、真夏が見せた幻想だよ。理解したら黙れ。決してその幻想をぶち壊すな」
男「つまり私の妄想という事ですか。実に興味深い。私の妄想さんであるという事は、私の内面的なストレスがこういう形を取ったということでしょうか?」
?「非日常に変なベクトルで免疫のある奴ってうっとうしいわぁ……あー、あれだ。夏の妖精だよ。自己紹介終わったし寝る」
男「夏の妖精? 妖精というと、北欧などで言われるフェアリーのような者でしょうか? 言われてみればこの羽や大きさといい納得できますね。しかし夏というのは一体?」
?「ああもう面倒くさい。ほれ、身分証明書。ここ見てみ。書いてんだろ、職業欄に『夏』って」
男「……確かに書いてありますね。しかし何故これは日本語表記なのでしょうか? そもそもあなたは何故日本語を?」
夏「うっぜええええええええええ!! なんなのよあんた!? そこなの!? 違うでしょ!?」
男「理解不能です」
?「すかー……」
男「寝てるんですか? 小さい女の子? 羽? ふむ……興味深い」
?「すかー……フゴッ! うぅ……」
男「……メルヘンな生き物が自分のいびきで鼻を詰まらせているというのは、珍しいけれども見たくないものですね」
?「あ……暑い……クーラー……」ピッ
男「ほうほう。クーラーのリモコンを操作して?」
?「すかー……」
男「暑苦しい熱帯夜の夜を演出し、また眠ると。えー、少しよろしいですかそこのあなた」
?「……う……何?」
男「あなたは何者でしょうか? 私自身の妄想で無いとすれば、生物学的な種類などを教えていただけると幸いです」
?「……うざっ」
男「ふむ。えー、コホン。すーこーしーよーろーしーいーでーすーかー?」
?「うっせえ……あれだ、真夏が見せた幻想だよ。理解したら黙れ。決してその幻想をぶち壊すな」
男「つまり私の妄想という事ですか。実に興味深い。私の妄想さんであるという事は、私の内面的なストレスがこういう形を取ったということでしょうか?」
?「非日常に変なベクトルで免疫のある奴ってうっとうしいわぁ……あー、あれだ。夏の妖精だよ。自己紹介終わったし寝る」
男「夏の妖精? 妖精というと、北欧などで言われるフェアリーのような者でしょうか? 言われてみればこの羽や大きさといい納得できますね。しかし夏というのは一体?」
?「ああもう面倒くさい。ほれ、身分証明書。ここ見てみ。書いてんだろ、職業欄に『夏』って」
男「……確かに書いてありますね。しかし何故これは日本語表記なのでしょうか? そもそもあなたは何故日本語を?」
夏「うっぜええええええええええ!! なんなのよあんた!? そこなの!? 違うでしょ!?」
男「理解不能です」